・マーガリンの正体

マーガリンに代表される「水素添加脂肪」は、脂肪分子に水素原子を加えることにより、自然界に存在する「シス型脂肪酸」が自然界に存在しない人工的な「トランス型脂肪酸」に変形されたもので、その結果融点が上がり、室温において固体を維持するようにしたものです。

この「水素添加脂肪」を作る際は、金属触媒を用いて約260度の温度で処理され、シス結合のおよそ半分がトランス結合に変換されます。そして、その分子構造は、プラスチックに非常に似たモノとなります。

水素添加により作られた油は、長時間腐らず、臭いも少ないため、加工食品に大量に使用されています。常温でも虫に食われずカビにくい、プラスチックに似た分子構造の食品って...

ちなみに、マーガリンの脂肪は、「シス型脂肪」と「トランス型脂肪」が半々であるため、メーカーは「高分子不飽和脂肪酸」として販売しています。