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肥満とは、
<肥満>の正しい認識があれば、無駄なダイエット努力を排し、
健康維持のため自信を持って、適切な治療を行うことが
出来ると思います。
肥満病は体重の正常値20パーセント以上のことと定義され、
大きくは単純性肥満病と症状性肥満病に分けられます。
肥満病は<四高症>になりやすいといわれます。
即ち、<高血圧><高血糖><高コレステロール><高粘血>です。
それらが進みますと以下の病気を発生します。
<心臓病> −標準体重の2.5倍、
<高血圧症>−標準体重の3倍、
<糖尿病> −標準体重の3倍以上、
<動脈硬化症>−標準体重の2〜3倍、
<癌 症> −標準体重の1倍以上、
その他、脂肪肝、胆石症及び他の感染症にもなりやすいのです。
【中医(中国漢方)の病因】
1.飲食の不節制
飲食のバランスが崩れると脾臓、胃の活動が阻害されるという原因です。
2.臓、腑機能の失調
臓、腑のバランスがくずれた場合で二つに分けられます。
1)脾、肺不健
2)肺臓、脾臓の隠虚
以上の原因によると<肥満病>は肺、脾、腎の三臓に関連しています。
現代医学(西洋医学)によると肥満病は
遺伝因子、飲食、内分泌(ホルモン)、薬物などが原因でできた病気です。
【肥満病の臨床症状】
1.外観と一般状態
身体は、一般的肥大、体重は一般の人より多い。
主に腹部、臀部及び四肢の部分が著しい。
2.循環系の病変
肥満がある程度進むと心臓に負担がかかります。
左心室肥大になります。その時、呼吸頻、脈拍不調、
心臓がどきどきするなどの症状が現れます。
3.呼吸系の病変
軽度肥満者はほとんど症状がありません。
中度:胸が苦しい。ちょっと身体を動かすと息切れします。
重度:ある程度の呼吸困難になります。
肺内に二酸化炭素をためることにより呼吸性酸中毒になります。
また、重度肥満者は慢性気管支炎に非常になりやすく、
心臓病変発生と同時に気管支炎がきつくなって肺炎が起きます。
死亡に至ることもあります。
4.消化系の病変
肥満者は便秘になりやすく、痔病も発症しやすい。
脂肪肝、肝臓肥大が原因で、胆汁の流出が妨げられた結果、
胆結石が非常に起こりやすくなります。
だから、肥満の婦人は肥満病〜胆嚢疾患〜偏頭痛総合症になる方が多いです。
5.泌尿及び生殖系の病変
軽度肥満者はあまり症状がありません。
中重:いろいろな異常が表れます。
男性の重度者には男性ホルモンは3分の1に減少、
女性ホルモンは1〜2倍に増えます。
常に見られる症状は勃起不能、性欲減退です。
しかし睾丸の大小、精子は正常です。
女性は男性と同じくホルモンの変化で、生理不順と不妊症になります。
肥満者は腎臓結石にもなりやすい。
6.肥満と痛風の関係
肥満の方は痛風の発病率が高くなります。
中国の調査によると体重超過20%の人のうち、
9.2%の方が痛風にかかっています。
体重超過20%〜40%の人は9.4%となり、
体重超過40%以上の人は20%となります。
7.神経系と精神面の病変
肥満病が中度以上になると倦怠感、脱力感があり、物事に無関心になり、
回りの事情に対して反応が鈍くなるか麻痺してくる一方、
非常に疲れやすくなります。
8.ホルモン系の異変
主に甲状腺機能の低下になります。
顔面、瞼、下半身及び首のむくみ、
(そのむくみは他のむくみと異なり、指で押した後、痕跡がない)
と寒気、記憶力の低下、反応が鈍いなどの症状が見られます。
その他、糖尿病の誘発も起こりやすくなります。
9.肥満病の血圧への影響
肥満病が高血圧症になる可能性ですが、
中国臨床医師たちの経験によれば肥満症の人の中で
血圧正常の方が少なくありません。
10.肥満病と脂肪肝の関係
肥満者は児童を含め、ほとんど脂肪肝にかかっています。
早期または軽中度の脂肪肝の患者は治癒できます。
重度の脂肪肝の人は脂肪性肝炎になる可能性があり、
晩期になると肝硬変になって、死に至ることもあります。
肥満病がいかに恐いか、注意が必要かお分かりになると思います。
参考:肥満度の分類
1)軽度:標準体重20〜29%の人
2)中度:標準体重30〜50%の人
3)重度:標準体重50%を越える人
標準体重:〔身長(cm)−100〕×0.9(kg)
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