2人の軌跡

私達が付き合って2年と半年
一緒に暮らし始めて2年になりました。
2人の今までのこと、ここに残しておきたいと思います。


★出逢い★

2001年2月、私さくらが某出逢い系サイトにFTMの彼氏募集の書き込みをしました。
何通かきたメールの中にひろからのメールもあったんだ。
"宮城県に住む24歳です"ってね。
その時思ったことは"あ、実家に近いかなーってコトだったかな。
ひろはといえば、実のところモトカノが沖縄の人とメールしてるのを知って、
そのあてつけに北海道に住んでた私にメールしたみたい。
私は私でモトカレを忘れてなかったし。
ひろは私に彼女とは別れたなんて言ってたもんね。
一時は私からひろとのメールを終わりにしようと思って
返事返さないときもあったけど、
またひろからメールがきたから続けることにしたんだよね。えへへへ。

初めて電話したのが17日の私の誕生日。
ひろがお祝いにとか言って電話番号教えてくれて
私も教えたらかかってきたんだよねー。
もう出るのドキドキ!!ひろもドキドキだったみたい。
そして2月21日私達はつき会うことになったんだよね。
ひろは密かに二股だったけど・・・。

その日にひろが写真送ってくれることになって
届いたらみるのにもっとドキドキ!!
だけど写真見たら思わず『キャ〜』って叫んじゃったんだよね。
どんな顔とか全く予想できないでいたから、一目見て『かっこいい』って思ったんだ。
それからかな。急速にひろに惹かれていったのは。
そして私は実家に帰ることを決めたんだよね。




★初対面★

私達が初めて逢ったのは、私が実家に帰った3月2日正確には3月3日かな?
本当は逢うのは1週間先だった。でもひょんなことからひろが実家まで
迎えにくる事になった。しかも通ったことのない道を約4時間もかけて。
最初は来るなんて信じなかったけど、徐々に近づいて来る距離に
私は緊張が止まらなかった。

午前4時過ぎ、「着いたよ」と電話が来た。
部屋のカーテンの隙間から外を覗いてみた。
いた!私は急いでひろの車へと向かった。
車にはついたけど、なかなか私に気づかないひろ。
ちょっと覗いて見たら気が付いた。ドアを開けるとき、緊張は頂点に達してた。

ドアを持つ手が震える。思いきって開けてみた。
そこには写真で見たのとはちょっとだけ違うひろがいた。
「ハジメマシテ」私がいう。「どうも」ひろがいう。
そして私は車に乗り込み、ひろの実家のある宮城県へと向かった。
車中、私とひろはいろんな話をした。でも実の所眠くて何を話したかまでは覚えてないの。         
覚えてるのはひろがあんまり私の顔を見てくれなかったってことかな。
ひろ曰く、恥ずかしかったんだって。私も恥ずかしかったけど、やっぱり顔見ちゃうんだよね。        
途中私は眠気に負けて寝てしまった。そしてとうとうひろの家に着いた。

ひろの家にいって私達は初めてのキスをした。
実は2人きりじゃなかったからひろの不意打ちな行動にすごくドキドキ。
ひろの顔が近づくにつれて「あ〜キスされる」と思った(>_<)
それから夜はひろの友達とカラオケに。これもまた緊張したよ。
だって歌うまくないから。

そしてその夜に・・・私達は初めて愛し合ったんだ。



 

★中距離恋愛★

それから毎週末私の実家とひろの実家を行ったり来たり。
私はひろに逢えるのが嬉しかった。
逢うたびにどんどんひろを好きになっていく自分がいた。それでもケンカも結構したな。
ひろがモトカノと浮気してたこともあったしね(1度だけだけど)
別れ話も何回も出たよね。いつもひろからだったけど。私は言い出せなかったんだよね。

1番危なかったのはひろが私のことを重く感じていた時。一緒にいてもふと態度が冷たくなったりしてさ。
ひろの1番の友達に間に入ってもらって話をした。

次の日お互いに手紙を書いたね。全くの偶然で。2人とも相手が書くとは思ってなかったから驚いたよね。
ただ、素直な気持ちを伝えたかっただけだったから。
ひろからの手紙が届くまで私は1日中緊張していた。
夢にまで出てきたぐらいに。
私の手紙の方が早く着いて、ひろからの手紙が来たのはその2日後。
読んだら泣けた。ひろが私を本当に想ってくれる事がわかったから。
愛されてるという事が伝わったから。
嬉しくて嬉しくて、その夜ひろが来るのが待ち遠しかったんだ。
出会えたのがひろで本当に良かったって心の底から思った。     

そして・・・実は実家に帰ってから私は父との折り合いが悪くなっていたんだ。
私のやる事に全てダメ出しをして、ケチをつけていた。
就職先も実家に帰ってからずっと探していたものの、なかなか決まらなかった。
平日は毎日と言うほど職安へ通い、週末ひろと逢っていた。
面接も何件も受けたけど、受からずにいた。正直私は焦っていた。
ひろが仕事していることで肩身が狭いと感じた事もあった。
私なりに探しているのを父は知っていても、自分に相談をしない事をいつもグチグチ言われていた。
私にしてみれば自分自身の事なんだから相談なんてする必要がないと思っていた。
そんな父と一緒に住むことに私は限界を感じていた。何度か宮城での就職も考えたが資金がなかった。
父の反対もすごかった。それでも限界を超えた私は寮付きの会社を探して面接を受ける事にした。
そして受かったのだ。嬉しかった。
やっと父と離れられる。ひろの近くに行ける。早々に私は引っ越しをした。