退院、自宅治療(イレッサの服用)
11月21日
朝食後イレッサ服用7日目。特に副作用を感じることはない。
午後徒歩でハローワークへ出かけ傷病手当金申請と再求職申し込み。失業給付及び傷病手当金の認定を受ける。
傷病手当金申請の書類では治療継続となっているが、通院治療が可能で退院時看護計画では職場復帰に制限なしとなっていることから、再求職可能となったもの。
夕方姉、次兄に電話で退院を報告。
11月22日
朝食後イレッサ服用8日目。副作用を感じることはない。
アメリカンファミリー、日本生命へ入院給付金支給申請の書類をまとめ郵送する。
52日分の申請が可能で、がん保険加入済みで本当に良かった。しかし身を削って貰うと考えるならば寂しい限り。
今日は結婚記念日。家に戻れたことにほっとする。
11月25日〜26日
朝の痰で少し血液が混じっている。しかしその後の痰ではその様子がないことから、どこから出血しているか。副作用とは考えにくいが。朝食後イレッサ服用11日目。
26日朝の痰に血が混じっている。しかし朝一番のみの現象であり、注意深く観察する必要あり。イレッサ服用12日目。
肌が少しかさつく感じあり。鼻が乾き、耳の下が少し痒く発疹か。これが副作用か。
再求職後の活動としてハローワークに徒歩で出掛け仕事探し。
11月27日
朝食後イレッサ服用13日目。鼻が乾く感覚に変わりはない。血痰はおさまった様子。
8時息子の運転で長野・横倉に向けて出発、12時30分到着。
早速玄関上の屋根を調べ、痛んだ箇所の板買い出しに。途中雪模様からタイヤをスタッドレスに購入交換。
夕方買い物を終え自宅に戻り、温泉に出掛ける支度をして湯田中クアハウスへ。温泉から出た時にはすっかり雪に。
Tさん、Aさんには元気になった挨拶を行う。お土産のお返しにTさんからはリンゴと柿、Aさんからはリンゴと野沢菜漬けを頂戴する。皆さんに感謝一杯。
11月28日
朝食後イレッサ服用14日目。鼻が乾き鼻をかむと少し血が混じる。
よく晴れているが、屋根の雪が解けるまで補修の作業できず。その間外にある水道管に新たな断熱材を巻き、ガムテープで止める。
午後屋根の雪が溶け作業開始。瓦を外し腐った横板を取り、新しい板をはめ込む。板と屋根瓦の間には杉の皮が敷き詰めてあるが、今回の改修で防水シートを間に挟む。補修は2箇所。これで暫く様子を見る。作業完了で16時横倉を出発。
途中遅い昼食を食べ帰路へ。20時自宅着。往路、復路とも長男の運転で安心。
保険会社より入院保障の支払い通知届く。これからの治療費補助の原資となる。失職中の身には大変ありがたい。しかし身を削って得た金額に複雑な想い。
12月3日
朝食後イレッサ服用19日目。鼻の粘膜乾燥した感覚変わらず。鼻をかむと血が出る。
午前名古屋のHさんより病気見舞いの電話を頂戴する。元気と告げたものの病名については告げられず。オパもバーバも元気な声であり、一度名古屋へ尋ねたいもの。
午後池袋へ花びら茸を購入に出掛ける。一瓶9500円。アガリスクより効くことに期待。
12月4日〜5日
朝食後イレッサ服用20、21日目。鼻の粘膜乾燥した感覚変わらず。鼻をかむと少し血が滲む。鼻の頭ににきび。これも副作用か。
8時05分ハローワークへ。8時40分窓口へ書類提出。8時45分認定終了。早い時間であるが喫茶店でコーヒーブレイク後ウォーキングに出発。柴崎体育館経由根川緑道を上流へ。中央線を越え駅方面に戻る。
今朝の朝日、毎日ともイレッサの副作用死が81人に増加したことを掲載している。だからと言って止める訳にはいかない。明日の診察で先生と話しをしよう。
12月6日
朝食後イレッサ服用22日目。状況変わらず。
8時10分徒歩で病院へ。9時よりレントゲン撮影と採血。診察予約時間は11時30分のため、喫茶店でコーヒーブレイク。
診察は遅れること2時間。13時30分より始まる。U医師も多くの患者を抱えて大変。
今回のレントゲン写真と10月30日撮影分を比較。心持ち薄くなったかの印象。ほとんど変化なしか。やはりCT像で比較せねば分からない。
