闘うオメメ!  



私の左目は、『水疱性角膜症』 です。
『角膜移植』後に 『緑内障』 になり、現在も治療中です。      体験記はこちら→次のページへ


『水疱性角膜症』 この病気をご存知ですか?
この病気になる原因は、『角膜内皮細胞』 が減少することです。
では、どうして角膜内皮細胞が減少してしまうのでしょうか?
原因はいくつかあり、
眼内手術(手術やレーザーの際に内皮細胞に障害が生じた場合)や、遺伝性の角膜内皮の病気、
角膜内皮炎(ヘルペスなどの感染による内皮細胞の脱落)、その他(強い外傷などが原因)などです。

私の場合は‘その他’になり、原因は 『鉗子分娩』 にありました。

鉗子分娩は、今ではやらない産科がほとんどです。
それはやはり、このような結果が私だけではなかったから? なのでしょうか??
それは産科のお医者様に聞いてみないとわかりませんが・・・。

両親の話では、「鉗子がどこに当たるかお医者様でも手探り状態なのだとか」で、
このように目に当たってしまい、失明になるかもしれない という不安で裁判を起こしても、
当時(昭和40年代)では、医療機関を相手に戦うことは、まだまだ難しいことだったそうで・・・。


《角膜について調べたものをまとめてみました》

角膜は、眼球の外壁を構成して内部を保護する ことと、光を通して網膜に映像の焦点を合わせる作用 があり、
角膜上皮 ボーマン膜 角膜実質 デスメ膜 角膜内皮の 5層構造 からなっていています。

上皮細胞は、1〜2週間のサイクルで細胞が入れ替わる
実質細胞は、コラーゲンとムコ多糖類よりできている
内皮細胞は、一層の細胞シートで、実質側の水分調節をするポンプの役割を果たし、角膜内の水分をいつも適量に調節し透明に保つ

といった機能があるようです。



《水疱性角膜症について》

内皮細胞が 水分の調節 をしている と書きましたが、
この 内皮細胞 が先ほど書いた説明などの原因で、障害を受けて傷ついてしまうと
この細胞は再生能力がないので死んでしまうことになります。
そして、その数が減少し、角膜に水分がたまって “むくんでしまう” のです。
これが、『水疱性角膜症』です。

角膜は白く濁り、水ぶくれのために表面を覆っている上皮がめくれて脱落しやすくなる ので、目が痛むこともあります。
これが、めちゃくちゃ痛い!!!
私は、まばたきでさえも辛い状態 になっていました。

治療は、角膜移植によって、『角膜内皮細胞』を補うことです。
内皮細胞を補うには、『全層角膜移植手術』が必要になります。



《私の場合》

痛みが出たのは、二十歳を超えてからでした。
最初に行った病院では、「どこから痛みが来てるのかわからない」 と言われ、次に行った先でもたいした処置すらされず。
なんか目薬もらったけど〜。 捨てたかも?

もちろん何の説明もなく・・・。 私も、何を聞いていいのかわからず・・・。
そこの病院ではもう一人の医者がいたのに、その医者からも何も言われず。

一体私の目はどうなってしまったのか・・・と落ち込んでいるとき、母から大学病院へ行ってはどうかとすすめられ、
ちょっと家からは離れているのですが、ここらじゃ大きいJ大学付属病院の扉を叩くことにしたのです。
そして、3件目4人目にして、やっと痛みをわかってもらえるドクター(T教授)と出会いました。

そこの病院に行ったときには、「移植しかない」 と言われて・・・“なんか厄介なことになっちゃったなぁ〜”と、漠然と思いました。

移植手術の日が来るまで、ソフトコンタクトレンズを入れて痛みを抑えたり、眼軟膏を使用して “圧迫眼帯” をしてました。
ソフトコンタクトレンズは、1ヶ月つけっぱなしOK のものです。
洗顔で何度無くしたことか。 ちなみに1枚3000円(高いよね?)

それから、
目って、右を動かせば自然に左も動いてしまうでしょ? 
コンタクトを入れる前までは、まぶたの内側に角膜がこすれて、痛くて痛くて。
辛かったです。




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