ネフローゼ症候群については、娘がこの病気にかかってから、色々な本を集めて勉強しましたが、今でもよく理解できていないところが多いです。この病気についての私の知識をまとめました。

ネフローゼ症候群の最大の問題は尿に大量の蛋白が出ることだと言われています。腎臓の糸球体部分に何らかの異常があって、そこから蛋白が漏れてくるそうです。尿から大量の蛋白が失われれば、血液中の蛋白が減り、低蛋白血症になってしまいます。低蛋白血症の影響で、コレステロールが高くなり、そして水分が体内にたまり、浮腫みが生じます。

ネフローゼ症候群の症状として浮腫みの他に、呼吸が苦しい、お腹が張る、食欲不振、頭痛、吐き気、乏尿など人によってまちまちですが、浮腫みでネフローゼ症候群にかかっていることに気づくケースが結構多いです。浮腫みは最初は顔、特にまぶたが腫れぼったくなったり、足が浮腫んだりします。

しかしどうして糸球体のところから蛋白が漏れるのか医学的にもまだ原因が解明されていないそうです。

ネフローゼ症候群は子供から大人まで発症する病気ですが、子供に多いのは微小変化型だと言われています。子供の場合、成長とともに自然に治っていく人もいれば、成人しても治らない人もいます。ずっと治らなければ、最悪の場合、腎不全にすらなってしまうらしいです。

ネフローゼ症候群の治療ではステロイド療法が主体となっています。しかしステロイド療法が使えないか、使っても効果がよくなければ、パルス療法を使ったり、免疫抑制剤や抗凝固剤を使ったりもします。この他にネフローゼ性浮腫みに対しては利尿剤を、低蛋白血症に対しては血漿蛋白製剤を、血清コレステロールの増加に対しては脱コレステロール剤を使用します。

しかしこれらの治療法もネフローゼ症候群を根治できるものではありません。ステロイド剤を使えば尿蛋白が簡単に消えますが、量を減らしたり使用を停止すればまた再発してしまいます。

 病因の解明と治療法の確立が待たれるところです。
 
 
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