血液検査の結果、異常な数値は出ていないとのこと。副作用として鼻の粘膜が乾燥して出血する、鼻の頭ににきび、口の端が切れた等を伝える。
次回診察は20日9時30分より。イレッサ錠は院外処方箋として近くの薬局で購入を予定するが未入荷で、別途メーカーより取り寄せ郵送してもらうこととした。
12月10日
朝食後イレッサ服用26日目。状況変わらず。
午前中図書館にて新しい本を借用。日陰にはまだ雪が残っている。今日も寒い。
鼻水は変わらず。鼻の粘膜が痛く鼻をかむことにも要注意。
70会忘年会でメンバーと久々の宴会。Yさんも元気で安心。Kさんはリュウマチと診断されたとか。皆ガタがくる年となったと言うことか。
12月14日〜15日
朝食後イレッサ服用30〜31日目。鼻の状況は変わらず。
退院報告と状況説明に横須賀へ出かける。母、長兄へ状況報告。腫瘍は現状維持であり、進行止まっているのは良い状況。長い付き合いとなると話す。
兄貴料理の刺身(すずき、イカ)に舌鼓をうつ。新鮮でとっても美味しい。
15日姉と電話で話す。退院にほっとした様子。夕食潮汁とすずきのソティー。潮汁は口の中が滲み口内炎のはしりか。
12月16日
朝食後イレッサ服用32日目。鼻の状況は変わらず。
10時30分過ぎ久々にウォーキングに出かける。新座平林寺まで休まず3時間、その後新座駅まで30分。途中行列のラーメン屋で昼食と思ったが10人ほど並んでおりパス。家に戻り報告するとなぜ並ばなかったと非難。次回に期待。
平林寺までの3時間は久しぶりに快適であった。
イレッサ副作用の状況を整理しておくと、
1.鼻の粘膜乾燥しており、鼻をかむと血がにじむ。内部は引き攣れた感じがする。
2.口の周りには5つほどの吹き出物。
3.口の端は切れた症状が治らず。
4.熱いもの(味噌汁等)を入れると口の中が滲みる。口内炎の症状。
どれも不愉快であるが深手ではない。ここでイレッサを止めるわけにはいくまい。
12月20日
朝食後イレッサ服用36日目。状況変わらず。
昨日から今日にかけイレッサ副作用の記事大きく取り上げられている。既に死者94人とあるが、今後の適用に不安。
8時前自宅を出て病院へ。徒歩で病院着8時45分。早速採血を受け、更にレントゲン撮影。9時30分より診察。血液検査結果は栄養的数値が下降気味であり、食事取れていないかとの質問あり。しかし毎回美味しく食べられており、数値低下は疑問。次回まで様子を見ることに。レントゲン検査結果は腫瘍の影が少し薄くなった感触あり。前回と同様であるがCTで見ないと分からない。1月後半のCT検査に期待。
イレッサの記事について先生に服用中止されることの不安を伝える。先生の見解はそのようなことにはならないだろうとのこと。次回診察は1月10日。
10時30分診察を終えてハローワークへ。1時間ほど求職活動を行い帰宅。
12月23日〜24日
朝食後イレッサ服用39〜40日目。
11時過ぎラグビー東芝府中応援のため秩父宮ラグビー場へ。リコーvsワールド、東芝vs神戸製鋼の試合を楽しむ。非常に面白いゲームであった。
夜少し熱っぽく早々に就寝。鼻の粘膜が乾き一部が切れて引き攣れた感覚は薄れてきた。少し軽くなったか。
24日終日ホームページ作成勉強。
12月25日〜26日
朝食後イレッサ服用41〜42日目。症状変わらず。
25日姉の習作展見学のため大船の自宅へ尋ね状況報告。大船駅にて久々に鯵の押し寿司(普通、高級)を購入。自宅で食べるが普通品が美味しい。食べ始めてから前もそうだったと思い出す。大船駅より自宅までジャスト2時間。新宿経由は早いとの印象。
夕刊にはイレッサ服用した副作用で124人死亡の記事あり。これからは4週間の入院が必要なこと、処方する医師が限定されるとの記事あり。センセーショナルな記事に服用が制限されることが怖い。今はイレッサが頼りなのだから。
26日副作用が少し軽くなった感じはする。慣れか。
12月27日
朝食後イレッサ服用43日目。
11時過ぎ奥信濃スキーツアーに向けS君の車で出発。今回同行してくれるのはS君とお嬢さん一人、O君とお嬢さん二人。途中信州中野で買い出しを済ませ16時前横倉入り。天気は吹雪。夕食は焼肉を皆でもりもり食べる。
