流 産
2度目の手術が終わって最初の生理が来ない。生理予定日を1週間過ぎている。もしかして・・。
まさか・・。その日は彼の家に泊まっていた。朝8時頃、起きてすぐ以前に買った検査薬をしてみる。1
分ほどたって見てみると反応はなかった。
この時はいつもとは違うメーカーの検査薬を使った。検査薬によって反応の出方が違うので、最初、彼
に検査薬を見せると1ヶ月しか経っていないせいもあり彼は陽性だと思ったらしく、えーっつ!とか言って
いた。私が違うよー。それは陰性と言うと、びっくしたと言っていた。それから2時間ほど寝て起きてから
検査薬をかたずけようと見てみると、なんと陽性反応だった。反応が出にくかったからなのか。まだ、こ
ないだの手術から1ヶ月ほどしかたっていないのに・・・。ショックだった・・。すぐ彼のケイタイに連絡した。
朝の検査薬なんだけど、よく見ると陽性反応だった、と言う、え!?朝は陰性だったやん?って言われて
さっき起きてみたら陽性になってた・・・。って言ったら、そうなん、っ感じではあったけど意外にも彼は冷静
だった。今日はやく帰ってこれる?まあ、そうやな。なるべくの返事でケイタイを切った。
手術後のこの1ヶ月、お互いに気をつけていたつもりだったけど、たった1度だけきちんとした避妊をしなか
った時があった。どうやら、ちょうどその時に当たったみたいだ。自分の考えの甘さや、きちんとしていれば
彼も自分も困らずに済んだのに・・・赤ちゃんも・・・。2度目の手術からすぐだったために、余計に混乱した。
何よりも手術費用なんかのことを考えると、自分の肉体的や精神的なショックよりも彼に負担をかけてしま
うんだってことのほうが辛かった。とにかく病院に行かないと。検査をしてもらわないとと思った。でも、ついこ
ないだ手術をしたばかりで、さすがに病院にも行きづらく他の病院に行こうとも考えたけど手術の日のことや
術前、術後の処置のことを考えると彼が仕事で遅れたり行けないこともあるだろうし、2度目の病院が自分にとって安心できる病院でもあったので、また同じ病院に行くことにした。
2002年6月10日
彼といっしょに病院に行った。先生にどうしたの?生理の出血が正常に来ていないと聞かれて、実は生理
がまだ来ていなくて、検査薬で陽性反応だったことを告げた。えっつ!と驚かれて、避妊はしていなかった
のかなど聞かれて、とりあえず検査をということで検査をした。エコーにはまだ赤ちゃんらしき影はまったく
映ってなく、そのあと尿検査をすることになった。尿検査の結果は陽性だった。ただエコーにはぜんぜん赤
ちゃんらしき気配はなく、もしかしたら尿検査が陽性だったのは手術から、1ヶ月しか経っていないから反応
が出ているのか、もしかしたら流産するのかもしれないと言われ、また1週間後に来てください。と言われた。
2002年6月14日
彼といっしょに病院に行った。出血などがないか聞かれてから、エコー検査をした。やっぱり赤ちゃんは見
えないようだ。先生にたぶん、これは流産になるかもしれないと言われた。おなかは痛いといえば痛いよう
な気もする。
家に帰って、ネットで術後にすぐ妊娠した人なんかいるんだろうか、それで流産した人はいるのだろうかと
調べてみた。そういう経験をした人のサイトがあった。私とは違って初めての妊娠、中絶で、2度目のすぐの妊娠、流産をした人だったけど、先生の言っていた同じようなことが書いてあった。出血はないかなど。
体はそんなにしんどいわけでもなく、普通に学校に行っていた。ただ気持ちだけはすごく不安でたまらなかっ
た。3回ものというショックと堕ろさなければいけない現実、彼の私に対する気持ちの不安。
2002年6月28日
彼の家に行った、夜、おなかの痛みを感じた。生理痛のような、生理がくるときのような体調、おりものと
血っぽいものが出ていた。嫌な予感するなって感じて生理のナプキンを使って寝た。起きると、やっぱり
出血していた。生理の1日目のような量の多い出血。私は生理痛とうものは、ほとんどないけど、この時
ばっかりはおなかよりもすごく腰とかが痛くて動くのが辛かった。隣で寝ている彼に出血してる、おなか
痛いいし流産かもしれないと言うと 、とりあえず寝といてと言われたが不安でたまらなくて、こないだ見た
HPとまったく同じ症状だしたぶん流産のような気するとあせって言ったら、そんなの言われてもわからな
いし、先生に聞いてみないと自分には解らないと怒られた。不安だった。すごくしんどかったし、出血の量
も普通の生理よりもかなり多かったので、診察できるならと思って、恐くなって病院に電話してみた。土曜
日だったので診察は午前中のみで、担当の先生がいなくて代わりの当直?のような先生だったために、と
りあえず月曜日が診察になっているので様子を見てくださいと言われた。 自分が初めての経験で不安だ
ったこともあって月曜日までなんて待てない、ほんとに大丈夫・・って気分だった。
2002年7月1日
診察の日、先生に出血があったと告げ、検査をした。ほどんど出血はおさまっていてやっぱり流産だった
ことが解った。あとは完全に出血すれば問題ないと言うことで、消毒をしてもらって診察は今日で終わりと
いうことになった。