肝胃不和 (気鬱と怒りが肝を傷つけ胃の消化機能に影響する) <肝胃不和により現れる症状> 1げっぷ曖気 2酸水が上がる 3食欲不振 4嘔吐 1はきけ 2むねやけ 3腸が鳴る 4つわり妊娠悪阻
<相談例> ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >胃痛が頻繁におこります。 >夕方によくあるのは腸が異様にはり腸にガスが吸収されるような感覚があり >その際、そばにいる人が分かるくらいの大きな音をたてるくらい腸が鳴ります。 >それをずっと我慢していると吐き気がしてきます。 >気がふさぐ、健忘症、怒りっぽい、 >胃のあたりが痛い、腹が張る、腸が鳴る、食べてもすぐ腹がへる 精神的なストレスがたまってそれが自律神経失調症になっています。 自律神経は五臓の中の肝気と密接につながり、肝気が伸び伸びしておれば良いのですが、 肝気の欝滞がある程度まで強くなると次には胃に影響します。 胃では「気滞」といってガスの停滞が起こり胃痛となります。 これを「気痛」といい、出たり消えたりと不安定な痛みです。 ガスは小腸へ移動してグルグルという腸鳴音になります。 また同時に消化機能も悪くなって未消化物が残るので腹張りや吐き気が出ることもあります。 恐らく舌には白い苔が生えていることと思います。 >くびや肩がこる、よくくびを寝違える 肝は筋肉をつかさどりますからこれも肝気の欝滞が原因です。 >足の裏がほてる 気の欝滞は時間と共に熱化します。 熱は体液を消耗し、手足の煩熱となり寝苦しいものです。 >また、食欲は他の女性とくらべて決して多いほうではないのになかなかやせられません 食欲が少ないのは上述のような訳ですからお分かりでしょう。 それなのに何故肥るのかというと肝気の欝滞がエネルギーの消耗を妨げているからです。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >10年前から胃痛 胸やけときに悪心で、げっぷやおならが頻繁にでます。 肝と脾(胃)の関係が悪いようです。 これを「木克土(もくこくど)」といい、 肝気(木)が胃(土)を犯す場合(肝胃不和)に相当します。 原因は肝気(木)の欝、「肝鬱」です。 胃(土)は被害者です。 肝気は伸び伸びとしておらなければならないのに、 ストレスや過労で欝滞すると、 肝気鬱 → 胃気虚 の関係で、胃の下降の作用が失調します。 証候としては、怒り易い、精神憂鬱、ためいき、胸脇胃部脹痛、消化不良、 しゃっくり、げっぷ、嘔吐などとなります。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >呑気症(げっぷ)、うつ状態、不安神経症 はじめに脾胃の消化機能に関して説明します。(脾とは膵臓のこと) 胃と脾は互いに助け合い協調して納と化、昇と降、燥と湿という作用を営んでいます。 胃は納(受納作用)を主り、降を主る。 脾は運化を主り、昇を主る。 呑気症(げっぷ)というのは胃の下降する働きが阻害され、逆に上昇する現象です。 この異常は何故起こったか? それには肝の働きが関与しているからです。 肝気が伸び伸びしておれば良いのですが、ストレスや過労で欝滞すると、 肝気鬱 → 胃気虚 の関係で、胃の下降の作用が失調します。 証候としては、怒り易い、精神憂鬱、ためいき、胸脇胃部脹痛、消化不良、 しゃっくり、げっぷ、嘔吐などとなります。 これを「肝鬱気滞・胃失和降(胃氣上逆・濁陰不降)」の状態であるといいます。 肝鬱はうつ状態や不安神経症をもたらしやすいものです。 喉が詰まった感じや腹が張る感じ、首や肩が凝るのも全ては気滞の症状です。 また肝鬱によって胃気虚となったため、唾液が多くなったり津液の貯留からタンが出たりするのです。 脾胃がしっかりしておれば四肢にも力がこもります。 これを脾胃は四肢をつかさどると言います。 この脾胃の機能がだらけているので腰がだるい、足がだるいという症状も起こります。 >かゆい 肝鬱が長引くことによって熱化して風を呼び込むからです。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >おならが多い >いつもおなかにガスが充満して >出ても少量で残尿、残便感がいつもあって苦しい。 >ゲップもすごく多い。 >吐き気がある すっぱい水があがる 出ものがすっきり出るか出ないかは大切なことです。 この働きを漢方では「疎泄(そせつ)」作用といって、肝気がこれに関与しています。 