口腔ケア
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私の卒業論文 「口腔ケア」について取り上げます。「口腔ケア」というと、歯磨きのこと?と思われる方が多いかと思いますが、ここでは、歯だけに限定することなく、舌のケアについても考えていきたいと思っています。


はじめに


口の中って、細菌がたくさんいるのはよく言われることですが、その細菌は歯周ポケットや舌などに特にたくさんいます。入院して大量の薬を飲んでいる患者さんや手術後の患者さんには、舌苔(ぜったい)といって、舌の上に白い膜が張ってしまいます。これは健康な人にも出るものですが、体調・薬などの影響も大きく受けて舌苔は増加します。

 口腔内に常に存在する菌は約300種類あり、それが口の中の粘膜、舌、歯面などに存在します。これらの細菌が口腔内で増殖しても重篤な疾患にはなりませんが、口腔意外に定着・増殖すると感染症を引き起こします。口腔内細菌は、強い付着能力を持っています。そのためにこれらの菌を駆逐するには、抗菌性洗口剤も用いられますが、機械的な除去を行わない限り容易に細菌を減少させることはできません。


●舌苔(ぜったい)の正体●

1、口腔粘膜が剥がれたもの(口腔内の粘膜は代謝が激しく、常に剥がれて新皮ができている)
2、微生物 3、白血球 4、食べかす5、唾液中のタンパク質

●どうして舌苔が出来るの?●

1、加齢によるもの 2、噛む回数の低下 3、セルフケア困難
4、降圧剤や睡眠薬、精神安定剤などの長期服用による副作用による唾液の分泌低下

●どうやって除去したらいいの?●

これは、色んなやり方があります。看護婦が良く行う方法として、歯ブラシによる除去があります。また、舌クリーナといって専用の機器もあります。レモン水でうがいをすると良く取れるとか、パイナップルを舌の上に置いておくと細菌の蛋白質を分解して取れやすくなる、などなどいくつかの説があります。一番簡単な方法は、歯ブラシです。これは、もう実施されている方もいらっしゃるかもしれませんが、必ずしも有効ではないと思われます。
歯ブラシというのは、抗菌の物も多く出回っているように、多くの菌が付着しています。その歯ブラシを使って舌を擦っても効果的ではないと思われます。また、舌は、カーペットのような構造になっていて、溝がたくさんあります。歯ブラシを使うことによって、細菌などの舌苔の成分となっているものを溝に押し込んでいるといった研究もあります。
私が効果的と思っているものは、舌クリーナーです。この舌クリーナーも多くの種類が出回っていますが、私はブラシがついていないく、プラスチックや金属のものがより効果的かと思っています。表面に付着している物を表面を撫でるように擦り取ることによって効果的に除去できると思います。実際、患者さんが使ったところ、明らかな効果が認められました。ただし、これに関しては、まだ明らかな文献がありません。これをお読みの方で使われた方がいらしゃいましたら、教えてください!





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