乳癌の手術方法

【定型的乳房切除手術】
定型的乳房切除手術は乳癌の手術の基本で、
約100年前に発表された手術方法です。
乳房・胸の筋肉・リンパ節を全て切除する方法で
筋肉に癌が及ぶ場合などに行ないます。
【非定型的乳房切除手術】
(ペティ法・オ−チンクロス法)
胸の筋肉を残して乳房とリンパ節を切除する方法です。
大胸筋(胸を広く覆う筋肉)を残して、
小胸筋(大胸筋の裏に有る小さな筋肉)を
切除するのがペティ法。
大胸筋・小胸筋共に残すのがオ−チンクロス法です。
それまでの手術を『定型的』と呼んでいた為に『非定型的』と
名前が付きましたが、現代の乳癌で一番多く行なわれている手術方法です。
【乳房温存手術】
乳房温存手術は乳房を全部取らずに、
シコリを含めた乳房の一部と、リンパ節を切除する方法です。
乳房の4分の1近くを扇状に切る方法から
シコリの周りを1〜2cm離してくり抜くように切るランペクトミ−
という方法まで様々な切除法が有ります。
乳房温存手術はどんな癌にでも出来る訳ではなくて、
ある程度小さく、乳房から離れたシコリに行なわれます。
早期発見でも、癌の広がり方で施行出来ない場合が有ります。
手術は全身麻酔で行なわれ、手術時間は2時間程度です。
手術の翌日から歩行が出来ますが、脇の下に溜まった血液や
リンパ液を外に出す為の細い管と、吸引パックを7〜10日間
付けます。液の量が減ったら管を抜きます。抜いた後の傷は、
2〜3日でふさがって、あまり目立ちません。
抜糸は2〜3週間が目安ですが、最近は溶ける糸を使用する事が
多くなったので、その時は抜糸する必要がありません。
手術後は傷の痛み・脇の下や腕の内側の皮膚に違和感・
シビレが出ます。これは手術の際に神経を切ったり、傷付けたり
するので仕方の無い事です。痛みは一時的ですが、
シビレ・違和感はしばらく続き、次第に慣れて感じなくなっていきます。
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