夜Yさんよりリンゴ、リンゴジュースの差し入れあり。Aさんからは野沢漬けを頂戴する。皆さんに感謝。
12月28日
朝食後イレッサ服用44日目。雲ひとつない快晴。昨日の吹雪がうそのよう。
10時過ぎ夜間瀬スキー場着。午前中はMちゃんにスキーを教える。3本も滑ると慣れたのか結構うまくボーゲンで降りてくる。午後はO親子ペアで滑走開始。
Aちゃんも順調に滑り始め、S家Mちゃんは経験者でスピード豊かに格好よく滑る。
17時30分頃遠見の湯にてY一家と合流。夕食は豪華寄せ鍋。
12月29日
朝食後イレッサ服用45日目。外は吹雪。
子供用スキーを蔵から出す。Aちゃん、Nちゃんは3点(スキー板、ビンディング、靴、ストック)OK。Mちゃんには靴とストック。
10時夜間瀬スキー場着。早速Nちゃんをコーチ。一本目から去年より調子良い。
ゲレンデは吹雪で寒く、11時30分昼食に。午後各家族それぞれが滑る。子供たちも随分じょうずに滑るようになった。
Aちゃん、Mちゃんはゲレンデを直滑降。ゲレンデの暴走族。
16時露天風呂に入った後帰宅。18時30分豪華チゲ鍋の夕食。
12月30日
朝食後イレッサ服用46日目。天気は快晴。
朝食後に部屋片付けと掃除開始。Yさんよりあんころ餅とやまいも餅の差し入れあり。とっても美味しい。
11時15分横倉スタートして帰京へ。イレッサの副作用か手足のひび割れが痛い。
15時45分自宅到着。夜フコイダン飲むが今日で品切れ。
12月31日
朝食後イレッサ服用47日目。鼻の粘膜が乾燥する違和感は薄れてきた。
この一年間は本当に大変な一年間となった。それでも家族無事に年越しを迎えることに感謝せねば。
年越しソバをじっくり噛みしめながら食べる。
今日から昼、夜花びら茸(スプーン1杯)、キトサン(6錠)を服用
1月1日
曇り空。朝薄日の太陽に向かって病気快癒を祈る。朝食時に今年はとうちゃんが一番がんばる年になると宣言。お雑煮をたべてイレッサを服用。48日目。
足のひび割れが痛いが歩くに不自由はない。午後実家へ移動し17時前到着。母、長兄、姉、おい、次兄に現状を報告。おせち料理、刺身、海老フライと雪中梅に舌鼓。
1月2日
昨日は随分と寝汗をかく。
母手作りの雑煮に舌鼓。イレッサ服用49日目。手足のひび割れはだいぶ良くなってきた。
午後姉一家が訪れる。12人の大所帯。皆健康で元気な姿が良い。
鼻内部の乾燥した違和感はほとんどない。セキタンは本当に軽くなった感じがする。
1月3日
昨日も随分と寝汗をかく。
母手作りのお汁粉が美味しい。イレッサ服用50日目。
随分と寒い。箱根雪との報から早めに横須賀を出発することに。10時過ぎに出発すると、11時半頃武蔵小杉駅で雪。
14時前自宅着。足の痛みも随分薄れた。
1月7日〜9日
朝食後イレッサ服用54〜56日目。体調は良い。昨日歩いた足の痛みもない。左足のひび割れ回復もう一息。顔の吹き出物は変わらず出ている。口端の割れは続いている。
8日夜体重計に乗ると75kg。入院前から5kg増に。
9日午後ハローワークーへ認定手続きに徒歩で出かける。次回(1月30日)で失業手当の支給も終了。体調は良い。口端の割れも回復方向。
1月10日
朝食後イレッサ服用57日目。
8時15分診察のために自宅を徒歩で出発。9時15分採血。9時30分レントゲン撮影。
12時頃より診察開始。先生に体調は良いと報告。先生から血液検査の値は前回検査時より良いとのこと。ヘモグロビン値、たんぱく質関連の数値も良いとのこと。前回栄養不足気味との診断は何だったのか。レントゲン撮影の結果は10月31日撮影のものに比べ腫瘍は小さくなっているとのこと。ただし詳細はやはりCT映像によって判断しようとのことになった。
CT撮影は1月23日。次回診察は1月31日。イレッサは14日分を提供され不足分は23日に再申請。小さくなっていることを祈るのみ。
1月13日
朝食後イレッサ服用60日目。
今日は娘の成人式。20歳のお祝いに感慨深いものあり。私もがんばらねば。
