腰痛

腰痛にはもちろん原因がある。
最も多いのが腸の機能低下による腰椎両脇の筋の腫れ、または凝りによるものだ。
便秘気味の人は左側の腰が痛み始める。そして下痢気味の人は右側の腰が痛むのである。

これは腸の位置によるからである。下行結腸からS字結腸そして直腸と大便が詰まってくれば
左側の腰が痛んでくる。それと同時に、右側の脹ら脛が固くなり、腸の機能低下が始まるころ
になると、明け方痙攣を起こしたりする。
腰椎の左側の筋が腫れるので太くなり、太くなるから短くなるので(筋の容積は一定だからであ
ろうと考えられる)仙骨を引き上げてくる。一度にぐっと引っ張られれてしまえば、勢いぎっくり
腰になってしまうときもある。この左側の筋が引き上げられるには、大腸機能低下だけでなく、
左側腎臓機能低下、膵臓と脾臓の機能低下が考えられる。肩胛骨下からまるでかまぼこを貼
り付けたように、左側だけが盛り上がっている人は、仙骨も全体が引き上げられるばかりでは
なく、左が上がって右下がりとなり、それに伴って、尻の肉はそそり上がり、左に持ち上がり、
けつまがりとなってしまい。歩くときも、友人達から曲がって歩いてるように見えると指摘された
りする。
腎臓機能低下が急激だと、視力が落ちてきたり、かすんで見えなくなったり、斜めに切れて見
えたりする。
そして腰が痛くて歩くのもつらくなってくる。

椎間板ヘルニヤ
是こそ、人類最古のお友達だといわれる、ぎっくり腰である。最近では、圧迫骨折などというの
で、家の息子は腰を折ったのですが、一週間で働きに出ましたなどという人もいて驚かされる。
もし腰の骨をばっきり折っていたら、死ぬか、緊急手術か、過半身不随であろう。それを紛らわ
しい言い方で対処するから困るのである。

 ぎっくり腰というのは病名にならず保険がきかないからだろうと勝手に勘ぐっている。
正確には腰椎間板ヘルニヤであり、ヘルニヤは脱腸もそうである。つまり飛び出るという意味
と理解できる。だから単にこのごろ、私はヘルニヤを持っているといっている人が多いが、間
違いである。

腰椎の間接の中にある、MDディスクのような椎間板が腰椎にゆがんだ力が加わってしまっ
て、弓なりになってはじき出された格好になり、腰椎の外の神経に触った瞬間に激痛が走り、
動けなくなってしまうのである。是がぎっくり腰である。

頸椎で是が起これば、もちろん頸椎間板ヘルニヤである。胸椎では曲がりが少なくできている
のでほとんどないといえる。

腰椎の4番5番の間が最も起こり安いのだ。そこが身体の中で、一番深く曲げられるようにな
っているからであろう。
5番したと仙骨のつなぎ目に痛みが走ると、仙骨際に痛みが生じ、それが、座骨神経に届き、
膝裏のひかがみ(膕)が痛み出し、外くるぶし上からすね半分くらいに痛みが出る。また、股関
節が痛み出す。そうなると足一本動かすのも痛くなり、切り捨てたいほどの辛さが仙骨を通して
腰に伝わってくる。是を取るには、原因の根本を絶つしかないのである。

腰痛はケツ曲がりになるのだよ。
腰痛が起きるということは、腰椎を歪みの力で引っ張り、それは尾てい骨まで続いているので
あるから、仙骨が偏って引き上げられている人が多い。
そうなると、片方のケツが引き上げられてしまい、足まで短くなったような錯覚に陥るほど寝そ
べってみるとケツ曲がりになっているのだ。これは、腰椎から大腿骨前部まで骨盤の中を通っ
ている大腰筋の凝りによる引き締めが大きな原因である。この筋肉は、お肉ならフィレのことで
ある。是の凝りを取るのは相当痛いが、ほとんど一回でケツ曲がりは治ってしまうのである。
全くテアテ・マンドールの技はすごいのだ。

肝臓が機能低下を起こしていても腰痛が酷くなり歩行困難やまっすぐ立てなくなる。
85才のフランス人の男性は、腰が立たなくなり歩くのもやっとで、外にも出れないのだった。朝
からワインとウイスキーの交互飲料の毎日であった。
 彼の息子は外科医であったが、原因をつかめず治療できないでいた。そこへテアテ・マンドー
ルを験したいという紹介があって、私は出かけてみた。左手を見ると肝臓がかなり機能低下を
起こしていた。俯せにさせてみると、肝臓の裏がもっこりと腫れ上がっていて、是が腰から仙骨
を引き上げていた。そのため腰がまっすぐに伸びないので、立つのも大変だったのだ。
だから腰掛けて呑むばかりの毎日であった。
全体をテアテしてみると肝臓のあたりの腫れが引き、立ち上がることが出来た。二日目は本人
がいなかったので、怪訝な顔していると、すぐ戻ってきて、久しぶりにたばこを買いに出られた
と喜んで戻ってきた。三日目には両手を床まで着けて見せた。ラジオ体操のように脇を丸めて
身体を曲げると背骨全体がぼきぼきと小気味よい音をならした。
酒と健康とを選ぶのはあなたですよと忠告して、終わった。
彼の息子は、日本から来た人がたった三日で歩けるようにしたというので、是非その技が見た
いと伝えてきたのだった。