肝気が欝滞すると出ものが中にこもってしまいガスがたまったりゲップが出たり、 また大小便の排泄もスムーズにいかなくなります。 胃では上下に昇降する気の流れが止まると吐き気や酸水が上がります。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >口が苦い 口が乾く >胸やけがする 吐き気がある 上焦(胸より上)に熱が滞っています。 >めまい・頭が重い・目がまぶしい そのために清気が廻らなくなっています。 >だるい 寝汗をかく また熱は全身的にも影響を与えています。 この熱は一体どこから生じたものでしょうか? 上述の症状から見て肝気の鬱熱が予想されます。 肝気とは春の生長の気で、条達を喜びます。 肝気が伸び伸びしておれば良いのですが、ストレスや過労で鬱滞すると 気の昇降出入(疏泄機能)がスムースに行かなくなります。 この「肝気鬱滞」が長引くと「曰久化火」といって、熱化します。 胃の昇降作用は肝の疎泄機能に依存しているので、 肝気鬱 → 胃気虚 の関係で、胃の下降の作用が失調します。 証候としては、怒り易い、精神憂鬱、ためいき、胸脇胃部脹痛、消化不良、 しゃっくり、げっぷ、嘔吐などとなります。 これを「肝胃不和」の症状といいます。 >食欲が無い >下痢 そのために上のような症状が出るのです。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >月経が遅れる 月経が早くなる これは「経行先后無定期」の症です。 月経ともっとも関係が深いのは“血海”と呼ばれる衝脉という経絡です。 衝脉は肝腎不足があると満たされず、月経が不定期になります。 >腰が痛い 腰がだるい 腰が冷える 足が冷える むくみがある 足の裏がほてる 「腰は腎の外腑」といい、足腰が悪いと腎が悪いという事になります。 腎虚の中でも足の裏がほてる事から腎の陰虚があります。 >汗っかき 寝汗をかく >瞼がむくむ 頭が重い >むくみがある >おりもの “湿熱”の存在がみられます。「脾湿熱」です。 >目が赤い 目がまぶしい なみだ目 目が痒い >口が苦い >胸が痛い 胸苦しい 胸やけがする 吐き気がある 酸っぱい水が上がる >斑点(しみ) さめ肌 >月経痛がある 血の塊が混じる 「肝気目に通ず」、目赤・羞明・泪・目痒などは皆肝熱です。 口苦は胆熱で、胆は肝と表裏を為すことから肝熱と考えられます。 胸が痛い・胸苦しい等は「胸脇苦満」という症状で、肝胆の気の欝滞です。 胸やけがする・酸っぱい水が上がる・吐き気がある等は「肝気欝滞」して 胃気を脅かし、「肝胃不和・胃気上逆」を起こしている状況です。 しみは「肝斑」と言うくらいで、肝の鬱熱の表れです。 月経痛や血の塊は同じく肝鬱のせいです。 以上を綜合すると「肝鬱腎虚・湿熱」と鑑定できます。 腎虚は肝鬱が解消されれば自力で改善する事もありますから、 先ずは「肝気欝滞」を治す事が最大事です。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >神経内科で、不安神経症と診断されました。 >浮遊感と喉の異物感が強く仕事に集中出来ません。 喉の異物感のことは古い医学書にも記載があります。 「咽中炙らん有るが如し」(炙らんとは焼肉のこと)、「梅核気」(梅の種が引っかかった感じ) と表現しています。 現代の中国では「喉中梗阻」と呼称します。 あなたが3ヶ月間服用したという半夏厚朴湯という処方は確かに こういう時に使用されるものの一つです。 しかし半夏厚朴湯は「痰凝気滞の喉中梗阻」という風に“痰”の存在によるものです。 あなたの主訴の中には痰の気配は見られません。 だから効かなかったのでしょう。 もう一つ別のタイプとして「肝気上逆の喉中梗阻」というのがあります。 これは“気滞”によるものです。 肝気はのびのびと広がる春の生長の気で抑鬱を嫌います。 それが疎通を欠き条達しなくなると精神は不明朗となり、筋肉は固くなり、 目は疲れ、胃腸の働きが不調になり、血液の流通・調節・貯蔵が狂ってきます。 肝の疎泄作用は精神状態と関係があります。 気持ちがのびやかで落ち着いていれば人は穏やかで、いつも情緒は安定しています。 しかし情緒不安定や怒り易くなると肝の気を晴らす疎泄作用が悪くなり肝気鬱結が生じます。 肝気の昇降散逸ができなくなり停滞すると、 「喉間如有異物,喀之不出,咽之不下,時或消失,而飲食無妨。 兼見頭暈,心煩易怒,兩脇脹滿等症。」 (喉に異物が引っかかった様で吐き出そうとしても出ず、呑み込もうとしても下らず、 いつもかもずーっとそうではなく、時々は忘れている事も有る。 飲食には差し支えがなく、めまいや不安や怒りなどがあり、脇の辺りが重苦しい。) という事になります。 >動悸がする 脇が痛い 胸やけがする 吐き気がある >胃の辺りが痛い これは「肝胃不和」の症状です。 治療法としては欝滞した肝気を「疎散理気」して喉間の気滞を下降させなければなりません。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >舌がしびれ感じで常に歯型が残る 《辨舌指南・観舌之心法》という書物に“湿熱有痰之症,舌質脹大滿口,迹有歯印” と書かれています。 つまりぼってりして舌に歯痕が残る一つに「湿熱有痰之症」というのがあります。 >中性脂肪が700位、総コレステロールが300程度 >検査を総合して脂肪肝との結果でした。 この脂肪やコレステロールというのが「湿痰」に相当します。 湿痰ができる原因は「脾失健運」です。 >胸やけがする 酸っぱい水が上がる >口が乾く 口内炎 脾失健運に加えて「熱化」が見られます。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >過敏性腸症候群です。下痢型ではなく、便秘・ガス型です。 >残便感があり、いつも家を出るぎりぎりまでトイレに入っています。 >とにかくガスが多く、 便秘とはまた違って「大便難」とか「排便艱渋不爽」といって漢方でも取り上げています。 ガス(失気)が非常に多いのは気滞に属します。 書いてはありませんが生理前になると乳の張りが強く感じませんか?(経前乳脹) 肝気はのびのびと広がる春の生長の気で抑鬱を嫌います。 ストレス(情志不和,鬱憤憂思)がたまると真っ先に影響を受けるのが肝の疏泄機能です。 これは「肝鬱気滞」といって肝の疏泄失調の結果です。 肝脾の気が鬱結壅滞して気機が閉塞すると升降作用は失調し、大腸の伝導機能は乱 れ、大腸中の糟粕は渋滞難下になります。 便意があっても出ず(后重窮迫)、残便感となります。 >たまに朝食時に吐きます 酸っぱい水が上がる また脇肋は脹痛し、ゲップ(曖気)や嘔逆などの気機失調症状が現われます。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >生理時には下痢 生理時には肝経の気血がもっとも充実します。 その時に下痢をするのは「肝気横逆」といって、脾気が虚していると旺盛な肝気に よって克伐されてますます脾気が虚する現象です。 これより「肝木犯脾経行泄瀉」と呼ばれています。 こういう人はよく経前乳脹などもあるものです。 >月経量が多過ぎる 月経が早くなる 月経痛がある 肝気はのびのびと広がる春の生長の気で抑鬱を嫌います。 それが強い一方なので疎泄がスムーズにいきません。 これは「肝鬱気滞経行腹痛」といわれます。 >生理痛(腰痛、 >足が冷える 他方で血虚の二症があるのでこれより「血虚気滞」を併せ持っていると考えられます。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >胃の辺りが痛い 腹が張る 冷えや食欲不振などの寒や虚の症状がなくて胃痛・腹脹があるのは「肝鬱気滞」のようです。 >目がかすむ(たまに) 目が痒い ……(肝は目に開く) >鼻が乾く 鼻血ここ2,3ヶ月の間に2回ほどありました)……(肝火上炎) >便秘と下痢(と普通の便)をくりかえす ……(肝気犯脾) >月経痛がある 乳房にしこりがある ……(肝気鬱結) >頻尿 ……(肝気鬱結) >陰部が痒い(たまに) ……(肝経は陰器をまとう) これらは七情内傷といい、精神的なストレスによるものばかりです。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >胆嚢付近と思われる部分の痛みや吐き気が出てくる。 >柴胡剤 : 冷えが出てくるので続かない 「肝気鬱結」による疏泄不利によって胆嚢辺の疼痛が起こっていると考えられます。 それが脾胃に影響を及ぼしている所から、どうしても柴胡を使わない訳にはいきません。 配合によっては柴胡といっても冷えない処方もあります。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >具合が悪いと、冷えのぼせする >口内炎がでやすい >陰部が痒い、カンジダ膣炎を繰り返す >おできや化膿がでる >蕁麻疹が出ることがある 水虫が治らない これらは皆 熱+湿 による症状です。 >嘔気、もたれが頻繁に起こるここ6〜7年ぐらい >乗り物に酔ったりする >食欲は割りにある >頻尿ぎみ とすると当然これらも「湿熱」が関係しており、虚証ではありません。 >右の脇肋骨の下のほうがもやもやする時がある げっぷが多い これは「気滞」です。肝気の欝滞です。 肝気はのびのびと広がる春の生長の気で抑鬱を嫌います。 それが疎通を欠き条達しなくなると精神は不明朗となり、筋肉は固くなり、目は疲れ、 胃腸の働きが不調になり、血液の流通・調節・貯蔵が狂ってきます。 さらにそれが長引くと「肝鬱化火」といって、陽気や熱に変化します。 陽気なら「めまい」や「のぼせ」になり、熱なら風や湿と結んで多様な変化をします。 肝鬱が横行して脾胃の機能を脅かすと悪心(はきけ)やもたれになります。 これまで多数の漢方処方を試みられていますが、どれも冷えを温めたり虚を補ったりする ものばかりで、まるっきり反対の方向を模索していました。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >生理痛ひどい、 >胃痛、胸やけ、下痢、便秘が多い。 漢方では「女子は肝を以って先天と為す」と言われているように、生理と肝の働きは密接 な関係にあります。 肝気はのびのびと広がる春の生長の気で抑鬱を嫌います。 それが疎通を欠き条達しなくなると精神は不明朗となり、筋肉は固くなり、目は疲れ、 胃腸の働きが不調になり、血液の流通・調節・貯蔵が狂ってきます。 その為に月経量が多過ぎたり、月経痛や血の塊が混じる事が起こります。 >目眩と吐気で立てず。 肝の働きが胃腸などの消化器に影響を及ぼすのを「肝胃不和」といいます。 つまり抑鬱した肝気が横逆して胃気を突き上げるので吐き気がします。 “肝気は目に通ずる”といい、めまいと「肝」とは密接な関係にあります。 肝気抑鬱が長く続くと熱化して肝熱となり、それが“風”を呼び込んで眩暈になります。 >疲れると耳痛。 >疲れやすく、よく発熱(37℃〜37.2℃程度) 肝経という経絡が耳の周辺を通るので肝経に異常があると耳痛になったり、発熱になります。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >生理痛と吐き気 >吐くものがないのに吐き気が続き、とても辛いです。 月経ともっとも関係が深いのは“血海”と呼ばれる衝脉という経絡です。 衝脉の気血は肝腎によって満たされます。 血海が充分に満たされた時点で月経が起こります。 即ち月経時は肝腎経の気血がもっとも充実している時です。 中でも肝気というのはのびのびと広がる春の生長の気で抑鬱を嫌います。 それなのにこれが欝滞しやすい体質の人がいます。 一般に「肝鬱」「肝気欝滞」といい、欝滞した肝気は行き場がなくてすぐ横の胃気に 横槍を入れます。(肝気横逆,胃気失和) それで嘔吐やゲップが引き起こされます。 >月経周期は約42日 月経と関係の深い肝経の気の流れがスムーズでないので生理が遅れるのです。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >食欲不振や吐き気、喉や口の乾き、下痢、左目のめまいや耳鳴り、不眠や寝汗 >人と電話で話すのを嫌い、人と食事ができない。 >どうしても胸が詰まったようにして吐き気を催してしまう。 漢方では気鬱は肝気の滞りと考えます。 肝気が欝滞すると「横逆」といって、出口を求めて弱いところへ向かいます。 いまは肝→胃腸へと欝滞した気が圧力をかけています。 それが吐き気、食欲不振、下痢となっています。 >朝晩耳鳴りによって、耳が両耳穴が痒くなり、聞こえにくくなる。 また肝気の滞りが長引くと熱化してきます。(肝鬱化火) それが陽気となって上るとめまいや耳鳴りになります。(肝陽上亢) 内熱は寝汗となって現れ、津液を消耗するので喉や口の乾きがあります。 根本の原因は肝気の滞りですから、どんな胃腸薬も効果が無いわけです。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >27の低血糖の折 5分後ぐらいで45 10分後ぐらいで60になりました 大建中湯の成分(干姜・人參・山椒)が有効だとは考えられません。 低血糖の改善も一過性ですし、もし大建中湯そのものが有効なら段 々と低血糖を起こさなくなる筈です。 ご存知でしょうが大建中湯エキス15gには粉末飴10gが含まれていま す。糖質の種類によって吸収される速度が違います。 