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糖尿病の今昔物語。最近では、男性より女性の方が糖尿病の発生率が高いと言われています。
旧厚生省の『糖尿病実態調査』(1998年3月)によると、糖尿病が「強く疑われている人(HbA1cが6・1%以上)」のうち28.0%が肥満、22・4%がやや肥満。また「糖尿病の可能性が否定できない人(HbA1cが5.6〜6.0%)」のうち26.9%が肥満、22.6%がやや肥満と判定されています。さらに過去の肥満度と糖尿病との関係では、糖尿病が「強く疑われている人」のうち52.6%が過去に肥満だったことがあり、25.7%は過去にやや肥満だったという結果
があります。
肥満の判定基準は、身長から割り出した自分の標準(理想?)体重です(計算式参照)。旧厚生省の『国民栄養調査』(1999年)によれば、我が国での肥満は40代から目立ち始め、40代の男性の7人に1人が太りすぎ(肥満)、3人に1人がやや太りぎみ(過体重≒やや肥満)です。
糖尿病とがんの関係については、諸説あるがはっきりとした結論はまだ出ていないようです。しかし、糖尿病と密接な相関関係が認められている「肥満」とがんについては、いろいろ研究が進んでいます。たとえば・肥満の女性はそうでない女性に比べて「乳がん」に罹るリスクが高いことがわかっています。「子宮ガン」については見解が分かれています。男女を問わず肉食と「大腸がん」、肥満と「大腸がん」は密接な関係にあることは知られています。また肥満した人に胆石が多いことは有名です。胆石と「胆嚢がん」が密接な関係にあることもわかっています。
糖尿病の合併症は、頭からつま先まで全身のあらゆる部位
に現れます。なかでも《神経障害》《網膜症》《腎症》が糖尿病の三大合併症といわれるものです。これら合併症は、糖尿病になってからの期間が長いほと発症リスクが高くなります。
糖尿病治療者のうち、神経障害には糖尿病者の5人に1人(20.3%)が、網膜症には同じく6人に1人(16.1%)が、そして腎症には同じく14.3%が、それぞれ治療を受けています。
糖尿病治療者のうち、神経障害には糖尿病者の5人に1人(20.3%)が、網膜症には同じく6人に1人(16.1%)が、そして腎症には同じく14.3%が、それぞれ治療を受けています。
糖尿病の代表的な合併症のひとつが糖尿病性腎症です。腎症が進行すると、人工透析による治療が必要になります。
糖尿病になる人は同時に肥満、高血圧、高脂血症という複数の病気を併発する(している)可能性があります。
糖尿病で恐ろしいのは合併症だけでなく、動脈硬化が進行して心臓病や脳卒中を引き起ししやすいことです。
糖尿病の人は、糖尿病合併症の網膜症や白内障などの視力障害で視力が低下していたり、動脈硬化により歩くとすぐ足が痛んだり神経障害で足が変形したりしていて立ちくらみしやすく、転倒しやすい状況にあります。これらのため糖尿病の人は、そうでない人の2〜4倍も骨折しやすいと言われています。
骨が減って骨がもろくなりわずかな衝撃で簡単に骨折してしまうのが、骨粗鬆症です。一般
に加齢に伴い骨がもろくなりますが、糖尿病の人はそのスピードが速いのです。これはインスリンの作用が低下し出すと骨代謝にさまざまな影響を与え、骨量
減少が進行するからです。
旧厚生省は1999年7月≪結核緊急事態宣言≫を出し、(過去の病気)と見られていた結核の患者数が増え始めていると発表して、注目されています。
次の項目に該当する人は、糖尿病になりやすい下地をもっています。このなかで遺伝的要素については、遺伝するのは「糖尿病という病気」ではなく「糖尿病なりやすい体質が遺伝している」のです。したがって家族に糖尿病の人がいても(いたとしても)生活習慣にさえ十分気をつければ、糖尿病を予防できます。また飲酒については、男性糖尿病患者のほぽ8割が日本酒換算で3合以上の酒呑み、という研究もあります。
糖尿病が恐ろしいのは、初期のころはほとんど自覚症状が出ないため本人が気ずかずに放置された状態になり、治療が遅れてしまうことです。
糖尿療治療の目標は、合併症を予防し得るよう、血糖値をコントロールすることです。
1997年4月、FAO(国連食料農業機関)/WHO(世界保健機構)などが、「砂糖は安全な食品」と宣言したそうです。にもかかわらず依然、「砂糖は糖尿病のもと」といわれ続けています。しかし砂糖の消費量
はこの25年間で3割減少し、旧厚生省の国民栄養調査によれば糖質の摂取量は20年間で17%近く減っている由。だけど糖尿病者は増加中。砂糖のカロリーはそば粉や米と同じで、甘いけれど人間を太らせる魔力はない!?という説もあります。
全世界の糖尿病患者数は1億3500万人。日本では「糖尿病が強く疑われている人」は690万人。これは全世界のの糖尿病患者の20分の1以上を我が国が占めていることになります。糖尿病者は、欧米には少なくアジア全域で多いという特徴があります。ちなみに我が国の糖尿病が「強く疑われている人」およぴ「その可能性が否定できない人」を併せて1370万人になります(旧厚生省『糖尿病実態調査』1998年3月)。
歯周病にかかると糖尿病になりやすく、糖尿病者には歯周病の発生が多いうえに重症になりやすいという研究成果
が、2001年4月開催された《米国歯周病学会》のシンポジウムで報告され注目されています。
「ペットボトル症候群」という言葉を聞いたことがありますか?
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