代替医療
 代替医療とは、近代西洋医学以外の中国医学やインドのアーユルヴェーダ等の伝統医学、徒手療法(指圧・マッサージ・カイロプラクティック・リフレクソロジー等)、食事療法、ハーブ療法、音楽療法、あるいは古くから地域に伝承されてきた民間療法(薬草・気功・温熱など)等を言います。
 アメリカでは、「代替医療」という名称が広く使用されていますが、イギリスでは西洋医学を補完するものとされ、近年ではこの二つをまとめて補完・代替医療と呼ばれています。
 補完・代替医療が再評価される背景には、次のようなものが挙げられます。
 近代医療は臓器の治療が中心であり、病気の原因を直接取り除くための薬剤や手術を中心としたもので、急性の感染症や早期のがんなどの治療に優れています。これに対して、健康保持やストレスには、心身医学や中国医学などが優れており、代替医療は、予防や自然治癒力の向上を図る、人間のライフスタイルの改善を中心としています。

代替医療ランキングBest10
東京医科大学病院総合健診センターの健康診断受診者を対象に調査した結果
 1 サプリメント(栄養補助食品) 42.7%
 2 マッサージ 30.8%
 3 リフレクソロジー(足裏反射療法) 20.1%
 4 アロマセラピー(芳香療法) 14.8%
 5 ハーブ(西洋薬草) 12.7%
 6 指圧 12.5%
 7 漢方薬 10.4%
 8 整体 9.5%
 9 鍼灸 7.4%
10 電圧・磁気療法 5.4%

 国別に見ると、フランスでは、ホメオパシーが最も利用されております。オランダでは、リフレクソロジーが利用されており、アメリカでは、リラクセーションの利用が最も多く、手技療法では、カイロプラクティックが90%以上の利用率を占めます。(最も利用されているオステオパシーは、アメリカでは医療と言う位置づけです)そして、フィンランドでは、マッサージが人気があります。また、ドイツでは、ホメオパシーやナチュロパシー、ハーブ療法等の代替医療がヘルスケア・システムに組み入れられていますが、ホメオパシーに関しましては、イギリス、インド、スリランカ、パキスタン、メキシコで、公的医療保険制度に組み込まれており、病院における通常医療です。


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