記事出典:黒龍江日報
記事日付:1997.07.19-1
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抗癌薬“達克素”臨床応用段階に

------------------------------------------------------ “黒龍江省紅豆杉公司”が開発・製造に取り組んできた抗癌薬“達克素”が、黒龍江中医薬大学付属医院、牡丹江人民医院等で臨床応用段階に入った。

“達克素”は、“紅豆杉(イチイ科の常緑高木)”の根や葉に含まれるエーテル及び40数種のジメチル等を抽出して製造したもの。

“紅豆杉”はこれらの有効成分を0.5‰前後含んでおり、抗癌薬品を抽出し得る唯一の植物として知られている。

既に米国等で臨床応用が進んでおり、世界で最も有効性の高い抗癌薬として期待されているが、“紅豆杉”は成長が緩慢で再生能力が低いことから、人工的な栽培は困難とされていた。

中国で確認されている“紅豆杉”は、“西蔵紅豆杉”・“雲南紅豆杉”・“南方紅豆杉”・“東北紅豆杉”の計 4種。

1984年から、“葦河林業局”がこの“紅豆杉”の人工栽培に取り組んできた結果本来雌雄異株の“紅豆杉”は無性苗木に高い成長率があることを発見、10年を経て同局の青山林場において初の人工林の生育に成功した。
現在同林場では、“紅豆杉”人工林の活着率・保存率は95%以上に達している。

黒龍江中医薬大学は人工林育成の成功を受け、薬物学の王 喜軍教授を責任者とする“紅豆杉研究小組”を組織、現在まで 8年を費やし、有効成分の抽出技術や応用試験に取り組むとともに、“黒龍江省紅豆杉公司”と合作して、終に抗癌薬“達克素”の製造に成功したもの。