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入院コラム

ここでは、暇な入院中に書いた、
私自身の考えを記したコラムを紹介します。
(闘病記とは関係のない内容なので、
闘病記からは除外しましたが、
せっかく書いたんで、
ここに載せときます…)(;^_^A






(入院4日目に書いた日記より)

 これは、私の勝手な感想だが、病院は面白いとろこだと思う。軽い症状 ではなかなか入院できないが、いったん入院してしまうとなかなか退院さ せてくれない。

 こちらの経済的事情や仕事のことよりも、患者の体を治すを第1に考え るのが、医師側の姿勢だ。当然といえば当然だが、いったん入院すると完 治するまではなかなか出してくれない様は、まるで「うなぎとりかご」み たいだ。例えが悪いだろうか。

 ここ近年、医療ミスがマスコミでもクローズアップされている。患者を 取り違えて手術してしまったり、投与する薬剤の種類・量を間違えたり、 確認不足による単純ミスが患者を死なせるなどの重大事故につながってい る。

 最近は、ある病院で、手術経験のない未熟な医者がまるで実験材料にで もするかのように、難しい手術を行い患者を死なせてしまった。結果、若 い医師3人が逮捕されるという事態になったが、これはまだ氷山の一角だ と思う。

 私も今回医療技術のおかげで、治癒を目指せているわけだし、家族も医 者のお世話になり感謝しているが、医療の問題は他人事ではなく、自分の 命にも関係しているだけに、真剣に考えなければならないテーマだと思 う。

 「セカンドオピニオン」といって、主治医以外に、自分の病気の治療計 画を立ててくれるドクターを持つべきだという意見についての特集をテレ ビでやっていた。そう言っても、医者も十人十色。技術・ものの考え方な ど個人差がある。たまたまかかった医者の所見で、ほとんど患者の治療の 方向性が左右されるし、2人のドクターにかかったからといって、自分に とってベストの治療が見つかるはずもない。

 全国名医百人とかいう本でも、実際は医者の宣伝のために自己申告制に なっているなど、評価の基準があいまいであてにはならない。しかも、本 当の名医を知ることができても、よほどのコネとお金がない限り、治療を 受けることは難しい。

 そもそも名医に診てもらってプラスになる場合とそうでない場合もあ る。日本国内では事例の少ない難しい手術を国内で受けるのであれば、当 然のことながら、海外で手術を受けるか、海外での手術経験を豊富に持っ た日本人医師を探すしかない。このような場合は、当然、名医を探すこと がプラスになる。しかし、ここまで飛躍した話でなくとも、私は、第三者 的機関が必要だと思う。

 医者にかかる前に、その人の過去の状況・現在の状況・家族構成などを 徹底的にカウンセリングした上で、行くべき医院を紹介してくれるような 機関だ。病気の種類・程度によって、必要がある場合、ない場合があると 思うが、納得行く治療をうけれないまま、たくさんの病院を転々とし、医 療業界そのものに不審を抱いている患者にとっては、このような機関は必 要だと思う。弁護士のように、相談するだけで相談料が発生するかもしれ ないが、独立した機関とするには、病院と裏で癒着するような体制は取ら ない方がいいと思う。




(入院5日目に書いた日記より)

 病気になって仕事を休むということは、その期間、医療費の出費がある のと、無収入になるダブルパンチだ。最近、医療保険のCMが頻繁に流れ ているが、今回の入院で、そのようなものにも入っておいた方がいいと感 じた。

 しかし、各社の保険の約款には違いがあるので、今回私が受けた扁桃炎 の手術には保険がおりない会社もあるらしい。その辺は、結構、医師にき いてみると参考になる。私が入っている生命保険では、入院5日目からし かお金が出ない。よくできていると思う。病気を治すことがまず先決とは いっても、やはり先立つものは金。とっさの病気のために、きちんとお金 を準備しているならともかく、突然の病気による出費は痛い。

 今回、扁桃腺の治療のためにかかった費用の合計は、ざっと40万くらい になると思う。手術の決断が、病気の再発時となり遅れてしまったこと、 そして腫れている状態では手術ができないため、1度の入院ですべて終わ らないことなどが重なり、医療費がかさんでしまう。

 もちろん、入院期間中や外来で病院に来ている時間は仕事に出れないわ けで、収入がない。もし、この扁桃炎(診断書には、習慣性扁桃炎と書い てある)を一生抱えて再発を繰り返したとしたら、数百万でもきかない損 失となってしまう。これは程度の差こそあれ、他の病気にも言えることだ と思う。
 
 今回、闘病記録を残すことで、これからの生活に役立つはずだ。痛みが とれ治ってしまうと、つらいときのことは忘れてしまいがちだから。昨日 来てくれた友人が、今朝、メールをくれた。病気の怖さを知り、健康のこ とを考えるよい機会になったそうだ。見舞いに来てくれた友人には感謝 し、これから人が病気になって入院するようなことがあったら、できるだ け見舞いに行きたいと思う。

 患者は医学の専門知識があるわけではないので医学的には素人だが、長 い闘病生活を送っている人は、ある意味、病気の博士みたいなものだと思 う。ここ数年、医療ミスがマスコミでとりあげられ、医療体制のあり方、 よい病院の選び方などのテーマで特番が組まれている。医療問題について かかれた本などもたくさん売られているので、これからは興味を持って読 んでみたいと思う。





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