くすりの基礎知識

「くすりや」の分類 / 医薬品と医薬部外品と化粧品 / 薬剤師とは、


・「くすりや」の分類

ドラッグストア、薬局、薬店などは俗称で、法的視点から見ると、かなりごちゃごちゃに扱われてます。
実際の区別は、店内の見やすい場所に「許可証」が掲示されているはずなので、それをみて確かめましょう。
以下に分類をまとめました。

  薬剤師 調剤 医薬品の販売 分割販売
薬局 すべて可
一般販売業 不可 すべて可
薬種商販売業 不可 (厚生大臣)指定医薬品以外 毒薬・劇薬以外可
配置販売業 不可 都道府県知事指定のみ 不可
特例販売業 不可 都道府県知事指定のみ 不可

医薬品販売業
一般販売業−調剤をしない、販売のみを行う。あとは薬局と同じ。薬剤師が必要。
薬種商販売業−指定医薬品(厚生大臣指定)以外を販売でき、薬剤師はいらない。
配置販売業−都道府県知事の指定した医薬品をあらかじめ家庭に配置、使用分の代金を得る。有名な所で「富山の置き薬」。
特例販売業−医薬品の普及が充分でない地域で、都道府県知事が指定した医薬品を販売する。今ではもうほとんどみられないかな?例-船内,船着き場,スキーのペンションetc

薬局:都道府県知事の認可のもと、薬剤師が医薬品の調剤もしくは販売を行うところ。基本的に保険薬局の指定をうけています。また病院の調剤所は薬局とは言わない。

保険というのは健康保険のことで、保険証をもって保険医療機関にかかり保険処方箋により保険調剤してもらう、と保険が適応され、3割負担、2割負担などの実費が軽減します。でも、なんらかの理由で保険適応外だと、治療費、薬剤費等が全額自費になります。

基準薬局−日本薬剤師会がつくった制度で、設備・サービス共に優良な薬局。日本薬剤師会が指定。
かかりつけ薬局−かかりつけの医者と同様、常日頃からかかるかかりつけの薬局の事。資格や指定ではない。
メリットとして、多数の医療機関に診療を受けた場合でも重複投与の薬のチェックが可能。長期間にわたり薬歴管理ができるので、薬物アレルギーなどの対処ができるほか、OTC薬(大衆薬)との相互作用も注意できる。現代医療の理想形。


医薬品と医薬部外品と化粧品

くすり屋さんにある商品には以下の分類があります。

医薬品−疾病の診断、治療、予防に使用されるモノ、身体の構造、機能に影響を与えるもモノをいう。
医薬部外品−衛生改善に用いるモノで、人体に作用が緩和なモノをいう。
化粧品−身体を清潔、美化するモノで、人体に作用が緩和なモノをいう。

また医薬品には、大きく2つに分類されます。

医療用医薬品:医師の処方により使用される医薬品。
一般用医薬品
医師の処方なしに、薬局等で直接購入できる医薬品。別名OTC(「OVER THE COUNTER」の頭文字をとった言葉)
・スイッチOTC−医療用医薬品をそのまま一般用医薬品として販売されるもの。
・ダイレクトOTC−最初から一般用医療品として開発されたもの。


薬剤師とは、

薬剤師は、医薬品のスペシャリストで、調剤、医薬品の開発、製造、供給を行う。また公衆衛生にもその能力を発揮する。
薬剤師免許を得るには、薬剤師国家試験を合格する必要があり、また国試受験資格として薬科大学の卒業が必要である。

薬剤師の任務は、薬剤師法という法律で「薬剤師は、調剤、医薬品の供給その他薬事衛生をつかさどることによって、公衆衛生の向上及び増進に寄与し、もって国民の健康な生活を確保するものとする」と規定されています。 Copyright 1997 Japan Pharmaceutical Association

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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