2002.10月分の日記です



温故知新

温故知新(オンコチシン) 読み仮名までは必要なかったですね。

ご存知のように、意味は「古きをたずねて新しきを知る」、「前に学んだことを復習して新しい知識を得る」ということです。
化粧品で温故知新をテーマに考えると、いくつか方向性があるのですが、ひとつは「プラセンタエキス」のことで、話ができるでしょうか。

化粧品に限らず、最初に登場したものや、伝統のあるものは強いですね。お菓子だったら、ポッキーやカール。ラーメンだったらチキンラーメンなど。化粧品の場合は「プラセンタエキス」が該当します。

プラセンタとは胎盤のことで、私もヒトの胎盤は見たことがありません。ただ皮膚に対しては親和性が良く、化粧品の一時代を築きました。しかし、数年前からヒトの感染症、牛のBSEの問題で消滅しかけています。

プラセンタエキスをメインの商品でがんばってきた化粧品メーカーは、豚由来のプラセンタでもうひとがんばりしています。
良さを認められて広まったプラセンタエキスですが、もうメジャーな場面に再浮上することはなさそうです。これから先、このようなビックなニーズをもった化粧品が現れるのでしょうか?

 

プラセンタエキスの歴史をかえりみて、それと同等以上の商品を提案することが化粧品メーカーの課題でしょう。 2002年10月31日 13時57分21秒



動物実験の件

化粧品関連で検索していたら、動物実験に関するHPにあたりました。内容は動物愛護のため反対というありきたりのもの。
各メーカーに質問されたようで、その結果などもUPされていました。
どの部分で分けるかは難しいところですが、化粧品メーカーにおいて、安全性に関する動物実験はほとんど実施していないと言ってよいでしょう。ただし、有効性(美白、老化防止等)に関しての実験は盛んに行っています。

安全性に関する動物実験は、点眼したり、大量に食べさせたりと、ちょっとエグイなあ、と思うことをやっていますが、日焼けの実験くらいは比較的おとなしい部類です。(最終的には処分されることでは同じです)
では安全性に関する動物実験はどこで行っているのでしょうか?じつは原料の商品化段階で行います。これをやらないと新しい原料は、製造販売を認めてくれないので仕方ありません。
このような原料を使用しているから、化粧品メーカーも同罪というのも・・・

気持ちはわからないでもないですが、食品の方がもっとおおがかりな動物実験をやっているでしょう。つまり私たちが実験動物と同じです。毎日防腐剤入りの食品を食べて生活しているのですから。年間に摂取する防腐剤の量はキロ単位になるそうです。

このあたりを考え出すと何も食べることができなくなりますね。便利な生活を求めるとある程度は仕方ないでしょう。多くの犠牲の上に、私たちの生活があると思って感謝するか、便利な生活を捨てることができるか。 2002年10月30日 10時48分15秒



まずはお試しセット

春と秋は新しい商品がドンドン発売されて、情報についていくだけでも必死になる季節です。特にクリスマス商戦に向かって、お買い得セットも出てくるので、この機会に気になるブランドの化粧品をゲットするのは正解です。
ただ、初めての購入には少々勇気も必要で、気に入らないかもしれないので、やはりカウンターでサンプルをもらって試したいというのもわかります。

ここからが問題で、サンプルなんてドンドンモライマス派とニガテ派に分かれるようです。
モライマス派は、かなりのツワモノもそろっていて、商品買わなくても結構楽しんでます!的なヒトもちらほら。ニガテ派の心理としては、なかなか言えない、カウンターに近づきにくい、買わされそう!なんていうのが理由でしょうか。

やはりサンプルで確かめないと、納得して買うことができないでしょうから、やはりサンプルはもらうべきでしょう。

さて「買わされそう」と考えているあなた。これだけ覚えてサンプルゲットにチャレンジしてください。殺し文句は「○○○で肌荒れ起こしたことあるし・・・ だからサンプルで試したい」 これです。

メーカーもクレームが一番厄介ですから、このような場合は必ずサンプルで納得の上、再度お越しください、の姿勢ですから。
これも難しいヒトは、通販かな。
2002年10月29日 10時32分01秒



中国(上海)のこと

昨年、仕事の依頼があり、結構頻繁に上海に行っていました。
初めは古典的な知識しかなかったので、みんな人民服を着ていて、自転車しか走っていないと思っていました。(おはずかしい)

まあ、当たり前の話なのですが、服装は日本とかわりませんし、車だってガンガン走っています。特にタクシーの数は多く、交差点は全て右折可(日本でも左折可の交差点がありますが)なので、気をつけないとひかれます。

