2003/04/16】シャネルの研究機関であるセリエスは、特異的な酵素「カスペース-14」を発見した
 
「カスペース−14」は細胞死(アポトーシス)制御に関連する酵素の一つ。その制御因子はカスペースと呼ばれ、哺乳類では14種が発見されている。その多くが生体のいろいろな組織で発現、アポトーシス誘導作用を示すのに対し、カスペース−14は主として皮膚に限って出現し、角層形成を制御する特殊な酵素。他に以下のような特長がある。@表皮の角化細胞に強く出現し、他のカスペースが発現する脳や胸腺ではほとんどみられない。A角化細胞の角質細胞への変化を刺激する実験系において、カスペースの転写活性が上昇すると共に、カスペース−14の活性体が著しく増加する。B角化細胞の角質細胞への変化を抑制するレチノイド(ビタミンA誘導体)を人工皮膚や角化細胞に加えると角化細胞の特殊なアポトーシスとカスペース−14の発現が強く抑制される。一方、カスペース−3、カスペース−8など通常アポトーシスをおこすカスペースの発現は、レチノイドによって抑制されない。この酵素についてはまだ解明されていない問題も残されていますが、この酵素を標的にすることにより、皮膚バリア機能を改善する新しい治療法が開発される可能性がある、とのことです。
2003/04/01 顔に当たる紫外線と肌の関係
    POLA化粧品研究所では、「顔に浴びる紫外線量の部位による差」、「紫外線の肌のキメや角層に与える影響」について調査を行い、「顔の部位によって紫外線を浴びる量に差があること」、「紫外線は肌のメラニン量を増やすだけでなく、角層のバリア機能、保水能力、キメの状態にも影響を及ぼすこと」を科学的に証明しました。8月に 顔の8部位で当たる紫外線量の多い順は、1位 額、2位 鼻の頭、3位目じり、4位 頬上、5位 頬奥、6位 アゴ、7位 口わき、8位 頬下。10月になると1位と2位が逆転します。紫外線が当たりにくい部位は、当たりやすい部位に比べ保水能力が高く、バリア機能とキメ状態が良いです。
 
 
顔の中でも目じりに浴びる紫外線は3番目と、意外と高いですね、皆様、目じりの紫外線対応が忘れないで
ね!