中学生以上になると肩の痛みが出現してきます。フォームが原因の場合、筋力不足からくる場合があるようです。
1.インピンジメント症候群
インピンジメントとは「衝突」の意味。肩の中で腕の骨(上腕骨)と肩甲骨(肩峰)が衝突することを言います。スパイクを打とうと腕を振りかぶるとき(腕が後ろに行くとき)に肘が肩よりも高い位置を通って振りかぶる位置まで行く必要があります。肘が肩よりも低い位置を通って振りかぶろうとするとインピンジメントが起きやすくなります。全日本女子の多くの選手がインピンジメントを起こしにくいきれいな振りかぶり方をしています。
選手
再現すると・・・
メディカルサポートにて肩痛の選手を診察しましたが、インピンジメント症候群の診断をしました。スパイクフォームで肘がかなり下がっています。「下がっている」というのは、右と左の肩を結んだ線よりも下がるという意味です。この選手は普通にレフトからのスパイクでこのフォームになりやすく、ライトからセンターにまわって打つときは非常にきれいなフォームになります。休息を指示することはなく、レフトからのスパイクのみを休止しその他は継続。痛みが減少したらレフトからのスパイクフォーム矯正としました。
2.肩甲上神経麻痺
肩甲骨の後方に付いている筋肉がやせ細り痛みが出る時この診断名を使うことがあります。スパイク、サーブで振り切る腕を止めるために使われる筋肉を棘下筋と言います。「ブレーキングマッスル」とあだ名が付いています。肩甲骨に広く付いている筋肉で左右を比べることで筋肉がかなり痩せており簡単に診断することが出来ます。たくさんの練習、試合をこなしている選手に多くトッププレーヤーはかなりの確立でなっていると言われています。超一流のプロ野球のピッチャーよりもごく普通のバレーボール選手のほうが起こりやすいと言う医師もいるようです。一番この筋肉に負担をかける動作は「フローターサーブ」と言われています。この診断名が痛みの原因と判断したときは「フローターサーブ」のみを休止すると改善することが多いと思います。その後ストレッチ、筋肉のトレーニングを行うと再発予防につながります。
他にもたくさんの肩の痛みが存在します。メールにてご相談下さい。