日本製品は人気があり、特に化粧品は同じ日本のブランドでも、日本生産品は超人気ですが、現地生産品は見向きもされないという感じの扱いです。
さらに日本から進出した化粧品会社の場合、中国企業との合弁会社として上陸した会社はあまり人気がなく、日本の化粧品会社として上陸したところは人気が出ているという状況もあります。

もちろんせっかく買うならオリジナルを、と思う気持ちもあるのでしょうが、品質も変わってくるのでしょう。
私も現地で試薬を取り寄せましたが、ちょっと使えないなあ、というものが多かったです。まあ、日本でもずいぶん昔は、試薬を買っても自分できれいに精製して使用していたようなので、年配の技術者はびっくりしないかもしれませんが。

試薬というのは、通常グレードが高いものなので、それが使えるレベルではないとなると、化粧品の原料は想像できます。まあ、日本やその他の国からの輸入品も多いと思うのですが、そうなるとコストが高くなるので、中国生産のメリットが減少します。

化粧品製造はかなり機械化が進んでいるので、人件費の安いところで生産しても他の製品よりメリットが出にくいとも言われています。 2002年10月27日 11時44分17秒



魔よけになるかも?

昔の化粧は、美容的な要素よりも宗教的なものの考え方が強かったようです。
今でもそういう考えで、特別な儀式に使われるところもあるでしょう。

今は、美容的な要素がほとんどですが、化粧法、特にメイクのタイプによって、人付き合いが変わってくるような。
一概に言い切れませんが、派手なメイクしてるとそれが好みの男性がよってきて、控えめなメイクならそれ好みの・・・。

こう考えると、自分の好みの男性をゲットするにはその方向のメイクが効果的か。逆に、寄ってきて欲しくない男性を遠ざける方法にも使用可能!?

うまくやれば、現代の魔よけになるかも。(といっても、オトコはどんなメイクでも関係なく声をかけますが) 2002年10月26日 12時18分48秒



体調管理

朝夕はヒンヤリとしてきましたが、体調などくずしていませんか?
秋の夜長で夜更かしすることは、体調、特にお肌にとっても良くないですね。

お肌の修復には夜中の睡眠が必要で、その時間に起きていることは、ホルモンバランスがうまく整わないので、肌荒れなどのトラブルとなって現れると言われています。

もう大人の方は関係なさそうな話ですが、大人でも成長ホルモンがしっかりと作用していて、お肌の成長にも関係しているようです。
一口にホルモンバランスといっても、体の中では多種多様なホルモンが働いていて、それもビミョーな量のバランスで維持されているので、無理なダイエットなどは美肌を損なうばかりでなく、寿命も縮めます。

最近、環境ホルモンの話題もよく出ますが、体のホルモンバランスが崩れるほうがもっと怖い!
外から入ってくるものは、防御したり排泄することで元通りになりますが、内部環境が崩れると、完全にはもとにもどりません。だから、体の内部環境のホルモンバランスは大切にしてください。(と言っている本人は午前3時でも眠れないで困っていますが)
2002年10月25日 03時28分43秒



工業所有権

工業所有権とは特許とか商標などの権利のことです。他には意匠(デザイン)もあります。

海外(特にアメリカ)と日本の特許事情は異なるようで、言い過ぎかもしれませんが、日本の特許はかなりいい加減でもOKといところがあります。
つまり、出した者勝ちの世界。出願費用が2万数千円かかりますが、企業に資本力があればいくらでも出せるわけ。(特許事務所に書類作成なども全て頼むと、30万円くらいかかります。)
もちろん自分の会社を守るためですから必要なものですが、少々考えものです。

しかし、このような状況を逆手に取ると、興味があれば少々の知識で特許出願も可能ということ。
この頃は手作り化粧品も盛んになっていますので、こだわりのオリジナル処方を出願するのも、面白いのではないでしょうか。(もちろん権利化されるかどうかは先のこと)
2002年10月24日 08時35分27秒



シンマイ美容師さんがんばって

以前から流行の分野として理、美容師を目指す方が急増しています。たまに電車の中で、首から上だけのマネキン(ウィッグというらしい)を見かけますが、かなり不気味です。
できれば、素で持ち歩かずに、袋なんかに入れておいてほしい。

専門学校も大流行で、お昼の休憩時間になるとゾロゾロと校舎から出てきたりして。
メイク関連の学校も同じような状況のようですが、いずれにしても理想の職場(サロン)に出会えるかはかなり難しい。
皆の理想は、東京の○○にあるサロンとか、おしゃれな店を狙っているようですが、その夢がかなうのはほんの一部。
こじんまりした実力派サロンとて同じで、募集も少ないので簡単にはいきません。

