※うつ傾向の方は気分が悪くなるかもしれませんので
このページは読まない方がいいかもしれません。
 

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アロマテラピーとの出会い




今(2003年)から6年前の夏。
営業の仕事に就いていた私は、もうストレスの塊のように
なっていました。
焦燥感、落ち込み、不眠・・・と言った症状が慢性化しながらも、
自分の心身が悲鳴をあげていることに
気づかない振りをして
仕事に忙殺される日々を送っていたのです。

アロマテラピーに対しては、心地よい香りが癒しをもたらしてくれるもの・・・
かなり大まかに、そんなイメージを持つ程度。
それまでも、お風呂にエッセンシャルオイルを垂らして
香りを楽しむことはしていましたが、
そんな程度にとどまっていました。

ある時、無性にゆっくりとエステのトリートメントを受けてみたくなり
エステティックの特集を組んでいる雑誌を
めくっていたのです。。。
特にアロマテラピーでなければいけない理由はなく、
ただ、サロンでボディのトリートメントを受けてみたかったのです。
どのサロンへ行こうかと悩んだ結果、
たまたまあるアロマテラピーのサロンを選びました。
約2時間、ゆっくり時間をかけてのマッサージコースの予約を入れ
サロンへと足を運びます。



私より少し年上の女性の方が
おひとりで切り盛りしていらっしゃるサロンでした。
最初にカウンセリングをし、自分の現状をお話します。
そのときに使用するエッセンシャルオイルを選んでいただき
まずは、フットバスへ。
身体が温まり、額にじんわりと汗がにじんで来たら、
ベッドへ移動。
そこからトリートメントが始まります。

マッサージは、かなりソフトなタッチで、頭のてっぺんから足のさきまで、
じっくりと時間をかけて行われました。

眠りたいけど、眠ってしまうのがもったいないような心地を味わって
あっというまに2時間が終了。

このときには、グレープフルーツとフェンネルを使用したのですが
言われたとおり、施術後はトイレが近いのなんので驚きました。
特にジュニパーには排泄作用があって、
水分をとると、体内の毒素が外に出されるようにうながされるとのこと。
そのトイレの近さたるや、半端ではないので
とても驚いたのを覚えています。

ただ、「ああ気持ち良かった」という感覚は
あったのですが、
仕事に生活に、元気に立ち向かってゆけるまでの感覚は
得ることができませんでした。











































むしろそれからが辛い日々でした。























































あまり綺麗な話ではないんですが、
トイレの近さにびっくりして
アロマテラピーの効果を実感した私。
その後、エッセンシャルオイルを購入したり、
あれこれ本を買い込んだりして、アロマテラピーの奥深さに魅了され、
のめり込んでゆきました。

エッセンシャルオイルも増やして行きました。
家では、お風呂に入れたり、部屋で炊いたり、
暇があれば本を読み・・・。

先のサロンでもアロマのフェイシャルトリートメントや
リフレクソロジー、ヘッドマッサージetc、いろいろな
トリートメントを受けました。

英国で資格を取得したオーナーでもある先生が
一般の人に向けてアロマテラピーの講習も行っていたので
そちらの講習も受講しました。
(初級、中級に通いました。)

これらのレッスンでは、エッセンシャルオイルの歴史や
使い方、注意点、それぞれのオイルの特徴などを勉強し、
実際に自分でブレンドしてローションやオイルを
作ったりなどもして、とても楽しかったです。

私とアロマテラピーとの距離は、どんどん縮まってゆきました。


このアロマテラピーとの出会いをきっかけに、
私は心の元気を取り戻し、仕事のストレスにも打ち勝って、
今にいたっています。
・・・・と言いたいところですが、
現実はそんなに甘くありませんでした。



そんな風に、アロマを生活に取り入れて楽しんでいる反面、
自分の心の状態はというと、
元気になるどころか、相変わらず。
むしろ、追い詰められる感覚は増して行く一方です。






































そして、私はストレスで倒れ、仕事を辞めざるを得なくなります。


















仕事を辞め、仕事自体のストレスからは解放され、
寝たいときに寝て、食べたいときに食べて・・・という
日々を送っていたのですが、
夢の中では、辞めたはずの会社で、
仕事に追い捲くられている夢をみることがしばしば。
相変わらず眠りも浅く、昼間もどんよりしています。


仕事のストレスから解放されたはずなのに、
自分の心に張り付いてしまっているおもりは一体何???




