ポアントワークについて、私が知っていることはほとんどないといって良いでしょう。ポアントで立っていた期間はとても短いのです。なので、きっとたくさんポアントを履かれている方には、必要ないことだとか、生意気なことを書いてると思います。これは、オトナ初心者がポアントを履くのにてこずった記録と思ってくださいませ。
どうやってポアントを選んだらよいのか、ということを知りたくて、私はいろいろな人に聞いてみたり、本を探してみたりしました。これにはけっこう時間がかかって、私自身にとっては手遅れになってしまった知識もあります。(ケガした・・・)
ほんとうは、もっともっと勉強して書き足していくつもりでしたが、今のところこの2項目しかなかった!
なんだか、あんまり役に立ってないですね。でも、とどのつまりは、私はトゥシューズをえらび、買うことしかしてないとも言える・・・
これはもう、お教室によってさまざまであるとしか言いようがないと思います。だいたい、子供は骨がある程度出来上がってくる10歳ぐらい、大人は3〜5年が多いようです。でも、それよりもっとはやくもらえるところもありますから、先生のポアントの考え方次第であると思います。
私が通っていた教室を例に取ると、まずバーレッスンだけポアントを履いてみて感じをつかむというやり方を取っていた先生は1年経ったところでポアントを履かせていました。この先生は非常にポアントの教え方がしっかりしていて、細かく見てくださるので、バレエ歴1年でポアントを履いても危ないことはなかったと思います。別の教室では、だいたい3年目くらいでポアントを履かせていました。こちらの教室では、だいたい発表会の時期に合わせてポアントを与えていましたが、まずバレエシューズと同様の履き方でトゥシューズを履き(つまり、フルポアントでは立たない)、足の筋肉が強くなってからフルポアントで立たせるようにしていました。この方法は、本当に足が強くなります。でも、バーレッスンではポアントに立ってはいけないクラスだったので、自主訓練ででバーを用いたポアント練習をしていましたが、いきなりセンターで立つのはややきつかったです。
結局、ポアントを履く時期については、指導してくださる先生のやり方によると思います。本当は3年くらい経ってバレエシューズできちんと筋肉を使えるようになってからが正しいのではないかと思いますが、すごく早い時期にもらっても先生がそれをわかって指導してくださるのなら問題ないと思います。ちゃんとした指導があれば、ポアントで立ってみるのは正しい筋肉の使い方や引き上げの感覚をつかむ手助けにもなると思います。
ただし、子供の場合は成長の問題がありますから、何年やったらというより、からだがある程度しっかりしてからでないと骨や腱の変形・障害がおこる可能性がありますので、あまりはやくに履くのは危険だと思います。参考までに言うと、実際に骨が完成するのは20歳を越えてからですから、子供の骨がいかに未熟であるかは想像がつくと思います。
はじめてのトゥ・シューズを買うときのドキドキ、忘れないですねぇ。私はトゥ・シューズを履いていいよと言われた夜はうれしくって眠れませんでしたが、買いに行くときもわくわくものでした。でも、じつはこれは最大の難関。きちんと買わなければ、自分で調節して履くのも難しくなります。
まず大事なことは、初めて買う場合はお店の人に初心者用の靴を出してもらうことでしょう。どこのお店でも必ず1種類は置いています。チャコットで言えばコッペリアUかベロネーゼUだと思います。他はシルビアのサテントップや、あるお店ではアビニヨンを薦められました。可能であればお店で一番トゥ・シューズに詳しい店員さんをつかまえて一緒にみてもらうとよいと思いますが、かえって混乱することもあるので、やっぱり自分がある程度合わせ方を知っている必要があります。でも、先生が合わせてくださるのならそれが一番だと思います。
トゥ・シューズで合わせなければならないのは、まず足の大きさ(サイズ)と足の幅(ワイズ)、それから足の形と底の形です。足の形と底の形は、まだ研究途中なので、まぁ参考です。人よっては気にしなくても良いのかもしれません。底の硬さは、実際に履いてみないとどういう硬さが自分に合うのかわかりませんが、初心者用はたいてい硬くはないと思います。そうそう、合わせる前の注意点としては、レッスン後または夕方に行くのがベストということです。足はだんだんむくんでいくものですから、一日のうちで一番足がほっそりしているときに合わせた靴では、レッスン中に必ず苦しくなると思います。これは普段の靴を合わせるときと同じですね。
