異変に気づき、診察、検査入院、告知まで

7月24日〜29日
素潜りツアーのため横須賀入り。
26日より荒崎にて素潜り開始。27日素潜りの際に右胸に痛みを自覚。28日潜る際の息継ぎに右胸が苦しい。
29日ツアー終了し自宅へ戻る。夜右胸が咳で疼く。いやな予感。

7月30日
市内の内科にて診療を受ける。右胸が痛い症状を伝えたところ、すぐにレントゲン撮影。先生より影らしきものがあり、CT検査要とのことで立川病院の紹介状を戴く。
家に戻り右胸に影が有るようだと妻に伝える。

7月31日
紹介状を持ち立川病院にて診療。症状を伝え早速レントゲン撮影を行う。結果は一週間後に判明。また採血も実施。

8月7日
立川病院にて7月31日レントゲン撮影の結果報告を受ける。肺に明らかな影が写っており、CT撮影の指示(8月22日)を受ける。不安。採血を行う。

8月22日
立川病院にて9時より胸部CT撮影。5分程度で撮影完了。

8月29日
立川病院にて診察。
循環器担当のS医師より、肺に腫瘍の疑いありと指摘を受ける。
良性/悪性判断及び転移検査のため早急に入院するよう指示あり。採血受ける。また喀痰細胞検査/培養のために3日分の痰をため提出するよう指示あり。
自宅に戻り結果報告。女房、長女とも大きな衝撃を受けた様子。煙草をもっと早く止めるべきだったと言われても今さらしょうがない。息子は西日本ドライブツアーにて不在。
本人は冷静になれと自ら言い聞かせている。

9月1日〜2日
テレビにてガン細胞の増殖をモズク、メカブに含まれる「フコイダン」が抑える作用ありと紹介。
9/2日3日間痰を溜めた喀痰検査用容器を立川病院へ提出。提出後立川にてモズク購入。魚屋さんでは既に前日の記事で宣伝。張り紙の下には沢山のモズク。この反応は素晴しい。

9月5日
9時15分長男に立川病院まで送ってもらい10時入院手続き。妻同行。
午後早速心電図及び胸部レントゲン撮影を行う。これからの検査内容、スケジュール良く分からず不安。
夜担当医師と顔合わせ。先生に検査内容及びスケジュールを提示して欲しい旨依頼。血糖値高いとのことで毎食前及び就寝前検査指示あり。また先生より気管支鏡検査説明と許諾署名のため、家人同席のもと明日説明したい旨の依頼から、妻同席で6日18時頃より説明を受けることとした。

9月6日
先生より検査内容、検査日が入ったペーパーを戴く。ありがたいが虫食い状態(予定日未定)であり、こんなもんかと少しむっとする。検査内容は16種類。以下の通り。
「1.心電図」、「2.負荷心電図」、「3.肺機能検査」、「4.レントゲン」、「5.動脈血ガス分析」、「6.腎機能検査」、「7.肝機能検査」、「8.心エコー」、「9.腹部エコー」、「10.腹部CT」、「11.頭部CT」、「12.気管支鏡検査」、「13.喀痰細胞診/培養」、「14.胃内視鏡検査」、「15.注腸」、「16.骨シンチグラフィー」
朝食前に喀痰検査用に痰を提出。
午後負荷心電図、肺機能検査、腹部/心エコー検査、頭部CT受ける。
 ○負荷心電図・・・3分間3段の階段を昇降し心電図を採る。
 ○肺機能検査・・・肺活量測定。測定の結果4800ccあり。昔もこの位だったような気がする。若いかな?
 ○腹部/心エコー・・・ゲル状の薬(?)を腹部、胸部に塗布してエコーを取る。ぬるっとして気持ち悪い。
 ○頭部CT・・・転移検査。撮影後新たに造影剤を注射して再撮影。造影剤は注射後20秒程度で体内を回るとのこと。ま  た注射時背中が熱くなるとの指摘があったが、本当に熱く感じたのにはビックリ。人間の身体は良くできている。
18時過ぎ先生より気管支鏡検査の方法について女房ともども説明を受け、承諾の署名を行う。U医師は翌週夏休みで、引継ぎはS医師(診察時にお世話になった先生)。
翌土/日曜日は検査予定もなく19時頃長男に迎えに来てもらい帰宅。腕の認識票が何とも痛々しい。

