前回よりもさらに遅れましたが、年明けムードもすっかり去った今ごろリリース!!(敬称略、順不同)
『とんだ茶番劇』
…数年前から候補に挙がりそうで挙がらなかったこの言葉がついに今回ノミネート!寒々しい茶番劇は勘弁ねがいたいが、お寒いことがわかっていて敢えて演じているそれ、または本人が全く気付いておらずドツボにはまっていくそれ(政治家にときどきこういう人がいますね)は、もはや茶番と呼ぶには惜しすぎる。
『欧米化!』
…おうべいか。2006年テレビへの露出が増えたタカアンドトシの最も有名なフレーズ「欧米か!」に対抗する完全オリジナルなギャグ。流行らず。本家のそれは何度も何度も繰り返すことによってじわじわジャブが効いてくるツッコミである。あまりにも浸透しすぎて今さら会話に使用するのは好ましくない。応用に「欧米化か!」というツッコミがあるが、こちらも流行らず。
『ちょっとちょとちょっとー!』
…アンタッチャブルが芸人用語として定着させた「ちょっと待ってくださいよ!」の次の担い手は、「ちょっと、ちょっとちょっと〜!」ザ・たっちだった。さらにその先を考えた結果がこれだ。本家のそれとは違い、三回の「ちょっと」をカンパツいれずに連呼するタイプだ。流行らせよう。しかしパクリだ。
『ミクシィ』 …最近でこそ回数は減ったが、一時期は頻繁にログインしていたソーシャル・ネットワーキング・サービスの最大手。存在をまったく知らないまま登録したのが2005年秋だったので、2006年は丸一年お世話になったということだ。ありがとうございます。調子に乗って母校の小学校コミュニティまで作ってしまったのだから、ハマりっぷりといったらなかなかのものだ。登録者数が激増するとともにさまざまな問題が出てきているようだが、なんにせよこんなネットワークを考え出せる、そして実行できる人々に敬意を表します。
『押えました!』
…フジテレビ系「ザ・ベストハウス」での便宜的儀式。よく見てないから詳しく分からんけども、あるテーマのベスト3を本に載せるかどうかをスタジオにいる人たちで判定する番組である。載せることが決まったときに、先取り役が「押えました!」、その後スタジオみんなで「押さました!」。言い終わると手に持っている本をバンッと閉じる。位置づけとしてはNHK「ためしてガッテン」でのガッテンボタン、フジテレビ系「とんねるずのみなさんのおかげでした」内、食わず嫌い王決定戦での“実食”と同じと言ったところか。個人的には「押える」より「押さえる」が好き。
『完全に』
…かんぜんに。強調語。たとえ完全でなくても完全に。完全しかありえない場合でも完全に。「約束を完全に忘れてた(ちょっとだけ忘れてることはあまりない)」「完全に風邪ひきました(完全な風邪ってどんな?)」など。
『ホントにすごいよ!』 …NTTドコモ「FOMA903i」のテレビコマーシャルで、KAT-TUN田口淳之介が最後に決める一言。驚いている感じを出したいのだと思うが、怒られることを恐れずに言えば演技指導をおこないたいような言い方である。「ホントに」の「ホン」のところを一番強く発音しているようだが、そうではなくて「すごいよ」の「ごい」のところに最も強いアクセントを置いたほうがいいぞ、きっと。とまぁCMにツッコミを入れた時点でコマーシャル戦略にまんまと乗せられているわけよね。いまひとつよく分からない方はコマーシャルが終わらないうちに要チェック。
『どうぞどうぞどうぞ』
…体当たり芸人の大御所、ダチョウ倶楽部のオチとなるネタ。いつの頃からかテレビでよく見るようになった。「じゃあオレがやるよ」「何言ってんだ、おれがやるよ」「いやいや俺がやるよ」「どうぞどうぞどうぞ」。まさにトリオだからこその、一対一のワンツーパスをより複雑にしているところにおもしろさがあり、にもかかわらず誰でもできそうな簡単さ、さらに日常会話でも使う機会の多さという面で、流行する要素も含んでいるから、このネタは強い!しかもやってみると分かるが、本人たちはとっても楽しい!!『聞いてないよ!』に続いて大ヒット確実とみられる。