サイズ:パッドを入れる人はその分大きくしなければなりません。パッドの厚みによっても変わりますが、お店にはだいたい試着用のパッドが置いてありますし、自分の愛用のパッドがあればそれを持参して合わせるとよいと思います。タイツの厚みもありますから、本当はバレエ用のタイツをつけた状態で合わせるのが理想です。たいていは試着用靴下がお店にあると思います。
まず、トゥ・シューズを履いてやることは、2番ポジションでドゥミ・プリエ。バレエショップ内なので、たぶん恥ずかしくはないです・・・。この型は一番足が伸展されますので、一番靴の中がきつくなります。この状態で、爪先が靴に当たっていないか、痛いところはないかを確認します。あと、クララで読んだチャコットのトゥ・シューズ講習会によると、靴のかかとをひっくり返して片足をフルポアントにして、自分のかかとと靴の中敷のかかと部分が合っているかを確かめるようです。ア・テールでは、トゥ・シューズを履くと自分のかかとの部分に靴の底板は届きませんが(つまり布の部分が当たる)、ポアントに立つと底板はきちんとかかとの位置と合うようになります。しかし、私が今一番足に合っているはずの(と思っている)トゥ・シューズでやってみたところ、底板はやや短いようなので、これは底板がかかとから飛び出さなければ良いのだろうと私は理解しています。飛び出すようでは、さすがに大きすぎますからね。
ワイズ:これも大変。サイズとワイズは一緒に合わせなければなりません。サイズが合っても、ワイズをひとつ上げると、また変わってきてしまうからです。具体的な話をすれば、私はシルビアのサテントップのC幅25cmでサイズはジャストですが幅はきつく、E幅の24.5cmでジャストフィットです。E幅の25cmではゆるすぎになってしまいます。
ワイズは、店員さんや先生に聞くことはできません。靴の中は自分にしかわからないからです。それでも、足指が縮こまっていないかということは聞いてくれます。靴の中で指が重なってしまったり、1oも動かないのはちょっときついかもしれません。ワイズを上げて、かかとが緩むようならサイズは下げます。また、トゥ・シューズは履いていくうちに型が崩れて幅が広がってきますから、それも考慮しなければなりません。トゥ・シューズの足先を覆うボックスの部分を軽く上から押さえると、幅がちょっと広がりますので、この状態で合わせます。実際に履くときには、新品を下ろすときにこの部分を軽くもんでから履きますから、この状態で合わせるのが正しいのではないかと思います。
さらに、ちょっとこれはお店の人に怒られそうなんですが、ドゥミ・ポアントに立てるかどうかも見たほうが良いと思います。足の指が全く広がらなければドゥミ・ポアントで立つことはできませんから、そういう靴はきつすぎます。
足の形:これはその人が持って生まれた足全体の形です。爪先のエジプト型とかギリシャ型とかいう話ではありません。足幅の狭い人は、たぶんわりとスリムな直線的な足をしているのではないかと思います。私は日本人に多いというしゃもじ型の足です、たぶん。もちろん、形が合っていなくてもワイズとひもの締め具合で調節できますが、足の形に合ったトゥ・シューズを履くととても楽に感じます。
しゃもじ型のトゥ・シューズには、チャコットのベロネーゼU、スワンがあります。アビニヨンもそうだと思います。直線型は、コッペリアがそうだと思います。シルビアのサテントップはこの仲間かなーと思うのですが、私の足はなぜかコッペリアは拒絶するのにサテントップはOKなので、ひょっとしたらしゃもじさんかも。
ここでまず伝えたいのは、まず、それぞれのタイプによってワイズ・サイズの選び方は変わってくるということ。この間この靴の○cmできつかったから今度はこっちの靴の○+●cmにしよう、というふうに買うと失敗することがあるということですね。まぁ、これは靴の種類が違えば当てはまることですが。
もうひとつは、やはりなるべく足に自然にフィットする靴を選んだほうがいいんじゃないかなーということ。でも、これは、特注でもしない限り自分に完璧に合った靴なんてないし、どこかで妥協しないといけないし、そもそも足の形と靴の形が合うかなんてやっぱり履いてみないとわからないんじゃないかと思うので、まぁほんの参考。
底の形:私はこれは合っていないことも一因で、足底を痛めました。底の形には、まっすぐなものと爪先にカーブがついているものがあります。ポアントにしたときに甲が出る人は、たぶんまっすぐな靴を履いていると靴底にものすごく引っ張られることになりますから、足の力が弱いうちはカーブのついているものの方がよいかもしれません。ただし、まっすぐな底のほうが、ポアントに立ったときに安定はするように思います。まぁ、どちらにしても、足が強くなれば問題はないのでしょう・・・。これは、今後の研究。
とにかく、トゥ・シューズは自分の足の形に、どこから見ても合っていてほしいということですね。