母誕生日87歳。姉誕生日61歳。
1月14日
朝食後イレッサ服用61日目。
9時30分玉川学園に向かってウォーキング開始。11時中河原を過ぎて関戸橋を渡る。
12時永山先のオートバックスにて一休み。多摩市から町田市に入ると随分と田舎の風景となる。歩行者もあまりいない。13時過ぎ鶴川街道金山のデニーズにてコーヒーブレイク。14時前鶴川駅を左に見て玉川学園方面に歩き出す。途中踏み切りをわたり和光大学を過ぎるが行き止まり。少し戻って急坂を上り幅の狭い尾根道に出る。暫く行くと玉川大学の構内に入っている。正門から玉川学園駅を通り昭和薬科大学へ。
14時30分校舎に到着。遠かったが充実感あり。
今年チャンスがあれば東海道五十三次ウォーキングも考えてみたいが。
1月16日
朝食後イレッサ服用63日目。日鼻の頭の吹き出物薄くなる。AM映画「夜を賭ける」を見に新宿武蔵野館へ出かける。評判通りの元気が出る映画。猥雑な中に妙な悲しみを感じる。
昨夜ふと目を覚まし、あとどの位生きられるかと考えた。慌てて本を読み眠気を誘う。
1月20日
イレッサ服用67日目。9時高田の馬場に向かってウォーキング開始。2時間で五日市ー青梅街道合流点、3時間で早稲田通り合流点、4時間で中野ブロードウェイ北へ、5時間で高田の馬場。更に30分歩いて14時30分早稲田大学西門到着。5時間30分の行程であったが充分に満足。
1月23日
イレッサ服用70日目。雪から雨に変わる天候の中を病院へ。14時30分少し早いがCT受診の書類を窓口へ提出。
14時50分CT撮影開始。通常時と造影剤注射後について撮影を行う。31日に結果について先生と話し合うが小さくなっていることを願うのみ。
1月24日
午前中イレッサを受け取りに病院へ。風が非常に冷たい。夜仲間と久しぶりに情報交換。IT産業の厳しい状況にがんばれとエールを贈る。
1月28日
イレッサ服用75日。10時ウォーキングへ。ゴールを二子玉川に定め国分寺、武蔵小金井を経て野川へ。歩き始めてまもなく、川の両側は芝生の原っぱと木立が続く(武蔵野公園、野川公園)。町並みが見えない風景は日本離れしており素晴らしい。徒歩2時間で野川傍の地球屋で鴨南ソバの昼食。昼食後歩き始めてすぐカワセミに出会う。羽は青、胸毛は薄い茶色、くちばしはすらっと長く全身がとても鮮やか。更に15分ほど歩き再度カワセミに出会う。じっと眺めていたらいきなり川の中へジャンプ。素晴らしい光景にしばし感激。更に歩き続け京王線、小田急線を通過、15時無事に二子玉川駅に到着。歩きやすく、気持ち良い景色を堪能。
1月30日
イレッサ服用77日。体調に変化はないが、口の周りの吹き出物は相変わらず消えていない。
8時過ぎ失業給付認定のためハローワークへ。今年一番の寒さもありバスで移動する。今回が最後の認定で、これからハローワークへ通うこともないだろう。戴いた給付金は当面の治療費に充当する。明日は診察であり状況好転に期待大。
1月31日
イレッサ服用78日目。9時過ぎ立川病院にてイレッサ治療効果を前回CT(11月12日撮影)と今回CT(1月23日)で比較。
左肺の二つの丸い腫瘍は繋がった瓢箪形になり、大きさは半分以下で薄くなっている。右肺の腫瘍(転移したと思われる)も小さく薄くなっている。更にがんの進行状況を判断する腫瘍マーカー値も小さくなっており、イレッサによる治療効果が充分に感じられる結果となった。先生から大変良い結果であり、更に治療を続けましょうと言われた時は本当に嬉しかった。
先生には「肺がん闘病記」としてホームページを立ち上げた旨報告し一度訪問を依頼。CT写真についても治療の状況報告としてホームページ掲載が可能か判断をお願いし、許可が下りれば別途掲載したいと考えている。
診察後直ちに女房と子供達に電話報告。女房の良かったねの明るい声に思わず声が詰まってしまい、「うん」と答えるのが精一杯であった。次回診察は2月14日。
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