・・・・・結局、仕事のストレスも確かにあったのですが、
私が根本的に抱えていた問題は、
仕事のことではなく、もっと奥深い
時間を遡って、子供時代の心の状態にまで及ぶことがわかりました。
つまり、心のストレスをずっと抱え込み、未解決のまま
年月を経ていたのです。

きわめてパーソナルなことなので、
詳細は割愛させていただきますが・・・。

どんなに表面を揉みほぐし、一時的に楽になったところで、
芯部のコリを見極めて、そのコリを取り除かないことには、
根治はしない、ということでしょうか。






長年に渡って自分の心の奥に押し込めてきた
負の感情に、今さらながらに気づかされることになったのです。
自分でもどうしていいかわからないくらい、
悲しくなり、怒りが湧き、
ただただその負の感情に翻弄される・・・。

こういう感情に蓋をして、平気な振り、
元気で明るい振りをする自分には
もう戻れなくなっていました。


こんなにも自分の感情を抑圧してきたことを、
直視する時が来たのです。
それは自分がずっと先延ばしにしてきたことでもありました。
そうすることで自分の身を守ってきたつもりなのに、
実はその防衛こそが、自分を欺いていたことでもあったのです。


自分ひとりでは収拾がつかなくなり、
心の治療の専門科であるカウンセラーにお世話になりました。
こんがらがってからまっている紐をほどく作業を
行いました。

少しずつ、本当に少しずつ、心のしこりは小さくなって行きました。
かなりの月日を要しました。









































こんな風に、これらのことを過去形で振り返ることができるようになったのは、
ごく最近のことです。
もしかすると、これが初めてかもしれません。



何が言いたいのかと言うと・・・
私の場合、アロマテラピーと出会ったことで、
潜在意識の扉が開かれ、
無意識の中に押し込めていた感情が表に噴出してきたのではないかと、
そんな気がするようになりました。




アロマテラピーを通じて、少しでも心の状態を元気にしたかったのに
現実はその反対側へ向かってしまいました。
今迄私が蓋をしてきた感情を表面化して、
自分の問題と向かい合わなければ
心の平穏は得られなかったとも言えるのですから、
辛くなるのは必要なプロセスだったわけでもあります。
遅かれ早かれ、いつかは
向かい合わなくてはいけない問題だったのです。。。


アロマテラピーが私を変えた!と言い切るつもりはありません。
いろいろな出来事がいろいろなタミングでからみ合った結果の中、
アロマテラピーはそのひとつ。

それでも私は植物やエッセンシャルオイルが持つはかり知れないパワーや
神秘を感じずにはいられません。



今迄、毎日欠かさずにアロマライフを
送って来たわけではなく、何ヶ月も
まったく触れないときがあったりと、、それはそれは
ムラだらけでした。
義務にしたくないので、気が向かないときはノータッチ。
香りが恋しくなったら
ボトルに手を伸ばす・・・といういい加減さ。

あまりオススメできる方法ではありませんが、
こんな接し方も、私には合っていたのかも・・・。
何ヶ月もというと極端ですが、少し「お休み期間」を置くと、
再開したときに、心身が新鮮にそして敏感に
エッセンシャルオイルの成分に反応するような気がするのです。






私のアロマテラピーに対するスタンスですは
こんな感じです。


最後まで読んでくださったあなた、どうもありがとう。


なんだかちょっと深刻な話になってしまいましたが、
今は普通に香りを楽しんでいます。
今後は私が行っている使用法や好きな香り、ブレンドなどを
ご紹介して行く予定です。




2003年6月
くれあ