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Pride and
Prejudice
産婦人科ってどんなところでしょうか? 通うのはどんな人たちでしょうか? 産婦人科にはどんなイメージがありますか?
残念ながら日本では、まだまだ産婦人科に通う、ということに対して患者自身も、周りの人達も抵抗があるのが現状だと思います。
よく、テレビドラマなどにも、若い女性が不安そうに、キョロキョロと見回して周りで誰か見ていないか確認してから、こっそりと病院に入る、なんてステレオタイプそのままのシーンもよく出てきますよね。耐えがたいほどの痛みや不快な状態にずっと悩まされているのに、行かなくては行かなくてはと思いつつ産婦人科を訪れる勇気が持てない女性たちは驚くほどたくさんいます。産婦人科に通うということが、まだまだ「さては性病か、おめでたか、中絶か」くらいにしか見られないという偏ったイメージにとらわれてしまっているのはとても悲しいことです。また、内診という独特の診察方法がある場合もあるということで、病院に行くのをためらってしまう女性たちもいます。
しかし、PMSに限らず、婦人科系疾病の多くは年齢・既婚か未婚か、パートナーのあるなし、職業などにかかわらず、かかってしまう病気がほとんどです。お医者様に診ていただくのがどんどん遅れてしまい、とりかえしのつかない病気が進行していた、なんてことにもなりかねません。女性にとっては産婦人科というのは、ある意味では内科などよりも身近な存在でなくてはいけないと思います。ですから、もし、皆さんの周りで、何か婦人科系の病気の兆候が見られるのに、病院に行くのをためらっている人がいたら是非サポートしてあげてください。もし自分が何かおかしい、と思われてた女性の方は、即刻産婦人科に行きましょう。もし最初の病院が気に入らなければ、2〜3の病院を梯子したってかまわないと思います。
また、内診については、希望すれば内診をしないで診察をしていただける場合もあるそうです。しかし、内診でわかる事柄の多さから言っても、内診は受けておかれることを強くお勧めします。私も最初はものすごい抵抗感がありました。が、内診をする場合でも、目の前にカーテンがあるので思ったよりもドキドキしませんよ(ささいなことですが、これだけで心理的に大違いなんです)。時間もそれほどかかりません。それでも怖かったら、怖いと正直に言ってしまいましょう。お医者さまもプロですから、きっとあなたがリラックスできるように工夫してくださると思います。
私自身のことに関して言えば、毎週通っているので、もう抵抗感はなくなりました\(^o^)/ 思いきって飛びこんでしまえば、なんとかなってしまうものです。むしろ今では、きちんと受診しているという安心感があります。

PMSは、症状として身体症状(頭痛・腰痛・乳房痛など)と共に、精神症状(イライラ・わけもなく怒りっぽくなる・時には自殺願望など)が出ることが多いのですが、そのせいでしょうか、PMSにかかるのは元々ヒステリックだからだとか、神経質だからだ、という偏見を持たれている方もいます。PMSの症状を感じやすいかどうかは、体質的な個人差が基本であって、本人の意思や性格ではありません。またPMSの症状の強さがストレスや精神状態によって左右されることはありますが、超ウルトラハッピー♪女性で、悩み事は何にもないような精神状態でも、かかる時には、かかります。(それに普段何か嫌なことがあって落ち込んだり怒ったり、というのとPMSのイライラ等は、うまく言葉では表現できませんが、何か感覚的に違うのです)
PMSも素人判断は危険です。まずは病院に行って本当にただのPMSなのか、それとも他の病気である可能性もあるのか、チェックしてください。

また、生理痛やPMSなどは女性なら誰にでも起こりうることです。それゆえに、「女なら誰にでもあることだから我慢しなさい」とか「女なんだから仕方ないのだ」という言葉だけで片付けられてしまうこともあります。しかし、PMSや生理痛の症状の強さは非常に大きな個人差があります。また同じ女性でも特にこれと言った理由もなく、何にもなくてケロっとしている時もあれば、鎮痛剤など薬を飲んでもベッドの上で転げまわって苦しんでいる時もあります。
(ただし、最近やたらと生理痛が重くなってきた、なんて時には要注意です。子宮内膜症などもっと大きな病気であることのサインであることもあります。この場合には必ず産婦人科で受診してください。)
生理痛の重さ、PMSのひどさも、個人差があるとは言え、くどいようですが、まずはお医者さまに診ていただくことです。ただ単に器質的にひどい場合もありますし、他の原因によって強い症状が出ている場合もあります。素人判断は無理です。ガタガタ言わずに(笑)、とっとと病院に行きましょう!何もなければ、笑ってすまされますが、何かあった場合には、笑うに笑えないという状況になってしまいますよ。

それから、私の知っている中で、変わり種?の理由によって産婦人科に行くのをためらっている人たちもいました。「基礎体温」をつけていないから診てもらえないのではないか、と心配していたのです。でも、これも大丈夫(笑)。産婦人科の入り口で基礎体温表を持っているかどうかのチェックがあって、持っていなければ入場拒否、なんてことはないでしょ!? もちろん基礎体温表をつけているのはとても良いことです(基礎体温表は何も「避妊」のためだけにあるのではありません。排卵があるかどうかなど、ホルモンの動きがわかるので、産婦人科の診察では重要な資料となるのです) あなたがこれまでに基礎体温をつけているのであれば持参するに越したことはありませんが、もしつけていなくても、基礎体温の動きがわからなければ診察できないということであれぱ、お医者さまの方から指示が出るでしょうから、まずは病院に行ってみて、お医者さまの指示に従うだけです。

婦人病のことを口にするのは恥ずかしいことではないはずです。もちろん、プライヴァシーの問題はありますから、「○○さんは生理痛がひどいんだって〜っ!!」とか、「××さんはPMSなんだよ〜っ!!」とわさわざ選挙カーを借り切って、大音響のマイクで街中に宣言する必要もないですが(爆)、だからと言って全く話してはイケナイというタブーでもないはずです。病気を診てもらう管轄が産婦人科というカテゴリーであるだけで、病気は病気です。パートナーや、親しい友達(男性を含む)、同僚や上司などに卑屈にならずに話すことで、理解しサポートしてくれる人たちが増えるかもしれません。
もちろん、聞いてあげるほうの方も、変に身構えたり、ちゃかしたりせずに、きちんと聞いてあげてくださいね。
PMSだけに限らず、婦人病のことを包み隠さず話せるというのは一番のサポートなのです。