●コラーゲン被覆材を用いた歯槽膿漏治療●
近年、歯牙保存への著しい進歩がもたらされるようになり、歯周及び歯牙の保存のための
再生療法、自家移植(自分の埋伏智歯を抜歯した所に用いる事)、再植(外傷などで脱落
した歯)などが適切な処置のもとで行われています。
最近ではコラーゲン被覆材が応用され、新しい再生療法が行われています。
コラーゲンは生体適合性に優れ、抜歯した直後に使用したり、歯槽膿漏で動揺している歯
牙の周囲に用いることで上皮形成や肉芽形成を促進します。
これにより創傷治癒が早まり、痛みも軽減します。

コラーゲンを用いた歯周炎の治療例

左の写真は、1998年6月に来院された64歳の
女性で、深い歯周ポッケットと炎症を伴った歯周炎
の患者さんです。
歯周炎によって壊された歯周組織がある部分の歯
茎を剥離させて、その歯根の周りにコラーゲンを適
度な大きさに削ったものを詰め込む手術を行いまし
た。写真は、術後1ヶ月の経過をおいて撮影したも
のですが約3ヶ月間治療し、その状態で2000年
4月現在も現状を維持しております。

(写真上 治療前:写真下 治療後)
コラーゲンを用いる他に、薬を利用する方法もあります。歯周病は真菌類(カビ)と細菌類の混
合感染症であることが解りました。
人間の何らかの抵抗力の減退や病気、抗腫瘍剤、ステロイド、生活の乱れ、喫煙、老化、免
疫抑制剤の投与、もしくは何らかの原因で正常細菌叢が乱れたとき、カンジダアルビカンスと
いうカビが齒肉に付着し、菌糸状となって酸性環境に変わり、う蝕(虫歯)の原因や慢性的炎
症が生じるため齒肉炎になります。
このため抗真菌性剤の投与とブラッシングによる治療も見られますが、これも一つの方法です。



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