鍼麻酔(acupuncture anesthesia)

鍼麻酔というのは,どうも一般の人に聞くと摩訶不思議なものらしい。
 しかし,現在では,さまざまな偉い先生方の研究のおかげで実はかなりのことが科学的に分かってきました。

 痛みというのは客観的な判断基準がないのでそれ自体研究がとても難しいのですが,神経生理学の研究により神経の電気的しくみや,神経伝達物質や発痛物質といった物質的なものがかなり分かってきたのでここまで研究が進んだようです。
 
 これら病気やケガと密接に関係する痛みという重大なものなのですが,研究者の先生が書いた,一般の人向けにもちゃんとした科学的な説明がされている本があるので二つ紹介したい。かなり詳しく書いてあるので難しいところもあるかと思うが,生理学の教科書を参考にしていただければ少しはわかりやすいかも…。とても参考になる本です。
 
 じっさい鍼麻酔(─本来は効果のメカニズム的に鍼鎮痛といったほうが良いらしい)は摩訶不思議なものではなく,簡単に言ってしまうと今流行りの脳内麻薬のメカニズムと同じような仕組みなのです。
 
 私が説明するとホントにアバウトで余計うさん臭くなってしまいますが,この二つを読めばなんとなく,科学的に根拠のあるものだと分かっていただけると思います(^-^;。

 それと鍼灸学校ではどう教えられているのかということで,東洋療法学校協会偏の教科書に出ている部分を抜粋しました。参考にどうぞ(この後改訂しているので少し古い内容かもしれません)