◆作り方 <牛乳パックでの作り方>   へ戻る次のペ-ジへ
市販の牛乳パックの口を開けて種菌を注ぎ発酵させそのまま保存する場合は、密封容器などを熱湯消毒する手間が省けますが、底の深い牛乳パックからヨ-グルトをすくうのは大変。また保存中に雑菌が入る可能性も高くなります。出来上ったら少し面倒でも別容器に移して保存をお薦めします。
尚、牛乳パックのまま発酵するやり方は、夏場や湿度が高い季節の場合、そそぎ口部分に雑菌繁殖の可能性が出る上に、パックの形状で中身の確認に不利な点もあり、専門家からはあまり推奨された方法ではありませんが、現在多くの方が利用されている方法のようです。

■用意するもの■
牛乳(成分無調整)・・・1.000ml(1リットル)
カスピ海ヨ-グルト種菌・・・大さじ2〜3杯(種菌の量は牛乳の1/10〜2/10を目安にする)
スプ−ン
ティッシュペ−パ−
輪ゴム
保存容器

■手順■
1.スプ-ン、保存容器を煮沸消毒する。(密封容器で保存する方のみ)
2.1.000mlの牛乳パックからコップ1杯分くらいの牛乳を抜いて、上部に空間を作った牛乳パックにカスピ海ヨ-グルトの種菌を入れ、ふたの部分を手で押さえたまま上下左右に数回振ってヨ-グルトと牛乳をよく混ぜ合わせます。
3.牛乳パックは蓋をしないで、パックの口にティッシュペ−パ−をかぶせ輪ゴムで留め、そのまま室温に夏場4〜6時間、冬場8〜12時間放置します。夏場は夜に作って朝に仕上がる位が目安。発酵中は牛乳パックを揺らしたりしないこと。
4.ヨ-グルトが固まったら完成です。牛乳パックでそのまま保存する場合は、ラップなどで口を覆い、クリップや輪ゴムなどでしっかり密封して冷蔵庫で保存する。野菜室に入れると長持ちします。密封容器で保存する場合は、牛乳パックからスプ-ンなどで移し変えて冷蔵庫で保存してください。
★★尚、この時完成したヨ-グルトから中央部分のヨ-グルトを取り出し、次回の種菌用として密封容器に保存しておくこと。
★★なぜ表面部分でなく中央部分を種菌として取り出すかというと、ヨ-グルトに含まれる菌のペ-ジで記述したようにカスピ海ヨ-グルトの主要な菌であるクレモリス菌は酸素を嫌うので、発酵中にヨ-グルトの内部へと移動していきます。表面の酸素を好むグルコノバクタ−桿菌は乳酸菌ではなく、クレモリス菌が増殖しやすい環境を作る菌だからです。

■出来上りの目安■
常温放置の時間は、夏場4〜6時間・冬場8〜16時間を目安に、様子を見ます。容器を傾けても形がくずれなければヨ-グルトは出来ています。少しゆるいくらいでも、冷蔵庫で1日置くと市販のプレ-ンヨ-グルト並みに固まります。

■注意事項■
@カスピ海ヨ-グルトの種菌は20〜30℃で活性化し、30℃以上で死滅・20度以下で休眠状態となります。ですから、夏場など発酵中の温度が30℃を越えないように注意してください。
Aカスピ海ヨ-グルトは、人から人へと渡る際に、含まれる菌の種類が多少変化しています(菌の配分や混合割合など)。それに伴い発酵時間、種菌の量も微調整が必要です。手渡しで受け取った菌から増やす場合は、頂いた方からのアドバイスを参考にされることをおすすめします。