ウフィツィ美術館
フィレンツェにある美術館と言えば、ダビデ像のあるアカデミア美術館とそして、ウフィツィ美術館の2つでしょう。ここではウフィツィ美術館を紹介します。1559年、当時フィレツェ一帯を治めていたメディチ家の当主コシモ一世は公国の役所(ウフィツィ)を1つの物の中に集める計画を立てた。その建築の構造を託したのがジョルジョ・バサーリであるシニョリオ広場から、アルノ川の広い土地を選び、1565年に「コ」の字形をした建物完成した。その後1580年には、コシモ一世の後継者であるフランチェスコ一世が、自収集した美術品などを陳列するために、改造が行われ、現在に至っている。3階建てのウフィツィ美術館は、2階にデッサンと版画、3階に絵画が収められている。ちなみに、ここに収められている美術品などは、すべて本物!それも、手が届くところにあるため、じっくりと見ることが出来ます。館内は撮影OK(ただしフラッシュ禁止)で、入館料も1000円程度。個人の場合は1〜2時間待ちは当たり前で、団体なら待ち時間はほとんどありません。ゆっくりと芸術品に触れるなら、最低半日は欲しいところです。第2展示室にある聖母の絵です。上がチマブーエの「壮厳の聖母」(1280年ごろ)下がジョットの「壮厳の聖母」(1320年ごろ)チマブーエの作品は、金色の背景や等間隔に配置された天使像にビザンチン画法の名残があるが、人物像の積み重ねながら奥行きを出そうとした試みなどが、ビザンチン画法の改革の兆しが見られる。ジョットの作品は、オンニサンティ教会のために描かれたもので、金色の背景や等間隔に配置された天使像にビザンチン画法の名残があるが、人物像の柔らかな動きと肉感は画期的な描写と言っていいものである第7展示室には、パオロ・ウィッチェロの「サン・ロマーノ戦い」(1450年ごろ)があります。打ち倒された馬や長い槍の描写など、作品の随所に幾何学的なフォームを基本とした大胆な短縮法が使われている。第10−14展示室は、ボッティチェリの作品が収められています。ここは美術の教科書には必ず出てくる作品ばかりです。まずは「ビーナスの誕生」(1485年ごろ)という作品。波の泡から生まれたと言われるビーナスを中心に右側には春が、花のマントを広げています。画像からはわかりませんが、波模様が細かく描かれ、色鮮やかな作品です。そして、もう一つが「春」(1478年)中心にビーナス、一番左にメルクリウス、薄いベールを着た3人の美の女神、ビーナスの右には、花をまいて
いる「春」。一番右側には、ゼピュロス。それに追われているのが、フローラ。ビーナスの上には、目隠しをしたキューピットが矢を射ようとしている構図である。

