「急性リンパ性白血病」は血液の病気です。
なので、のけぞるような強い痛みというものはあまりありません。
しかし、なんといっても薬による副作用というものと闘っていかなければなりません。
副作用といっても誰もが同じような症状があるわけではありません。
人によっては、ほとんどでない人もいれば、激しい苦痛を強いられる人もいるようです。
彼女に起こった副作用をとりあげてみました。
薬の副作用なので「治るため!」という強い意志が患者と付き添う人に必要です。
励ましや時には強い口調で言い聞かせ見守っていく必要があります。
見ていて本当につらそうで見ていられない・・・できることなら変わってやりたい・・・
そういう日もありますが、見守り励ましましょう。それが心強く感じるようです。
<良子に今まで起こった副作用>
嘔吐(おうと)
ありていに言えば「食べたものを吐くこと」ですね。これが一番つらいのではないでしょうか?
強い薬を使うようで日に2,3度続くこともあります。朝起きて歯磨きをしている時に吐いてしまった
こともあるようです。胃が空でもいっぱいでも関係ないようです。
腹痛
食事の後に薬の袋の束をみて、その多さに驚きます。いくらなんでも胃がやられてしまいます。
気持ち悪いムカムカしか感じが続くようです。
微熱・発熱
毎日決まった時間に体温を測るのですが、37度くらいの微熱がずっと続いている日が
何日か続いて、いつも氷枕をしていました。高熱になることは少ないようです。
髪の毛が抜ける
抗がん剤の副作用らしいのですが・・・不思議です・・・。どういう作用でこうなってしまうのか・・・。
彼女も例外でなく先日髪の毛がなくなってしまいました。どうやら髪の毛だけにとどまらず、
最終的には体中の毛が抜けてしまうようです。(知りませんでした)
本人も覚悟していたとはいえショックだったでしょう。女性ですから、「髪は女の命」とも言いますし・・・。
一気にバサッと抜けるわけではありません。寝てる間、シャワーを浴びた時、普段よりもかなり多い
ペースで一本ずつ抜けていきます。その量が多くて拾い上げるのも面倒くさくなって自分から
覚悟を決めて剃ってもらったそうです。
絶対に笑ったり、ひやかすのは止めましょう。病気なのですから理解しましょう。そのことを
理解できない人はお見舞いに行くのをやめたほうがいいのかもしれません。
肌が黒くなる
黒くというと真っ黒という感じですが、事実普通より黒ずんだ感じになります。血液の関係だからでしょう
か?日に焼けたのとはまた違う黒ずんだ皮膚の色になります。
手の先がしびれる
手の先が常に正座した後のようにしびれてしまうようです。ひどくなると字を書いたり、箸を使ったり
という事が困難になります。付き添う人が出来る事は出来るだけしてやって負担を減らしてやる必要
があります。
無気力状態
これは副作用じゃなくて「精神的なもの」「心の問題」じゃないか?とおっしゃる方がいるでしょう
が、副作用らしいのです。最初の頃、何を話しても表情が変わらない、という日が多かったです。
彼女が好きなラジオ番組を録音したMDを渡したのですが、聞いても「おもしろい事を言っている
のは分かるけど、笑うのもしんどい」と言うのです。「テレビも見る気にならない。何もしたくない
。興味もわかない」副作用とは考えにくいですが、理解が必要です。無理強いは止めましょう。