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ん、三輪坂。その白いのは何だ? |
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これですか。最近発売になったたまごっちです。 |
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たまごっち…何年か前に聞いたことはあるな。よく分からんが手に入りにくい代物だと。 |
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そうですね、当時、白は特に人気でしたよ。私は手に入れ損ないましたけど。 |
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ふむ、やはりか。つまりその白いのは、三輪坂が数年来欲していた物、ということになるのか? |
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まぁ、そういう言い方も出来るかも知れませんね。 |
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そうか。私は俗世間とは長らく離れていたからかか、そういう感覚が分からんのだ。 |
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あー……(どう言うべきなんだろう) |
| あ! |
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たまごっちか、まだ人気が衰えていなかったとは。こういった流行は旬が短いとばかり。 |
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お久しぶり〜。 |
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ん。ああ、嬢か。人を無闇に驚かせるな。 |
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もぅ、驚いたのはこっちだよ。おもちゃ屋なんで覗いてどうしたの? |
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いや、たまごっちがあると聞いてわざわざ来てみたのだが。 |
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………。 |
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………。 |
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……へぇ。 |
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ああ。おまけに貴重な白ということだ。行列も覚悟していたが拍子抜けした。 |
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…う、うん、じゃあ私は買い物の最中だから、また今度ね。 |
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それは引き留めて悪かった。気を付けてな。 |
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いやいや声かけたのはこっちなんだから。じゃあね〜。 |
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さらにあ! |
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やっとのお帰りか、こちとら腹空こうして待っとんのや。遅うなる時は電話位しいや。 |
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ああ、悪かった。実はキララに渡したい物があってな。 |
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これか、ちっこいな。何やろ。 |
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開けてみてくれ。 |
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んと…こりゃまた微妙な品やな。 |
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白が余っていると聞いて急いで買ってきたんだが、気に入ってくれたか。 |
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多分マコトが考えとるんは昔の別モデルや。別に今のはレアでもあらへんで。 |
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……そうか。 |