私が下呂の存在を知ったのは、決して忘れることのできない小4か小5のときだった。
より言及するなら、たぶん小4のときだった。
社会の授業で、地図帳を手にした。当時の私は、クラスメイトの祐氏(仮名)くんと、
どれだけ変な地名、面白い地名を探せるかを競っていたのだ。
そんなとき、発見してしまったのだ。
下呂!?
ゲロって!!(雰囲気を出すため、以後原則としてカタカナ表記)
確かに、世界には様々な地名がある。日本語としてカタカナ表記されたときに、現地ではいくら神聖な名前や荘厳な名前であっても、それを日本で言っちゃーおしめえよ、というおもしろ地名はみなさんも数々発見されただろう。
しかし、しかしだ。よりによって国内で、日本語の通じる土地でなぜ敢えてゲロ?
もちろん、既述のように、本来は漢字で「下呂」だとしても、だ。なぜ読みがゲロ!?
「しもろ」とか、「したろ」とか、いくらでも読み方あるのに。
…というわけで、それ以来、「すみよが選ぶ!行ってみたい温泉ベスト3」の堂々1位の座を守り続けてきたのである。
時が流れた。少年は、いや私は、23歳になった。
思い立った。
「ゲロ行っちゃお。」
私の趣味に、貧乏旅行がある。地図帳を手にした頃の私からは想像し難いが、大学に入学後、
青春18きっぷをよく使い、国内をJRの普通列車でふらふらするのが好きになっていた。
というわけで、例に洩れず、ゲロへも鈍行の旅。
鈍行である以上、大きく配慮されるのが時間である。
結局、ゲロには6時間ほどしか滞在していない。
「そんな短時間で何が分かる!!」とお思いの方も大勢いらっしゃることと思う。もちろん私もそう思う。
しかし!そんな短時間でも、得るものは充分あった。
紹介させてください。観てください。感じてください。
↓
私のみた下呂
