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S大学付属病院で受診
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S大学付属病院泌尿器科部長が初診を担当する日を選び平成10年1月に診察を受けました。今までの経過を話したところ直腸からの触診が行われましたが異常は認められないとのことで、当日は採血をして帰宅しました。
2週間後の再診時にPSAの結果知らされましたが8.0とK病院での数値と変わらないため定期的な経過観察となりました。
5月に再びPSAの検査をしたところ数値が10.5に上昇していたため腹部の超音波検査、MRI検査が行われるとともに、生検のため入院手続きが取られましたが、余り緊急でないためか1ヶ月余り待たされ、7月中旬に入院することになりました。
入院当日は抗生物質のテスト等があり、翌朝病棟の一角にある検査室で2人の医師によって前立腺の6箇所から細胞採取が行われました。超音波による画像を見ながらの採取で、このときは患者も見ることができ、画像の中を針のようなものが走るのが見えました。
検査に先立ち麻酔希望の有無について確認がありましたが、K病院での採取のときには余り苦痛を感じなかったため、麻酔を断ったところ3箇所目までは余り痛みを感じなかったのが4箇所目、5箇所目と段々と痛みがひどくなり6箇所目が終了したときは、やれやれこれで終わったとほっとしました。採取後も痛みは少し残りましたが、病室に帰り暫くすると殆ど痛みを感じなくなりました。
麻酔についてはホームページを見ると麻酔薬注入時の痛みや生検後に仙骨周辺の痛みや不快感が残る人もあるようで、麻酔をしなかったのは正解と思っています。抗生物質の注射や服薬で翌日には尿よりの出血も収まり3日目には退院の運びになりました。
この生検でも癌細胞は発見されず、また、超音波、MRI検査も病変は認められず、6ヶ月ごとの定期観察となりました。
平成12年末まではPSAの変化はありませんでしたが、12月の採血結果PSAが13.5に上昇しました。このため,3ヶ月ごとの定期観察となり13年3月の採血ではPSAが15.5となったため再び生検のために入院の手続きが取られましが、なかなか病室が空かず5月末にようやく入院となりました。
この頃には癌に間違いないと思うようになり、療養のため仕事の継続は無理と考え13年3月で非常勤の職場を退職することとしました。
このときには、書籍による知識で癌が初期でステージBであれば根治のためには手術がベストだと思い込んでいたため、私は手術を覚悟し療養に備えて13年1月にパソコンを購入しました。主たる目的は外出が不自由となったときにインターネットで囲碁を楽しもうと思ったからです。当時IT革命という言葉がもてはやされ無料で公的講習が行われていましたが、これを受講後の8月にISDNによるインターネットを開設しました。パソコンの経験はなく参考書を片手に70の手習いを始めました。このお陰で前立腺がんに罹患した方々のホ−ムページに接することができ、闘病方針の決定に大いに参考となりました。また、前立線癌は他の癌と違って進行が遅いことを実例として知ることができ一安心ということにもなりました。
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