『おネエ★MANS』
…おねえまんず。毎週土曜17:30〜18:00、日本テレビで放送されているバラエティ番組「超未来型カリスマSHOW おネエ★MANS」。または同番組に出演しているオネエキャラの男性たちのこと。現在のところ関東圏のみの放送らしい。オネエなのにMAN。複数形でMANS。言葉からしてツッコミじろが2つ。なのに番組を見てみると、これほどまでに名が体を表している言葉も無いものである。ちなみに、30分番組にも関わらず、内容が濃すぎるというか出演者が濃すぎて最後まで観賞できた覚えがない。
『気持ちが悪い』
…「気持ち悪い」の正式表現(?)。「キモイ」に対抗するくらいの位置付けにしたいくらいの言葉。「キモイ」のように略すことで使いやすくなる面はあるが、なんでもかんでも「キモイ」の一言で片付けてしまうという残念な点が目立ってしまう。それじゃあつまらない。というわけで使っていきたい言葉。「が」の部分に、より上質の気持ち悪さを込めて使ってみるとアラ不思議。「キモイ」なんてどこ吹く風なのである。これはぜひ流行らせていきたい!と思っていた矢先、トータルテンボスがネタの中で使っていました。。。。どんどん力をつけてきている彼らには要注意!
『ずぶの素人』
…現実世界ではなかなか耳にしない言葉である。というのも、そもそも会話で「素人」という言葉をあんまり使わない。それゆえに是が非でも使用したいが、なかなか「ここだ!」というシチュエーションに巡りあえないのが残念である。早く使わないとこれもトータルテンボスが使うかもしれない!(もうすでに使っているかもしれない!)使ってみたい類義語に「トーシロ」がある。
『ごあいさつだな』
…相手の非礼な言葉や態度を皮肉っていう語。こちらも現実世界で聞いた例(ためし)がないが、これは使いたいでしょう!ただありがたいことに、親しい間柄で非礼な言葉や態度をとる人がいないため使いどころに困る。そのうちに存在を忘れてしまい、いざ使うチャンスがやってきても未遂に終わってしまうことがしばしばであるのが残念。
『無類の(○○好き)』 …「とても(○○が)気に入っている」という意味。○○には食べ物、飲み物など、いわゆるフェイバリット○○と言われる対象が入ることが多い。優柔不断な性格なので、せめて好きなものはスキ!と主張しようという考えからおそらく使うようにしたのだろうと勝手に自己分析している。類義語に『日本で百番目くらいに○○が好きだと思う』がある。
『珠玉の』
…立派なものを形容する言葉。もともとは、海から産する珠(真珠)と、山から産する玉(宝石)というところからできた言葉らしい。「珠玉のプレゼント」「珠玉の作品」「珠玉の料理」など使いどころはたくさんある。まぁまぁのものであっても過度な表現をすることで笑いを誘ったり、ツッコミきっかけになったりする便利な言葉ではある。ただしかし、使いすぎると飽きてしまうというよくあるパターンに乗らないよう注意が必要である。
『うむ。』
…頷き表現のひとつ。マンガなどではときどき見られるが、実際の会話ではどうしても「うん」や「んん」になりがち。もう少し威厳のある頷きもしてみたいところである。だが、ごく親しい友人や、ユーモアの分かる相手でないと使い甲斐がないのが残念な点である。今のところ一番楽しい使い方は、目を閉じて腕組みをし、深く頷きながら低い声でゆっくりと「うむ」。構えすぎてニヤニヤしてしまわなうように注意が必要。
『正解教えて!』
