久女忌

平成16年1月21日

北九州市小倉北区の圓通寺で久女忌が行われ、私も出席させて頂きました。

例年、境内にある「無憂華の木陰はいづこ仏生会」の前で追善供養が行われているそうですが、今年は悪天候のため本堂で行われました。

圓通寺、林久照住職の読経の後、白い菊が献花されました。

引き続き行われた講話会では、「雉」「栴檀」同人 鈴木厚子氏により

「花衣 創刊後 久女の句はどう変わったか」という講演がありました。

講演の中で特に興味深かったのは、久女の美意識が作品にどう反映されているかについてでした。

「杉田久女句集」の1095句を対象に調べてみると直接的に句に色が出てくるものおよび間接的表現として、字として色そのものが句にでていないが、鑑賞上その物の色が見えてくるものを合計すると全句の約66%が色彩による表現があるとのことでした。

また、句集の色分け順位では青・白・赤の順で多く使われ、好調期の色彩郡は青・白・赤、低迷期は白・青・赤の順で多かったとのことでした。

久女を偲ぶと共に久女の作品を振り返る一日となりました。