●男性ホルモン(フリーテストステロン)の働き
男性更年期のキーポイントがフリーテストステロンだ。
女性の場合は、女性ホルモンの中でもエストロゲンが主役になって
いたが、男性の場合は、テストステロン全体の総合的な減少が男性
の更年期の基本的な定義でもあるらしい。
それでは、一般的に男性ホルモン(テストステロン)とはどのような
働きをするのだろうか?まず「男をつくる」
精力を旺盛にし、自信をつけ、毛深さやフェロモンという体臭を醸し
出す。また精子の生産にも関与する。人の脳も形成し、創造力や
知性、思考パターンなども支配する。さらに中高生になれば
心臓病や老化を防ぐといった働きをする。
つまりテストステロンの数値の高い男性は、精神力で、支配的
攻撃的。したがって、出世する可能性も高いといわれている。
テストステロンは人生で成功していると感じる時に生産が促進され
る。反対に退屈したりストレスがかかり過ぎたり、自分が負けている
と感じる時には抑制される。
女性にとってはエストロゲンという女性ホルモンが大きく作用する
ように、男性にとってその一生にテストステロンはかなり大きな影響
を与えるといってもよい。
女性の場合は卵巣を、男性の場合は睾丸を刺激するホルモンは
脳の中心の脳下垂体から出ている。だから、ホルモンが足らないと
精巣や卵巣から刺激ホルモンが出るのだが、すでに機能が低下し
ているので肝心のホルモンが出ない。そこで刺激ホルモンを一生
懸命分泌しようとするから、脳下垂体が興奮状態になるのだ。
そのうえに、体内でホルモンのチェックをしてバランスをとる視床
下部が、自立神経中枢の近くにあるため、そこから、様々な精神
症状、自立神経失調症、その他の身体的症状が出てきて、大脳
が混乱を起こすのだ。
更年期とはまさに、ホルモンの混乱状態期ともいえるだろう。 |