…話題を振られて困ったときの返し方のひとつ。今日のマスメディアの影響で、日常の会話にもテレビなどのお笑いの影響が色濃く反映されている。「フリ→オチ」のような例は典型。ある程度オチが用意できるフリはいいが、いわゆる無茶ブリをしてくる人は多い。にもかかわらず、そこで上手く答えられないと、答えられなかった方の人が空気を乱してしまった感じになってしまうという理不尽な状況に陥ってしまう。また、フりなれている(と自分で思い込んでいる)人ほど「3!2!1!」と勝手にカウントダウンを始めたり、スベッたときにフォローを入れなかったりすることが多い気がする!とまぁそんなグチはこの辺にしておいて、そんな不条理な状況を切り抜ける逃げの一手として多用したい言葉。急なフリに対するリアクションにはその場その場で正解、不正解があるという設定にして、その場を作っている人たちの顔色を窺うように早口で使うのが、今考えている中では最も効果的である。だが先述のように逃げの一手なので、同じ相手には多用できないのが痛い。
、、、、説明長っ
『刮目せよ!』
…かつもくせよ。フジテレビ系「熱血!平成教育学院」でユースケ・サンタマリアがしきりに使いたがる言葉。他の番組でも使っているのかな?刮目とは目をこすってよく見ること。注意して見ること。元ネタはどこですか?分かりませんが、理科の実験シーンで「いいですか。よーく見てくださいね。刮目せよ!」などうれしそうに言っているのがツボである。「もう分かったから!」っていう回答者たちのツッコミも手伝って、場の空気は最高潮に。
『波平返事』
…なみへいへんじ。国民的ギャグマンガ「サザエさん」において、ばつが悪く返す言葉が見当たらないときにしばしば耳にする波平さんのせりふ。文字にすると「ん、んんー…」といったところだろうか。字面であの特有の雰囲気を表現することは難しい。正しくは日曜午後6時半からの国民的ギャグマンガ「サザエさん」で要確認である。
『んー。』
…国民的ギャグマンガ「サザエさん」において、マスオさんがときに口にする一言。美味しい者を食べたときや、同僚の誘いに頷くときになどに発せられる。文字では表現しにくいが、裏返ったような声で、「んー」と伸ばすにつれて高くしていくのがポイントか。実際やってみると、ベタな長嶋茂雄氏のモノマネとよく似た感じになってしまい、区別が難しい。詳しくは日曜午後6時半からの国民的ギャグマンガ「サザエさん」で要確認である。
『温度差』
…おんどさ。笑いにつながる大事な要素のひとつ。手法のひとつとしてはもともとあったに違いない。「ちびまる子ちゃん」や「サザエさん」から温度差を学んだのは言うまでもない。テレビでは特に最近、温度差をフィーチャーした笑いが増えているように思われる。アンガールズのコントの中で「この温度差感じてよ〜」というようなフレーズがあったようななかったような。一方はどんどんテンションが上がっていくのに、もう一方はそれに反比例するかのようにテンションが下がっていくような状況を温度に例えた素晴らしい比喩だと思う。前述の「刮目せよ!」も、温度差も一緒に利用した高評価のネタである。M−1グランプリ2006で優勝を果たしたチュートリアルの漫才にも少なからずこの要素を見出すことができる。近年の笑いをひっぱる「あるあるネタ」に続くスタンダードジャンルとして期待が高まっている。
そして今回から、姑息な手段として大賞を発表!!
今回の大賞受賞語は、、、、
『おネエ★MANS』
に決定!!
語呂のよさ、言葉の響き、今までありそうでなかった言い得て妙な表現に、一般的な言葉として定着するのではないかという期待を込めての受賞です。この言葉は2007年くるよ!
以上です。。。。テレビからのネタが依然おおいけれど、前回に比べると少し減ったかな。テレビネタは共有しやすいが独創性に欠けやすいというデメリットも持っていますから、まぁ一長一短ですかしら。