療養生活009






  今日から編物を始めた。
マフラーを編んでいる。編物をするなんて、一体何年ぶりだろう。

私は、自宅療養中で暇を持て余し、急に思いたって、暇つぶしに編物を始めることにした。
やってみると、意外とはまってしまって、辞められない。

CDを聞きながら編んでいるのだが、色々な曲を聞くうちに、過去を思い出す。
曲に合わせて様々な思い出が蘇り、感傷に浸ってしまう。


今の彼氏には悪いのだが、元彼のことを思い出した。

彼は、ちょっと不真面目な軽い男で、超楽観的で底抜けに明るい性格だった。
私は、その軽さと明るさが好きだった。
ウツで生真面目な私にはないものを、彼は持っていた。
そして、私にないものをたくさん与えてくれた。彼のその明るさに、私はいつも救われていた。

超前向きな彼は、いつも楽観的な考え方をするので、私がウツの時にクヨクヨ悩んでいると、私を励まし、 その答えを探してくれた。色々とアドバイスをしてくれた。

たくさんの明るいパワーと、夢や希望を私にくれた人だということを、思い出した。
副作用が苦しくて忘れていたのだが、彼もまた、私を励まし支えてくれていたということを、思い出し た。
もう、二度と会うこともないのだが、とても感謝している。

ありがとう。


今の彼氏もまた、明るく前向きだ。
明るく前向きな人と一緒にいると、自分にも明るいパワーが伝わってきて、明るく前向きな、強い 気持ちになれる。

プラス思考の人間と付き合っていると、いつの間にか自分もプラス思考になっていく。
逆に、マイナス思考の人間は、自ら不幸を呼び寄せる。

新しい友人や恋人をつくる機会がある時は、プラス思考の人間を選んだほうが良いと思う。

以前の私は、マイナス思考だった。
でも、彼氏を見習って、何でも明るく楽天的に考えるように心掛けているうちに、プラス思考に変 わっていった。


「なんとかなるさ。」

これからも、何でもプラスに考えるように心掛けようと思う。
そして、もっと強い人間になりたい。




2003.12.9






療養生活010






 
最近、調子が悪い。ソワソワイライラ落ち着かない。


家に一人でいることが多いのだが、それがなんだか淋しく感じてしまう。一人が淋しい。恐い。

以前は、一人になれる時間が唯一のストレス解消法という感じだったのたが、今は、一人でいることが 不安でしかたがない。不安だからソワソワイライラしてしまう。

それを解消しようと考えて、何か一つの事に集中することにした。

今日は、読書をした。
一日中本を読んでいた。そうしたら、目が疲れて目の奥が痛くなり、夕方からひどい頭痛がする。
頑張り屋の私は、頭痛が起きるまで読書を頑張ってしまった。
自宅療養では、頑張り過ぎと焦りは禁物だ。


「もっと力を抜かなきゃ。」自分に言い聞かせる。
それでも本が止まらない。疲れてきて集中力が切れても、集中しなきゃと焦り、さらに頑張る。
この機会に、この真面目過ぎる頑張り屋の性格を直したいと思う。


「なんとかなるさ。すぐ良くなるさ。気楽に、気楽に。」
何でもプラスに、そして強気に考えて、副作用と性格の両方を直していきたい。

余裕のある寛いだ感じの大人になりたい。

病は気から。気力で頑張ろうと思う。




2003.12.16








療養生活011



 
一昨日、約ニカ月ぶりに親友に電話をかけた。

電話をするのには、少し勇気がいった。

なぜならば、被害妄想のせいで、親友との関係が悪くなってしまっていたからだ。
私は、親友が私の悪口を言っていると思い込んで、一方的にシカトしてしまった。
でも、被害妄想が落ち着くと、それは全て私の思い込みで、被害妄想だったという事が判明した。

電話をしてみると、彼女は、私の事をとても心配してくれていた。あっけなく仲直りができた。

とても嬉しかった。「持つべきものは心の友だ。友達っていいなぁ…。」と、しみじみ感じた。


私には、今とても心配な事がある。

彼女の病気の事だ。

彼女は、半年前から過呼吸で薬を飲んでいる。
でも、薬を飲んでいながらも、お酒を飲んでいる。

私の経験によると、薬とお酒が混ざった状態が続くと、病状は悪化する。記憶が飛んだり、ハイテンション やうつになったりして、精神が不安定になる。それに、後から嫌というほど、辛く苦しい副作用が必ず出て くる。

一応、彼女には「薬を飲んでいるならお酒は我慢したほうがいいよ。私みたいになっちゃうよ。」と、 忠告してあるのだが、残念ながら、酒好きの彼女は聞く耳を持たない。
このままお酒と薬が混ざった状態が続くと、どうなるのか…。
私には、その苦しさが嫌という程良く分かるので、心配でしかたがない。
どう説得したら良いのか…。しつこいと思われてもいいから、また説得してみようと思う。

本当に、彼女の事が心配でしかたがない。
彼女を助けたい。
今までたくさんの優しさをくれた事を忘れない。

「早く彼女が元気になってくれますように…。そして、私も元気になれますように…。」 もう、こうなったら神頼みするしかない。

「信じる者は救われる。」必ず良くなると、疑うことなく信じ切って、この副作用に勝ちたい。


私は諦めない。私ならできる。きっとできる!

前向きに、そして強気でいこうと思う。




2003.12.20





療養生活012



今日は大晦日。

今年もあと約4時間で終わりだ。
振り返ってみると、色々なことがあった。ありすぎた。
副作用による被害妄想。激痩せ。被害妄想による友との別れ。そして、友情復活。被害妄想による自 殺。入院。自宅療養…。

今年は特に、波瀾万丈な一年だったと思う。
でも、辛いことばかりのように思えるが、実は、これにより、獲た成果はかなり大きい。

誰が自分にとって本当に大切か、誰が自分のことを思ってくれているのかが、痛い程よく分かったからだ。
それに、自分を見つめ直すことができたと思う。

両親は、私を心底心配してくれ、助けてくれた。
恋人は、私を心配するとともに、様々なアドバイスをくれた。私への愛情の深さが身に染みて伝わって きた。
親友は、苦しい時には私を励まし、辛い時には愚痴を聞いてくれた。

みんなには、とても感謝している。言葉でどう伝えたらいいのか分からないくらいだ。

こんな頼りない私を支えてくれて、ありがとう。

心から、ありがとう。

これからもよろしくね。




2003.12.31



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