話題のクスリ 

99/12 その1

アリセプト錠

軽度及び中等度のアルツハイマー型痴呆における痴呆症状の進行を抑制します。

軽度及び中等度のアルツハイマー型痴呆と診断された方にのみ使用します。

アルツハイマー型痴呆の病態そのものの進行を抑制するという成績はありません。

アルツハイマー型痴呆以外の痴呆性疾患では効き目が確認されていません。

食欲不振や吐き気などの副作用が出にくいようにする為 113mg(3mg錠を1)12週間服用し、その後115mg(5mg1)に増量します。

解説

この薬の効果は、痴呆症状の進行を抑制します。 (痴呆症状の明らかな改善というより悪化の抑制)

痴呆とは、成人におこる知能障害でこのために日常生活に支障をきたした状態です。

痴呆に似た状態としては、意識混濁・うつ状態などがあります。

痴呆には他に脳血管性痴呆がありますがこの薬はアルツハイマー型のみ有効です。

この薬は 3mgでは痴呆症状を抑えるいわゆる有効量でありません。5mgで有効性が確認されています。

アルツハイマー型痴呆では、脳内コリン作動性神経系 (脳の神経でアセチルコリンという物質が情報を伝達する)の障害があります。この薬は、アセチルコリンの分解を抑えてアセチルコリンを増やす薬です。そのため次の疾患の方は症状の悪化が現れる事があり注意が必要です。心疾患(洞不全症候群等)・消化性潰瘍・気管支喘息又は閉塞性肺疾患

この薬は、家族や医療従事者が管理してください。

痴呆症の診断

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以上エーザイ資料より