肉体を鍛え上げた果てに何があるのか・・・健康診断でC判定になってしまった男の悲しい物語

 

〜 ナレーション 〜

生まれつき※病弱で病気ばかりしていた。母親の母親(以下ばーちゃん)からこの子は早く死ぬかもね

と言われていたらしい。

※病弱で病気しない人はいません。

 

スイミング

 

社会人になってからわりとすぐ太り初め、精神的にもだれてきたのでスイミングを始めた。

約7年ぶりのカムバックだった。50メートル続けてクロールしたら息があがってしまった。

まずいこれが今の俺かと危機感を強烈に感じた。

高校時代水泳部に所属し、バタフライで県大会に出場した経験もあるだけにショックでかい。

そこで週に2回必ず近所の市民プールへ通うことを勝手に誓った。

まずは泳ぐ前にちょびっとだけきついメニューを決めてから泳ぎ始める。

たとえば25mを45秒サイクルで10回とか。一日のノルマを1000mとした。

俺はノルマという言葉によわい。

最初は1000mとにかくやるという使命感だけでやった。さすがに500mあたりから腕が

※パンパンになり90度以上曲がらなくなる。高校時代にもこんなにパンパンになった事は

ないかもしれない。今回俺は無事にスタート地点に戻れないかもしれないと溺死を予感

しながら特攻隊の出撃シーンを彷彿させるような場面が時折見られた。

そんな生活が続くとさすがに体が引き締まってくる。トイレに入って便座に座った時に

シャツをめくってみるとまるで理科室の標本のように体に筋がたくさん浮いていた。

さらにそんな生活が続くと1000m楽勝で泳げるようになってしまい、筋肉はそのままで

上にふわっと脂肪が乗るようになって体重が増加してしまいレスラーっぽくなってしまった。

レスラーのまま現在にいたる。みんな俺のことわりとデブだと思っているけど筋肉もちゃん

とあるって事を信じてくれない。

前置きが長くなったが鍛えすぎて肺が発達肥大してしまい、職場の健康診断でレントゲン

の結果C判定となってしまった・・・・

※パンパンとはたぶんFカップくらい