人間ドック

前立腺の異常が判明
 私は昭和5年生まれで73歳となり神奈川県に在住しています。
 昭和60年に38年間勤務した職場を退職し、第2の職場に勤務することになりました。
 ここでは、業者団体による健康保険組合が組織されており1日人間ドックによる健康診断を実施していましたので、再就職以来毎年受診をしていました。
 平成8年11月の受診時にPA10.2(前年度は3.3)と異常値を示しているので泌尿器科の精密検査を受けるようにとの指示がありました。このときは加齢による前立腺肥大かなと軽く考え自覚症状もないため専門医による診察は直ちには受けませんでした。
 平成9年5月に嘱託としての身分が終了しましたが、運良く非常勤の仕事があり6月から勤務することとなりましたが、この頃にはPAががんに関係のある数値であることを知り気になっていたので9月に新しい勤務場所横にあるK病院の泌尿器科で受診しました。PAの数値が10.2であることを告げたところ、診察室で肛門より直腸に指を差し入れての触診がありましたが、特に異常はないとのことで、その日は採血をして帰宅しました。
 2週間後の再診のときPSAが8.5であり4以上の場合はがんの疑いのあることを告げられ、その場で経直腸の生検が行われました。方法は極めて簡単で診察室のベッドに横たわり直腸内より前立腺の3箇所から細胞の採取が行われました。注射、服薬等の化膿防止等の処置は全くありませんでした。
  2週間後の診察の時にがん細胞は発見されなかったので暫く様子をみるといわれました。
 人間ドックではPAの数値が、病院では PSAの数値が示されましたが当時はどちらも同じものと理解し、病院でPSA8.5と告げられたときには検査値が異常を示したのは一時的で段々良くなってくるのではないかとの淡い期待を持ちました。
 第2の職場を退職後も健康保険は継続しており引き続き9年11月に人間ドックを受診したところPAは13.5に上昇していました。この頃には前立腺に関する書籍等により知識をある程度得ており、数値がここまで上がればがんであろうと
自分なりに判断するようになり、設備も整い自宅から徒歩で20分弱のS大学付属病院に転医することにしました。


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