昔々ある民族が戦などで志気を高めるために飲んだものから始まります。このことを”Dope”と言いました。よく行われていたのは競馬における現場だったようです。1886年アムステルダム運河水泳大会 ドーピング例報告がありました。その後も水泳・自転車競技で報告があり、1896年ボルドー〜パリ600q自転車レースで初の死亡事故がありました。その後ある国では、選手には「疲労回復剤」として与えられた薬が筋肉増強剤で1年間に10s以上筋肉で体重増加した例があります。その国では数万人の選手に対して薬剤投与をしたようです。現在「骨が弱くなりコルセットがないと起きあがれない」「妊娠できない。出来ても全て流産してしまう」「正常人よりも癌の確率が高い」といった問題が浮上しています。現在ドーピング検査は世界的に行われており、日本では国体でも行われます。サプリメント・食事を含め口にする物は全てにおいて気をつける必要があります。

1.興奮を高めるもの
興奮を高める薬は、精神に作用します。この薬は選手本人が好んで使用するものでは無いのでしょうが、間違って使用することが多いので要注意です。例えば、風邪薬と漢方薬です。風邪薬にエフェドリンが入っているものはさけます。漢方薬で麻黄が入っているものも要注意で、葛根湯(風邪薬で有名)にも入っています。薬膳料理なども注意した方が良いかもしれませんね。
2.筋肉を増強するもの
ステロイドが有名です。人工的なステロイドと自然的なステロイドがあり、人工的なものは尿から出たらすぐ失格です。自然的なステロイド(元々人間体内に存在するもの)は尿の濃度で検査されます。この手の薬は、外国製のサプリメントに入っていることがあります。表示がないのにも関わらず入っていることがあり要注意です。
3.持久力を増強するもの
持久力は血を濃くすると高めることが出来ます。方法としては、輸血(他人の血)が有名で血液ドーピングとなり違反となります。自己血輸血といってあらかじめ自分の血をとって保存しておき、競技の直前に輸血する方法があり、これも失格になります。また、血を作りやすくする薬もありますがもちろんこれも失格になります。
4.精神を安定させるもの
この薬剤はバレーボールでは特に禁止薬物としてはありませんが、心臓の鼓動を遅くして、手のぶれをおさえます。射撃などで禁止になっています。
5.ドーピング検査の結果をわかりにくくするもの
尿の濃度で検査をする際、尿の量を多くすることによって濃度を下げます。おしっこの量が増える事だけでは問題ないのですがドーピングを隠すためのドーピングになります。
6.遺伝子レベルで筋力・持久力を増加させるもの
今回のアテネから禁止項目になっています。ある遺伝子を多くすると筋肉が増加すると医学で証明されています。この検査方法はどの様になるか・・・。おしっこでは出来ない可能性が高いです。血の検査でも厳しく、筋肉を少しとって調べることになるのかも・・・。
過去に何人の選手が命を落としたか?数え切れないと言われています。欧州では千人以上命を落とした時代があったそうです。また、国内の大会でドーピング検査の実施が遅れているのは日本だそうです。そこで国体からドーピング検査が開始されました。2005年からVリーグでも開始になります。選手も医師もドーピングに対して詳しくなる必要があります。ドーピング検査はあくまでも「自己責任」です。医師が教えてくれなかった、指導者が勉強不足だった、と言っても自己責任になります。バレーボールで「ダブルコンタクト」は反則ですね?ドーピングも同じくらい選手全員が知っていなければならない当たり前の反則なのです。今後中学生、高校生で部活動をはじめるに当たり「ドーピング」の勉強が入る必要があると思っています。