■わたしのこと
いちおう大学院生.(病気になった時点で22歳)
アレルギーなし.虫歯なし.風邪はめったにひかない.
骨髄せんしをするまでは麻酔もしたことはなかった.
病気になる直前に温水プールに通い始めた.夏休みで,温泉に週1回くらい出かける.
疲労はたまっていたはず.
2002年8月下旬,高熱を出し,40度あったので大学に併設されている診療所みたいなところにかかる.夏場のインフルエンザかもしれないということでかたづいた.ここには2回通い,座薬とのどの粘膜を強化する薬など,普通の風邪薬をもらう.座薬を使って熱を下げないと,味覚がおかしくてとてもものが食べられない状態.
発熱してから5日目,朝方嘔吐してしまう.薬も体内に入らないので,仕方なく病院へ行くことを決める.
自分で運転して近くの総合病院へ.夏場なのに厚着をしているのですぐに寝かせられて,血液検査をしてもらい,入院.
座薬で熱をある程度下げてから病院へ行ったので元気だったので,うちに一度帰るというと,点滴をつけられる.
血小板と白血球が普通の人の半分以下だったので,重症だといわれる.
入院した日の夜に,再度発熱.肺に水がたまり,呼吸困難に陥る.利尿剤を入れ,水分を摂取する量も制限される.
酸素呼吸器をつけられ,移動すると危ないので尿の管を入れられ,大人用オムツをつけられる.
当人は熱があるだけでさほど重症だとは思いもよらず,そんな待遇に不服.
入院3日目にして血液内科の先生と対面し,マルク(骨髄せんし)を行う.はじめて血球貪食症候群という病名を告げられる.
次の日から治療に入るため,簡単に薬を入れることと,もしかすると輸血をするかもしれないということの同意を求められる.
治療のために個室に入ることになる.
入院4日目からステロイド・ホルモンを大量に投与する.たちまち熱が下がる.オムツはとりあえずとれる.
血小板と白血球の値も少しずつあがっていく.大量に薬を投与されているため,胃薬も2つつけてもらう.
しばらくして個室から大部屋に移る.微熱はまだ続き,肝機能の値がまだ正常ではなかったようだ.
あとは胃薬をもうひとつつけてもらった.
人込みの中にだけはいかないように主治医にいわれる.
薬の副作用がいろいろあったけれど,とりあえず2ヶ月入院後,退院.
しかし,人込みの中にいってはいけないというのがその後2ヶ月つづく.
薬を最終的に終えたのは発熱してから半年たったときだった.