こんな状況でもあえてチャレンジしようという若者の姿勢には清いものがありますが、理想と現実がこれほどかけ離れた世界もまずまず少なそう。

最終的にはアーティストまで行きたいところですが、それまでの修行も厳しくて、東京あたりでは家賃を払うとろくに食事もできないなんて状況もざらみたいです。(仕送りに頼る人も多い)
こんな厳しい世界ですが、チャレンジするヒト、してるヒト、がんばれ!
2002年10月22日 15時23分37秒



なぜか男性が多いみたい

最近はかなり変わってきたようですが、やはり女性が出て行きにくい社会状況は残っているようです。
女性が使う化粧品ですが、化粧品の開発なども圧倒的に男性の方が多い状況です。
テレビの特集で見ましたが、女性用の下着の営業も男性が多いですね。(個人的には違和感を感じますが)

化粧品に話を戻すと、女性が使うものだから女性の方が有利とは言えないようです。少々客観的な立場のほうが、広く認知される化粧品を作ることができるようです。

逆にあまり商品に入れ込みすぎると、独りよがりの商品になりがちで、多くの女性に受け入れられない傾向があります。
ただ、商品の良さとしては、開発者が個人的にでも熱意を持って取り組んだものの方が、内容のすばらしさに光るものがあります。

このような化粧品は大企業のメーカーからはなかなか出てこなくて、小さなマーケットで活躍していることが多いので、出会うまでに時間がかかりますが、使えばなるほど!があるので、いつかはゲットしてください。 2002年10月21日 22時46分56秒



瞬間美

もう一年も前になるのですが、雑誌の表紙で伊藤美咲さんを見て、「すごいのがでてきたなあ」と感心した記憶があります。
とりあえず、コスメ関連の雑誌は目を通すようにしていますが、だいたVoCE,CREA,FRAU,あたりが基本で、新製品の情報の多さでbea'sUPでしょうか。

bea'sUPもがんばっていて高く評価できるのですが、後半のページ(広告のページ)を考えると、前の3誌と比較して格下に思えます。

一年も前の雑誌を保存している方も少ないと思いますが、CREAの2001,10月号の表紙はすばらしい。VoCEの同月号も美咲さんの表紙ですが、比較にならないくらいCREAの表紙が輝いています。(コンセプトが違うので、仕方ありませんが)
髪に動きがありながら、彼女に一本筋が通っているところに惹かれます。
同じモデルでこれだけの差が出るのは、写真はモデルのよさよりも、スタイリストやカメラマンの力が作用するのでしょうか。
ちなみに撮影:富田眞光氏、へアメイク:藤原美智子氏、スタイリング:樋田直子氏。

近頃、美咲さんはCM、ドラマと忙しそうですが、どうしてもモデルをやっているときの良さが感じられない。まあ仕事だから仕方ないですが、「さあーらりとした○○○○」のCMはいただけない。(商品は最高です) これは他の方も感じていると思いますが、今までにもモデル時代は良かったが、話し声を聞いたり、演技を見てがっかりするパターン。

写真は瞬間の美しさを捕らえるという意味で、人物を最高に見せるのでしょう。だから動きのある映像は、その他の部分も見せてしまうので、美しさを保持するのが難しいのでしょうね。 2002年10月19日 10時35分51秒



敏感肌

皮膚科学の用語としては、「敏感肌」というものは定義がないので、まだ認められていないそうです。
それだけ、敏感肌という考え方が新しいということでしょう。

言葉の定義に関しては、結構うるさい先生もいて、学会などで「美白化粧品」のことを「色白化粧品」と発言すると、「色白化粧品というものの定義が明確でない」とか、「定義がはっきりしない用語を使うな」などと、噛み付いているシーンに出くわしたこともあります。

この情報はさだかではありませんが「敏感肌」については、ある企業が多額の予算をつかって、世の中に広めたと聞いています。
美容雑誌等がしきりに書き立てれば、現実のものになるということでしょう。

ただ、敏感肌に関しては、多くの女性が自覚している症状で、根本的な解消には「炎症を止める」という方法が有効的だと思っています。
炎症については、メカニズムが専門的になりすぎますが、そのうち情報も発信しようと思います。
2002年10月17日 22時54分12秒



企業人はつらいよ

皮膚科学の研究者(私自身もそのハシクレくらいにはなっていると思っているのですが)の研究成果などを調査中です。

メインは大学の教授で、大学名と氏名で検索するとまあまあの情報が得られます。
そのほかには企業の研究者にもすごい方がおられて、中でも月のマークの会社のG.I.氏は超横綱級!
化粧品業界ではNo.1といっても良いでしょう。(化粧品もいろいろな分野があるので、ここでは皮膚科学のこと)
もちろん、花椿CLUBのある会社のM.T.氏もすばらしいです。(と、各社挙げるとたいへんなのですが、この2人は横綱でしょう)

しかし、企業人について検索しても、たいした情報が得られないのが、なんとも寂しい。
これは、企業人の悲しいところで、個人の売り込みはほどほどに、ということ?

