神経線維の分類

 神経線維の分類には直径,伝導速度,機能の違いにより以下の分類がある。
 さらに研究者の違いによって二種の分類法に別れる。


分類表1

神経線維の分類
直径
(マイクロメートル)
伝導速度
(メートル/秒)
髄鞘

遠心性OR求心性
(出入力)
その他まとめ

α
12〜20
60〜120
有髄
遠心性(出力)α運動ニューロンより
(腱紡錘,筋紡錘へ)
β
8〜10
30〜80
求心性(入力)主に触圧受容器より
(その他 腱紡錘の散形終末より)
γ
2〜8
15〜55

遠心性(出力)γ運動ニューロンより

δ
1.5〜3
6〜30

求心性(入力)冷・痛覚受容器より
(ファーストペイン)

3
3〜15
無髄
自律神経節前線維
1
0.3〜0.5
有髄

求心性(入力)温・痛覚受容器より
(セカンドペイン)
その他 自律神経節後線維

 


 

分類表2

種類
起源となる感覚器
直径
(マイクロメートル)
伝導速度
(メートル/秒)
表1との対応
筋紡錘(らせん形終末)
12〜21
70〜120
Aα
腱紡錘
12〜21
70〜120
Aα
筋紡錘(散形終末)触圧受容器
6〜12
30〜70
Aβ
冷(痛覚受容器)
1〜6
12〜30
Aγ
温(痛覚受容器)
1以下
0.5〜1

 

 


Schmidt神経生理学より上の2表と同様のものを抜粋した。
直径と伝導速度は上記のものの平均で示している。