おそらくそれでブドウ糖とかキャンデーとの違いが出ていると思い ます。ですから単に低血糖を予防したければ大建中湯エキスではな く、粉末飴を食するだけでいいでしょう。 >舌苔が少し厚い 口が乾く 良く水分をとる >吐き気がある〔ダンピングの折〕 時々胆汁が上がってくる〔焼け付くような感じ これは胃熱の症候です。だから尚更大建中湯は不適当です。 腸閉塞に大建中湯を用いるのは常とう手段の一つではあります。 しかしそれは寒冷性の場合の適応であり、熱性の場合にはむしろ逆 治になります。 もしダンピングの根本的な治療を望まれるなら次に胃切除術後の胆 汁逆流性胃炎の文献を引用しておきますから担当医に相談されると よいでしょう。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 中医学では胆汁逆流性胃炎の大部分を「脾胃気虚・肝気鬱結」による 「胃気不降」とみなしています。 それゆえ「健脾和胃・理気止痛」法として木香順気丸と黄連末を併用 しています。 『中医臨床大全』(北京科学技術出版社1993年) ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ > 胃痛だったり、下腹部痛だったり、 > 場所がはっきりしなかったりです。 痛みの場所が移動するのは気血水のうち気の病変です。 「急におそってくる」のも気の特徴です。 > 便をすると楽になります。 これは便通によって気の停滞が一時的に通じるので楽になるのでしょう。 でも又すぐに「気滞」は繰り返します。 気滞は肝気の変調です。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >責任持つ仕事していますので >左胸下から左わき腹、そしてそのまま並行に背中(左胸下の裏側)までシクシク痛みます >運動もしないのに走ったあと横っ腹が痛くなるのと同じ痛みも感じる時があります 情志が抑鬱すると肝は条達を失い脇痛を発症する者が多い。 その様子は「胸悶不舒,口苦,曖気(げっぷ)頻作」で、症情は情緒波動に随って増減する。 これを「肝鬱気結」の証といいます。 >胃が痛みます…胸やけがする………(肝気が胃を克す) >生理が近くなると、胸もすごく張り上記の症状がでてきまして…………(肝失疏泄) >月経痛がある…………(肝失疏泄) 肝鬱すれば血虚をもたらし、精血虧虚は肝の経絡を濡養できず、疏泄作用が不十分になる。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ > 幽門部に潰瘍ができてしまい消化物が腸へ進まなくなり胃に長期間留まってしまいました。 > 酸っぱい水が上がる 潰瘍が出来る原因は気滞といって、肝気の流れが停滞し、時には逆流するからです。 その肝気が元のように自由闊達に上下に流通するようにしてやるのが根本治療になります。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ > 口臭・体臭 > 怒りっぽい 汗っかき > かゆい 湿疹 さめ肌 水泡 にきび 抜け毛 これらは陽性症状です。 > 汗っかきで冷え性。足が夏でも冷える。 一方では陰性症状もあります。 > 胸やけがする 吐き気がある 酸っぱい水が上がる それは中央(脾胃)で陰陽が錯綜するためです。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ > 緊張した時等に強い口臭がする。 > 怒りっぽい 肝気が高まる事と関係がある。 > 舌苔が厚い > 胸苦しい 吐き気がある 酸っぱい水が上がる > 腹が張る 腸が鳴る 胃腸の調子が悪い事をあらわす。 それは高まった肝気が胃気を傷つけているから。 > 発疹 斑点(しみ) かゆい 湿疹 抜け毛 フケ性 脾胃の働きが悪いと「湿熱」がたまり、皮膚に反映する。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ > 呼吸が浅く、内臓下垂。手足がとても冷たい。声が小さい。 > 舌苔が厚い 唾液が多い 唇が乾き荒れ、舌でなめる。 > 食欲が無い 下痢 切れが悪い 軟便 > 足が冷える 足の裏がほてる(夏のみ) 脾胃の気虚です。 > 時々口が酸っぱい。吐き気がある > 生まれつき、緊張しやすく、恥ずかしくなると顔が赤くなり、汗をかく。 肝気が強く、これが脾虚に乗じて「脾虚木乗」のアンバランスになっています。