 |
…どうした?私の顔に虫でも付いているのか。 |
 |
いやぁ、意外な面を見ちゃったなぁ、って。 |
 |
ふむ、嬢の発言は時々理解に苦しむ時がある。 |
 |
皆さんこんにちは〜♪ |
 |
あーあ、真言美ちゃん、5分遅刻。 |
 |
だって今週から家庭科室掃除なんですよ、担当はあのオットセイ。 |
 |
オットセイ…ああ中庭と言えば家庭の大竹先生の事かな。学年は違っても同じ渾名なんだ。 |
 |
そうなんです、今日も黒板の溝にチョークの粉が貯まってるとか言い出してやり直しですよ。 |
 |
黒板周りは念入りにやらないとダメだよ。まだまだ三輪坂さんも甘い甘い。 |
 |
えっと、もしかして先輩もロサ・オットセイを相手にしてたんですか。 |
 |
うん、それにしてもそのロサ・オットセイって何? |
 |
ああ、それはちょっと小さな流行というかマ−−− |
 |
三輪坂。話の腰を折って悪いのだが、二三聞きたいことがある。いいか? |
 |
! は、はい何でしょう。 |
 |
実は昨晩たまごっちを購入したのだが… |
 |
……。 |
 |
……。 |
 |
どうやってもこのしろぺぴっちから成長する前に死んでしまう。何か特殊な技でもあるのか。 |
 |
…(この流れって、もしかして昨日の続きなのかな)。 |
 |
聞こえたか?事態は急を要する。分からないのなら分からないでも構わない。 |
 |
よし、えっとですね、まずお世話はちゃんとしてますか。 |
 |
世話だと?確かに説明書にもそういった表現はあったが、世話が生死に直結するのか。 |
 |
当たり前です、食事トイレ病気ほか見てあげないと死んじゃいます。 |
 |
そうか、どうもこういった機械類は慣れていなくてな。挙げ句に説明書も難解極まりない。 |
 |
もぅ、今日は私ロサ・マナミン・アンブトゥン自ら手取り足取り教えて差し上げます。 |
 |
済まない。感謝する。 |
 |
…… |
|
一時間経過 |
 |
大凡は理解出来た。しかし想像以上に手間がかかるな。 |
 |
仕方ないですよぉ、そういうものなんですから。 |
 |
しかし今日は迷惑をかけた。何時か礼をせねばなるまいな。/small> |
 |
礼なら一つ今ここでいいですか。 |
 |
一応事前に言っておくが生憎今日は持ち合わせがない。それでいいのなら。 |
 |
簡単な話ですよ。祁答院さんのたまごっち、私のともだちリストに登録させてくれませんか。 |
 |
ともだちリストか。しかしそんなことでいいのか。 |
 |
ええ、勿論ですとも。これ持ってる人殆どいなくって…。 |
 |
まぁ、それで三輪坂が納得するならよいのだが。 |
 |
じゃ、ちゃちゃっと登録。からーら君に初のお友達が出来ました♪ |
 |
zzz |
|
ぬぬ |
 |
今帰った。キララ、その、なんだ。 |
 |
帰ったそうそうなんや。いつもマコトは言いたいことあるならはっきり言えゆうとるやろ。 |
 |
そうだな、では言う。是非キララをともだちリストに登録したい。いいか? |
 |
…何やそれ。 |