それに引き換え、教授はアピールも自由なようで、まあ個人事業主に近いのでその辺はしたたか。
教授では、東北大のH.T.先生、名古屋大のY.T.先生、神戸大のM.I.先生、京大のY.M.先生が私の選ぶベスト4。 どの先生も超横綱級! 一度、調べて見られてはいかがでしょうか。
2002年10月16日 14時53分01秒



ココロのクスリ

仕事の都合で、毎月雑誌や専門書を何冊か購入しますが、書店によって置いている種類もマチマチなので、何店かまわるようにしています。

ぶらっと立ち寄った書店で、オッ!と思うような本に出会うとラッキー感ありで、うれしいものがありますね。
今日の収穫は、ニュートンの11月号増刊の「人はなぜ心の病気になるのか?」です。
もちろん新しく出たので、今日初めて見たのもあたりまえですが。

斉藤薫さんの文章だったと思うのですが、「化粧品はお肌に塗るココロのクスリ」と。
なるほど、最近の研究では、うつむき気味だった老人も化粧をすることで表情が明るくなったり、生活にハリがでたりと、内面の効果があるようです。

もちろん若い女性も、プロのアーティストにメイクしてもらうと、ふだんよりも目をパッチリと開くそうです。
「ココロのクスリ」とは良い言葉ですね。
2002年10月15日 03時02分35秒



もう手遅れか?

10/13は地区の体育祭があり、少々張り切ってきました。(出番は綱引きだけでしたが)
10月といっても、日中はまだまだ暑い日が続いていますね。

近所の奥様方は、やはり日焼けの対策はぬかりなしという感じで、帽子や厚塗りでカバーしていたようです。

ただ紫外線の量に関しては、神戸大学の市橋教授がハッとするようなことを、常々言っておられます。
「実は、子供の時に一生の大半の紫外線を浴びています。」ということ。
なるほどそうですね。私が子供の時には日焼けの黒さを競ったものです。

これが、光老化の大きな原因として作用しているということ。
こうなると、もう手遅れかもしれないし、今からのケアでばん回できるかも知れないし、このあたりはこれからの研究課題でしょう。
2002年10月14日 00時18分04秒



ドクターズコスメ

この頃は、ドクターズコスメが大流行。
皮膚科は何でもアリの世界のようで、独自のスキンケア商品(院内処方)から、
器具を使った美容まで内容は盛りだくさん。

この分野は、一定のシェアを確保しそうです。
このあたりのうまみを感じ取っている化粧品会社はDrとのタイアップを積極的に進めていますね。
特に化粧品部門の弱いところは、「起死回生の一発!」的な構想から、かなり本気を出しています。
最近目に付いたのはDr.○○ジとのタイアップでHPでも大々的に宣伝していましたね。

ドクターズコスメだから良いということではないので、内容を良く見て自分に適したものを探してください。 2002年10月12日 09時49分32秒



売り込み資料

アイデアを買うという考え方が定着していない日本では、
企画などのソフトを買ってもらうことは、かなり難しいのが現実。

アメリカでもこのごろは、ソフトがお金になるという時代でもなようですが。

最近、企画書を作る仕事が多かったので、それを組み合わせて、会社案内のような資料をファイリングしてみました。
自分では結構良い武器になりそうな手ごたえを持ちましたが、ツワモノぞろいの世の中では、瞬間に撃沈されるのかも!?
とりあえず営業に出かけます。
2002年10月11日 01時38分07秒



化粧師(ケワイシ)なかなかやるなあ

「化粧師」という映画見ましたか?
券は持っていたのですが、結局行かずに終わりました。

ファンデーションの新規テーマに関してHP検索していたら、
偶然「化粧師」のHPにぶつかりました。結構内容がこっているので行ってみてください。

たまたま1ヶ月ほど前から新しいブランド「化粧屋(ケワイヤ)」の仕事にタッチすることがあったので、
これもまた偶然だなあという感じです。

もうご存知の方もおられるかもしれませんが、「化粧屋(ケワイヤ)」はブレイクする感じです。
業界各方面からオファーが来ているので、かなりやるかも。
(映画とブランドは別企業です) http://www.kewaishi.com

  
2002年10月09日 23時04分53秒



とりあえず

化粧品開発のコンサルタントを主な仕事(健康食品も守備範囲)としています。
このHPで、ほかにはない情報を発信して、情報交換やこの分野の勉強ができればと思っています。よろしく。
2002年10月09日 22時45分15秒




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