9月7日〜8日
自宅にて過ごす。健康雑誌購入。早速フコイダンについてチェック。該当商品をインターネットで調べ立川国民ドラックにあることがわかる。8日立川へ購入のため出掛けるが品切れ。予約の結果火曜日入手予定。
胸の痛みは大して無い。

9月9日
長男に車で送ってもらい8時10分病院入り。
腎機能検査のため尿を24時間採取(8時45分より翌日同時刻まで)。
10時10分腹部CT検査。造影剤無しの撮影と造影剤注射後の撮影あり。

9月10日
食事前に喀痰検査用に痰を提出。
今日午後の気管支鏡検査に向けて9時15分点滴開始。朝・昼食抜きによる脱水症状回避と異変発生時の血管確保とS医師より説明を受ける。
13時40分頃病室より点滴器具をぶら下げながら新館の内視鏡検査室へ車椅子にて移動。少し気恥ずかしい。
13時50分いよいよノドに麻酔開始。肩に筋弛緩剤注射。麻酔後気管支鏡の挿入開始。若干むせる症状出るが以外とスムースで苦しくない。生検採取後の洗浄でむせた際に少し苦しいと感じたが、胃内視鏡とあまり差異はなかった。
これは担当医師のテクニックも大いに関係はあり。S医師のオペレーションに感謝。14時30分頃病室に戻る。
15時30分頃女房来院。内視鏡検査の状況報告。フコイダンを入手したため、S医師にこれから服用を伝える。
血痰でるが、生検採取の後遺症。化膿止めとして「ケフナール」錠を3日分受領。
夕食を全部食べたことから点滴注射完了(約9時間1.5袋)。しかし夕食は9月12日注腸検査(腸造影検査)に向けたおかゆ食とのこと。また整腸に向け下剤を貰い服用。もっとも不安であった一日が終わった。
夜間は咳き込むことが多い。

9月11日
午後の骨シンチグラフィー検査に向けて9時15分造影剤注射。14時45分地下検査室にて骨シンチグラフィー検査。
15時過ぎ女房来院。交換用パジャマ、長袖受領。
S医師より明日の注腸検査は13日に延期の旨の連絡を受ける。
就寝時間頃になってもまだ血痰は続いている(但し薄くはなっている)。

9月12日
今日は検査なし。痰はまだ薄く血が混じっている状態。
隣のベッドのTさん外科病棟に移る。近々手術とのことで不安そう。
夜20時翌日の注腸検査に向けて下剤を飲む。下剤はコップ一杯の水に粉末の薬を溶く。味はソーダー味。
結果として夜中4回トイレに通う。水便であり、これはかなり強烈。肛門がちょっと痛い。

9月13日
朝食抜き。
9時20分胃内視鏡検査室へ移動。9時55分のどに麻酔開始及び肩に筋弛緩剤注射。
10時頃検査開始。少しむせる症状が出る。担当医師より胃潰瘍の痕と十二指腸に小さなポリープがありと説明を受ける。生検を採取して検査完了。
引き続き内視鏡検査室前の腸検査室にて11時頃より腸造影検査開始。検査に先立ち肩へ筋弛緩剤注射。これは腸の働きを抑えるものとか。色々な薬があるものだと感心。
腸造影検査は肛門より空気1100cc注入(人により注入量が違うと担当技師の説明有)。空気注入後腸壁にバリウムを塗布するため300ccのバリウムを注入。空気とバリウムの漏れを防ぐために肛門内側に風船を膨らませているとのこと。すごいことになっている。操作されている担当技師からはトイレに行きたいか、苦しくないか問いかけられるが我慢するしかない。しかしもうだめとの感触ではない。
検査は約15分程度のもの。その中に頭を下に逆さに近いポーズがあるが、身体に力がないお年寄りには酷な検査との印象を受ける。
検査終了後腸から空気を抜く操作を経て全て完了。本人はもとより担当技師にとっても大変な検査。
11時30分病室に戻る。看護婦さんより下剤2錠頂き、早速服用して午後2度トイレに通う。出るのはバリウム。
久々の常食(昼食)がうまい。病院食がうまいなんて病気進行の症状か?
来週検査結果が判るため、今後の治療計画をU医師、S医師より伝えてもらう予定。
翌土曜日から3日間検査がないため外泊届けを提出。夕食を食べた後帰宅。
帰宅後さんま刺身と塩焼きでビールを飲む。5日ぶりのビールはのどに少し違和感あり。

