Q.出来上りが失敗だとどういう状態ですか?
A.全体が黄色に変色している、黒い斑点が見られる、完全に水分が分離している、腐ったような悪臭がする、ダマなりすぎている、まったく固まっていないなどの場合が典型的な失敗例です。その場合は食さずすべて処分してください。
Q.ヨ-グルトの賞味期限は?
A.カスピ海ヨ-グルトは手作りということから菌の状態は一定ではなく、発酵食品とはいってもあくまで生ものですから、使った牛乳の賞味期限内に食べましょう。種菌としては冷蔵庫で約3週間(新聞紙に包んで1ヶ月間)はもちます。保存方法については、失敗しない保存方法をみてください。
Q.ヨ-グルトの表面に浮いた水は何?
A.乳清(ホエ-)と呼ばれ、水溶性のたんぱく質やミネラル、ビタミンなどの栄養素がつまっています。捨ててしまうにはもったいない部分。そのまま飲むと酸味が強いので、固まったものと混ぜて食べましょう。
Q.表面に出来たクリ−ム状の膜は何ですか?
A.酸素を求めて表面に集まったグルコノバクタ−桿菌の固まりです。食べても問題ありません。カスピ海ヨ-グルトには酸素を好むグルコノパクタ−桿菌と、酸素を嫌うクレモリス乳酸球菌が含まれます。酸素を好む菌は、ヨ-グルト内部の酸素を消費すると、さらに酸素を求めて上部に向い、表面で増殖します。酸素のないヨ-グルト内部では、粘りの正体であるクレモリス乳酸球菌の住み良い環境となり、ヨ-グルトの安定性が高まります。食べるときに混ぜてしまっても大丈夫です。
Q.ヨ-グルトがなかなか固まらないときは?
A.種菌の量を増やします。通常、種菌1:牛乳10の割合で出来るはずですが、室温が低い場合は発酵が進みにくいことがあります。冬や雨の日は種菌を多めに入れておくと早く出来上ります。
Q.粘り気が弱いのですが?
A.粘り気が少なかったり、種菌を多く入れてもヨ-グルトが水っぽい場合は、菌自体が弱っていると考えられます。ヨ-グルトを冷蔵庫で数日間休ませ、発酵を進めてから種菌を多めに入れて少しずつ増やすとよいでしょう。
Q.酸味が強すぎるのはなぜ?
A.ヨ-グルトを常温で放置する際、長く置きすぎると酸味が増します。ヨ-グルトが固まったらすぐに冷蔵するのがおいしく食べるコツです。
Q.ヨ-グルトにダマが出来るのですが?
A.菌が弱っていたり、発酵の環境が悪いと(最適な発酵温度が保たれなかった等)、ダマが出来ることがあります。作るときにヨ-グルトと牛乳がよく混ざっていないことも原因として考えられます。なめらかな所のみをすくって種菌として使うことはできます。
Q.食べさしや底に残ったヨ-グルトを次回の種菌として使っていいですか?
A.食べさしや底に残ったヨ-グルトにはほこりや雑菌などが含まれる可能性が高くなります。雑菌の少ないできたてのものを種菌とするのが失敗しないコツでもあります。ヨ-グルトを作る度にその一部を次の種菌として別容器に保存してください。(すぐに次のヨ-グルトを作る場合は出来たてのヨ-グルトから煮沸消毒したスプ-ンなどで、中央部分をすくいとってください。)