膵臓が急激機能低下でぎっくり腰で倒れてしまった。
彼は27才。結婚したばかりで腰の使いすぎだからではなかった。もう数日も動けないで、おっ
かさんが寝そべっている息子の金玉をつかみだして小便を溲瓶にさせていた。
 大病院へ連絡すると、二週間も寝ていれば治るでしょうから来ないでくれという冷たい仕打ち
であったそうだ。それはそうだ。痛がるだけで、手の施しようもなく、検査検査や薬漬けでもうけ
ることも出来ないし看護婦に手を焼かせるだけの儲からない患者は来てもらいたくないのだ。

 そして鍼を打ってもらってもっと動けなくなってしまい、彼の父親からの緊急要請であった。
 朝一番で行くと、嫁とおっかさんがおろおろしていた。

 寝そべっているのを見ると、膵臓のあたりが異常に腫れていた。甘い物が好きなのかを尋ね
ると普段はそうでもないが、数日前に七個のケーキを一度に食べてしまったと言うのであった。
血中糖度が急上昇し、若いので何とか対応しようと膵臓ががんばってしまったのであった。た
めに腫れ上がり仙骨まで引き上げてしまい、ぎっくり腰で倒れたのであった。このときも一回で
立ち上がり、二回目で普通に座れ、三回目をだめ押しして、会社に復帰したのだった。

腰痛はくしゃみでもなる。
くしゃみを二回してぎっくり腰になった人が多い。それはぎりぎりのところまで腰へ歪みがかか
っていて、あたかも零度以下になっても凍らない水に軽いショックを与えるとびびっびっと一度
に凍ってしまうのと似ているのだ。
 私の古い友人は、早朝寝台の中から電話してきて声も絶え絶えにテアテ・マンドールを要請
してきたのだった。彼は美容師で年末の予約をこなすのに連日立ちっぱなし中腰のしっぱなし
だったのだ。是も二度目には歩き出し終わるとお茶を入れてくれ、三度目で現場復帰だった。
まさか年内に復帰できるとはと喜んでくれたのだった。

腎臓障害でも腰痛は酷くなる。
仕事の姿勢で腎臓を圧迫していて、徐々に機能低下を起こし腰痛になる。お医者様達は、腰
痛は筋肉と骨に問題があるんだというが、筋肉はスジを支えていて、延びたり縮んだりして当
たり前である。スジが疲労してどんどん固く太くなり、太くなれば短くなるので骨の並びにゆがん
だ力がかかってしまう。丁度ラケット二枚でピンポン球を挟んだ状態を想定してみよう。中心に
あれば安定しているが、どちらかに歪みの力がかかれば、玉は反対方向へと移動して行き、
ついにははみ出て飛び出してしまうのだ。このピンポン玉が椎間板なのである。

靴が合わないのに無理して歩き続けているといくらか腎臓に圧迫が行き、腰痛が生じる。
靴の片方だけに、敷物を入れて歩いて、わずかなビッコを引き続けているうちに、腎臓機能低
下を招き酷い腰痛に悩まされることがある。
腰痛には注意がいるのだ。その原因を探り出し、歪みの根元を見つけて取り去ることが
何より大切だ。診断力のある人に出会うかが救われるかの分岐点であろう。


腰痛は目玉も痛くなるのだ。
中学二年生の男の子が夜になると、目玉が痛いと訴えて泣くというので、親は大いに心配し
て、とりあえず脳外科に連れて行き、縦横斜め切り刻んで写真を撮ってみたがどこも悪くないと
いうのだった。しかし毎晩の訴えに、この子は気が狂ったんじゃなかろうかえっと思うほどだっ
た。
 名古屋の私の弟子のところに相談があったので、電話連絡してきたのだった。それは腰が
悪くて仙骨が歪み、仙骨の歪みが蝶形骨に歪みを与えてしまい、目玉も載せている骨がゆが
むのであるから、微妙に力が眼球に働き、痛みとなって、眼玉の奧が引き込まれるような感じ
がしてくるのだと教えて、腰の凝りをほぐしてあげたのだった。
次の日親子で菓子折を持ってきて挨拶をしたというのである。一回でとれてしまったからだ。

便秘が腰痛の原因にもなっている
便秘は苦しいものだ。一口に便秘と言っても、結構複雑である。中にはポリープ
が出来ていて、蓋になってしまい数日も出なくなって困り、やっといくつかめの病
院で、癌に成りかかっているなどと発見されたりすることも多いのだ。
トイレに座って力一杯力んで便を出そうとするが、ついにはおなかの筋肉が痙
攣してしまう人もいるのだ。便を出したかったら、力んで早く出そうとしないで、
楽になって、大腸と直腸の自然におまかせするという気持ちになり、静にに腹
式呼吸に切り替えて、おなかを膨らましたりへこませたりしてゆったりとしている
と、するすると便が出やすくなる。
験す価値あり。
090−3606−4239


便秘のために、左腰が痛くなってくる。そしてなんとそこのスジが太く固くなって
きて縮み上がり、仙骨を引き上げてしまうのだよ。

戻る
戻る