はじめに  

賢治は元気な産声をあげました。
良かった。元気な赤ちゃん。がんばって生まれてきたね。
我が子が元気で生まれてきたことに対する安堵の気持ちと、幸せを感じました。
まさかこの子が心臓病だとは思いませんでした。

生後3日目に初めて医師から心臓に雑音が聞こえることを聴きました。
信じられない。
こんなに小さな、生まれたばかりのこの子が病気だなんてかわいそう。
賢治の顔を見ると、涙がこらえられませんでした。

生後10日目に病気は心房・心室中隔欠損症と診断されました。
賢治は心室中隔の欠損部分が大きいために肺高血圧症になってしまい、7ヶ月で手術をしました。

100人に1人は心臓に何らかの障害を持った赤ちゃんが生まれるそうです。
心臓病の赤ちゃんは、外出が制限されることがあり、親も家にこもりがちになります。
手術前、賢治も通院以外の外出は止められ、私も家にこもった状態でした。

育児をしていても心臓病の子供を持った親同士でなければ相談しにくく、分かりにくいことも多いです。
このホームページを通して、同じ心臓病の子供を持つ方と友達になりたい。
また、賢治の闘病記録が同じ病気の子供を持った方の役に立てばうれしいと思い開設しました。
ちょっと出だしが暗くなってしまいましたが、
よく笑顔を見せてくれる賢治のおかげで和やかで、楽しい日々を送っています。
私は看護婦なので病気についての知識は多少ありますが、育児は初めてです。
心臓病の子供を持った方、それ以外の沢山の方にも
病気と闘い成長していく賢治と奮闘するパパ・ママの記録を読んでいただけるとうれしいです。