9月14日〜16日
自宅にて。雨模様で鬱陶しい。少し寒い感じもあり、長袖・カーデガンに靴下とは少し異常か。
夜間少し咳き込むことから掛け布団とする。
15日久し振りにウォーキングに出発。120分歩くが疲れた感じではない。しかしこれから治療が始まると、どの位体力が落ちるのか。

9月17日
8時45分再入院。特に検査の予定もなし。
18時15分結果説明と今後の治療計画について話を聞くため、19日11時に面談を設定。家内にその旨連絡する。
夜20時より癌関連番組を見る。希望は感じたがなぜか虚しい。日中少し肌寒く咳が出る。

9月18日
特に検査なし。9時20分頃S医師と話す。明日の結果説明に同席。
夜咳き込む。フコイダン朝・昼3錠、夜4錠とする。

9月19日
特に検査なし。
16時45分頃より女房共々S医師より検査結果の説明を受ける(U医師も同席)。
壁にはレントゲン写真及びCT写真を灯影。
検査の結果「肺の悪性腫瘍」である旨の説明を受ける(CT写真にはがん細胞がはっきりと写し出されている)。
状況は左肺に発生元の腺がんが有り、右肺のリンパ腺が腫れていることから転移したと考えられ、更にいくつか、小さいがん細胞が所見できる。
結果の特定は気管支鏡検査時の生体採取と検査、喀痰検査で腫瘍の反応があり、特定できたとの説明。
他臓器、骨、頭部への転移は見られないが両肺内のリンパ腺やその他にも転移が見られる。この状況は進度レベル3〜4で、手術の適用は難しく化学療法(抗がん剤)を主体とした治療となる。しかし肺の腺ガンは抗がん剤が効きにくく、根治は難しい状況との説明あり。
生存値データも発病から1年が中央値である(平均1年しか生きられないとのこと)。
今後の治療方針として化学療法、何も治療せず更に痛みが増した時に放射線治療する方法の二種類の提示があり、化学療法を選択。
更に放射線治療もあるのではと質問をしたが、S医師から両肺への放射線照射は臓器を殺すことになり難しいと説明を受ける。
両肺に治療効果を得るためには化学療法の選択しかないようだ(他の方法はない)。
抗がん剤適用は相応の副作用があり、「食欲不振」、「吐き気」、「白血球減少」等が代表的。特に白血球減少は感染抵抗が弱まることであり、減少時には増加のための薬も必要となる。
抗がん剤は点滴にて行い、多いとき一日7〜8本。二日間行って3日目、5日目に血液検査にて状況(効果、副作用等)を判断する。それを元に最適な抗がん剤の適用を判断する。
2〜3回繰り返す治療とのこと。
通院にて治療の方法もあるが、副作用のこともあり入院にて治療が良いと判断。治療開始後3週間前後の入院が必要のようだ。その後状況を見て通院治療も可とのこと。
会話の中で肺がんの早期発見は難しく、会社が行うレントゲン検査は結核診断のスタイルを取っており、ほとんど発見されないとのこと。早期発見のためには自前でCT診断を行うべきと感じた次第。
私の希望として9月30日入院及び治療開始を伝え、S医師、U医師は治療に全力でサポートするとのことで17時45分頃面談を終了した。検査結果も出たことであり、明日退院予定。
つらい告知であるがやむを得まい。頑張ることだ。本人より家族がつらい。
夜の食事よりフコイダンの量を増やす。夜6錠、朝・昼4錠とする。
咳は少し治まった気がする。寝つきが良くないのは当然か。

9月20日
8時30分過ぎ70会仲間にメールで肺がん告知受けた旨を報告。
12時30分長男に迎えにきてもらう。入院費支払い。
ここしばらく咳き込むことから、咳止め剤をもらう。但し今日は調子良い。
退院にあたって頂いた書類は3点。
 1.退院療養計画書(退院後の治療計画、療養上の注意点等)
 2.退院時看護計画書(退院後の療養上の注意点)
 3.退院証明書
フコイダンは1日20錠飲用。