<SUDとは>

SUD(Single-Use-Devices)とは、1回の医療処置の中で1人の患者に対して使うことを目的とした、使い捨ての医療器具、または、包装を開けて無菌性が侵されている未使用の1回使用のディスポーザブル医療器具です。
日本ではデイスポーザブル器材、シングルユース器材などと呼ばれています。

<SUDの歴史>

1970年代までの医療器材は主にガラス、ゴム、金属などを材料として、繰り返し使われることを 前提として作られていました。これらは丈夫で単純な構造の為、再滅菌や消毒がしやすいという良さがある一方で、医師が手術の中で繊細な治療を施すには限界がありました。
1980年代に入りプラスティック製品が発達すると、医療器材は小さく、使いやすいものに変わりました。そのため医師は患者に与える侵襲を最小限にし、繊細な処置を施すことができるようになったのです。しかし、器材の構造はますます複雑になり、細部まで完全な滅菌・消毒を行うことが困難になり多くの器材はディスポーザブル(使い捨て)として作られるようになりました。
また、エイズをはじめとする感染症が社会的な問題として取り上げられたこともあり、医療関係者の間でさらにSUDの需要は高まりました。

<SUD再使用の問題>

このように医療技術の進歩をもたらしたSUDですが、最近は、多くの病院でコスト削減のため等の理由で使用後に再滅菌され、繰り返し使われるようになりました。しかも、どんな複雑な構造のSUDであっても再滅菌されているケースもあり、それらの器材が完全に滅菌されているか、機能は低下していないか、を適正に判断する基準もないままそれぞれの病院の責任下で行われているのが現状です。

<アメリカの現状>

アメリカでは、再滅菌されくりかえし使用されているSUDが感染のリスクを大いに含んでいること、そして、滅菌の際に使用する化学薬品や高熱処理によって、医療器材の性能が低下する危険があること等 を指摘する声が医療関係者の間で出てきました。 そこで現在FDA(米国食品医薬品局)が、SUDとして販売される器材をひとつひとつ調査し、再滅菌した場合にリスクがどの程度高いのかを分類していく作業を行って、SUDについてのリスクカテゴリを作成しています。
「感染のリスク」と「再処理後の性能劣化のリスク」を加味して、全体のリスクが「高い」「低い」「中等度」というリスクカテゴリに分類され、「高リスク」と評価されたSUDは感染および性能劣化のリスクが非常に高いため、再使用することは認められません。また「中等度リスク」であれば、再使用をしないことが理想的ですが、敢えて再使用する際はあらゆる角度からその安全性の証明を求められます。「低リスク」と評価された場合は正しい再滅菌、再処理方法に従うことで再使用することが認められることになっています。

<日本の現状>

現在日本では、SUDの再滅菌問題について各自が疑問を抱きながらもFDAのような厳しい基準や規制はありません。再処理・再滅菌は医療従事者が各自の判断で行っているのが現状です。
そのため全ての患者に、同質の器材を最善の方法で使用しケアを提供しているかは疑問のあるところです。また個々のSUDの単価が高く、手術手技上新品を使用したくても原価計算で診療報酬に見合わないため、使用出来ない実状という問題もあり、SUDの再処理・再使用に関連する全ての責任を誰が負っているのかも定かではありません。
当手術室ではこのような問題に着目し、外科手術で使用しているSUDの再使用についての見直しをして、ガイドラインを作成することにしました。

 

ってゆーか、いろいろ難しいことならべてみたけど、ようするに「一回しか使っちゃいけないよ。」っていわれてるのに何度も使いまわししてるのよ。SUDって結構高いの。物にもよるけど一個何万円もするんだよ。むかしにくらべて製品の質が良くなってきてるから、1回2回の再滅菌に耐えられるんだよね。もちろんそんなこと本当はやっちゃいけないんだけど、問題はそれをなんの知識もなく平気でやっちゃうことなんです。あ〜コワイ。今日本でそれについていろいろ活動してる、「洪・愛子さん」という人がいて、sasacyuはとても尊敬してるんだけど、夏ぐらいに某医療業者主催のSUDのセミナーに参加して生で洪・愛子さんを見れてかなり嬉しかった。sasacyuのアイドルです。