■趣味の花粉症シリーズ第10弾 ≪花粉症用マスクを作るのだ!≫
                      byフォレストさん


 またまたフォレストさんのスーパーマニアックぶりが浮き彫りに・・・しかもすでに手作りしてたって言うんだから、この人っていったい・・・
(管理人ぽてこママより)
 ひとくちにマスクといってもいろいろなものがある。
 まず有名なのがタイガーマス……違う。(^_^;)

 というわけで、ガーゼマスクが好きな人がいれば、不織布マスクが好きな人もいよう。花粉をよける性能としては不織布のほうがいい(これも種類によりけりだが)と思うが、なにせガーゼは温かい。そうした独特の感触が好まれるということもある。保湿のことを考えても、ガーゼのほうがよさそうだ。
 また、地域によっては不織布マスクがあまり手に入らないところもあるらしい。
 とくに問題なのは、昨今増えている子どもの花粉症、それに対応したマスクはなかなかないのではないだろうか。子ども向けとして売られているのは、ほとんどが「給食当番用」などの、花粉をよける性能など考えられていないガーゼマスクばっかりだ。

 そこで、ないのなら作ろう、ということになった(「なった」というより「した」だな)。
 これは、大人向けの「普通のマスク」を「花粉症向けマスク」にするのにも参考になるだろう(実際、私はやっていた)。

 今回改造されるマスクはこれ。白十字の「マスクスーパーA」の「園児・低学年用」というものだ。どこが「スーパー」なんだかぜんぜんわからないが(笑)。
 たしか88円ぐらいだった。


 サイズは8.5×11.5センチ。これは小さい。小さいが、大人用も洗濯をすると、これぐらいになってしまうことがある。ということは、これを洗濯するとどれぐらいになってしまうのだろうか? 
 ま、いっか。
 ともかく薄い。数えてみると、12層にはなっているようだが、ガーゼの目が粗い。新品だからということもあるだろうが、これではあまり花粉はとれなさそうだ。洗濯をすれば目がつまるかもしれないが。

 さて、これを改造する前に、花粉用マスクなるもののしくみを知っておかなくてはいけない。
 ちょっと古いものだが、もう使う気はないので、それを解剖してみた(はさみで切り開いた)。


 まあ、このようになっているわけだ。
 わかりにくいかもしれないが、「コ」の字に並んでいるものは、ノーズフィット用と両頬フィット(サイドガード)用の針金である。ビニール被覆の平らなやつが縫い付けられている。
 コの字に囲まれている部分がフィルターだ。これは「静電フィルター」「キチン・キトサン」「セラミックフィルター」の3層構造になっている。
 しくみを知ってしまえば、どうということのないものだ。お守りぢゃあないんだから、中を見たってバチは当らない(笑)。

 さて、それでは作ろう。
 用意するものは不織布マスク1枚。これはお好みでいいだろう。性能のいいものがよければ、そ〜ゆ〜ものを探してほしい。手に入りにくいような地域の人も、どこかで入手してほしい。
 今回は2枚重ねの安いものを使った(たいがいの不織布マスクは2枚か3枚である)。箱で売っているようなものなら、たいがい1枚20円以下だ。もったいないとは思わないだろう。
 まず、それを切る。


 次に、切り離したフィルター部分を子ども用マスクにあてて、ガーゼの中に入れられるようなサイズに調整する(切る)。


 ここまでくれば、もう説明不要だろう。切った不織布マスクを子ども用マスクの内側に突っ込むのだ。ただそれだけである。どこに挟むかはお好みだ。挟んだだけでも、めったなことでは落ちやしない(と思うが、ずれたりはするかもしれない)。


 これで、いっぱしの「子ども向け花粉症用マスク」のできあがりである。ただのガーゼマスクよりはぜんぜんいいはずだ(たぶん)。
 まあ、こんなことをしなくとも、市販の「ウエットフィルター」のようなものを突っ込んでもいいのだが。

 しかし「趣味の花粉症」は、ここで終わらない。
 不織布マスクをバラバラにしたときに、ノーズフィット用の針金部分を切り離したはずだ。それを活用する。

 まず、この画像のように、マスク内側に入るように長さを調節する。


 この例では、針金の長さがちょうどぴったりだったが、もっと針金を短くしなくてはならない場合、はさみでは切れない。ニッパーなどを使うといいだろう。
 あるいは、くにくにくに……と何回も折り曲げていれば、そのうち折れてしまう。そこをはさみで切ればよい。

 次に、その針金部分に両面テープを貼り付ける。


 テープの剥離紙をはがしたら、それをマスク内側に貼り付ける。


 ちょっとわかりにくいかもしれないが、マスクの上側に貼るわけだ(鼻の部分のフィット用だからね)。

 両面テープでは剥がれてしまうのではないかと心配されるかもしれないが、そのとおりである。
 その場合は、両面テープを2枚重ねると、少しは違う(とはいえ、相手が布だから無理はある)。
 また、剥がれても、また作ればいいじゃないか、ということもある。そんなに何週間も使わないだろう。何日かしたら捨ててもいい。どうせ安いものだ(ここがポイント。数百円もする高価なマスクならだいじに使いたいだろうけどね)。

 なお、この針金は、クッキーなどのお菓子の袋の口をとめる針金でもよい。よくねじってとめてある金色の針金などがあるでしょう。それです。
 もっと気合を入れたい人は、縫い付けてもいいだろう。これなら剥がれない。な〜に、売り物じゃないのだから、ちくちくと数か所縫えばいいだけだ。落ちなければいいのだから。
 まあ、そもそも小さな子どもの顔に「ノーズフィット」が必要かどうかはわからないが、鼻の高いお子さんもいるだろう、ということで。(^^ゞ

 さて、これでおしまいである。
 これだけで、「園児・低学年用」としては異常に高性能な、「フィルター入り」「ノーズフィットワイヤー入り」のマスクのできあがりだ。
 お子さんのマスクに悩まれている親御さんは、ぜひ手作りしてあげてほしい。

 下の画像では、マスクにペコちゃんのシールを貼ってみた(笑)。ま、すぐ剥がれるけどね。ミシンの得意なお母さんだったら、なにか刺繍をしてあげるといいかもしれない。
 パソでアイロンプリント用のシートにイラストなどを出力して、それをプリントしてあげてもいいだろう。どうか「わが子だけ」のオリジナルのものを作ってあげてほしい。家紋を入れてもいいかもしれん(爆)。

 


 ちなみに、このマスクには「当てガーゼ」がない。それは別途購入してほしい。当てガーゼを変えれば、同じマスクを数日使っても、そんなに不衛生ではなかろう……と思うけど、子どもは水ッパナたらしたりしてキチャナイからなあ。(^_^;)

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