手術するまでの出来事
透析中は食事制限などで生活を束縛されまくった。
とくに旨い物が食えないほど、つらいモノはない。
この頃の俺は、いつもイライラしていたような気がする。
そんな俺を見かねた親父は、俺に腎臓を提供すると言ってくれた。
そして移植外科の方へ家族で行って、話をいろいろ聞いた。
話を聞いて期待半分、不安半分の状態になってしまった。
俺は自慢じゃないが、手術は何回も経験がある。
自分一人なら全然平気だろう。
だけども今回は親父も巻き込んでの手術なので、もしこの手術後に親に何かあったらと思うと不安だった。
そんな不安を抱えながら入院の日を待つこととなる・・・・
ふう・・・
H11 2/7
いよいよ入院の日がやって来た。
不思議なことに、俺は不安も気負いもなかった。
ただ、親父は初めての手術でかなり不安なのか、いつもより口数がかなり多かった・・・・・
入院すると早速、手術前検査の日程を聞かされる。
なかなかの過密スケジュールじゃ・・・・・
いろいろな検査があるもんだと感心したが、精神科でカウンセリングも受けるのには少し驚いた・・・
おバカがバレたら、どないすんねん!!
他にも視力検査や耳鼻科、歯医者に行って抜歯もした。
レントゲンはほとんど毎日、他には血液検査や心電図なんかもやり、いよいよ一番イヤな胃カメラをすることになった。
う、うう・・・げ〜〜〜
まさに気分はそんな感じだったが、なんとか吐かずに終了。
そして数日後、全ての検査結果から手術する分に何も問題が無くなったことを先生から説明を受けた。
いよいよ手術日も迫ってきた。
この頃になると親戚や友人達など、お見舞いに来てくれる人たちが急増する。
手術後の隔離生活でしばらくみんなと会えなくなるので、今の内に会話を楽しんでおこう・・・。

H11 2/17
いよいよ手術当日。
さすがに、なんか周りではバタバタしてる・・
そして手術室に運ばれ麻酔を打たれた。



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