ストレス

●ストレス

人は、ストレスを受けるとまず警告期があり、疲れたとか体調が悪
というような自覚症状が出てくる。血圧に影響が出たり、肩こりで
悩むのもこの時期だ。

 これを我慢してさらにストレスを受け続けていると抵抗期に入る。
この時期は、疲労感が興奮にかわったりする。徹夜明けに以上に
興奮するのも、この抵抗期なのかもしれない。

 体は興奮気味になり、血圧の変動は激しく、血糖値も増える。心臓
や胃にも負担が出てくるが、本人は興奮しているせいもあり、ます
ます「やる続けて」しまうのだ。

 次に疲弊期が訪れる。この時期になるともはや疲れきってしまい
踏ん張りもきかなければ、集中力もなくなり、本当の病気になって
しまうから、注意が必要なのだ。俗に「燃え尽き症候群」だ。

 ここまで行き着いてしまうと、完全にガス欠状態。おいそれとは
立ち直れず、リカバリーも難しくなり時間もかかる。

 仕事上でのストレスが続くと、情熱がなくなり、生産性も低下する。
疲労感など肉体的な自覚症状に続いて、解決できそうな問題でも
考え込んだり、怒りっぽくなったり、くよくよ思い悩んだりする。

 ストレスが原因で起こる代表的な病気に「うつ病」「心身症」
「神経症」がある。中でもうつ病は、「こころの風邪」と呼ばれるほど
一般的に起こりやすい病気だ。

★職場風土による行動制約・職務からくるストレスとして
  ・仕事の量が多すぎる。
  ・仕事の量が少なすぎる。
  ・仕事が困難すぎる。
  ・仕事が単純すぎる。
  ・時間的制約が厳しい。 など。

★昇進と将来性に関するストレスとして
  ・昇進が早すぎる。
  ・昇進が遅すぎる。
  ・安定性のない職場の将来不安。
  ・未来に対する希望がない。 など。

★組織内での役割に対するストレスとして
  ・役割があいまい。
  ・役割の葛藤。
  ・参画できない。 など。

★職場の人間関係からくるストレスとして
  ・上司との関係。
  ・部下や同僚との関係。
  ・権限の委任不十分。 など。

つまり、このようなストレスを必要以上に強く感じ続けると男性ホルモ
ンに抑制がかかりやすくなる。

■ ストレス指数

 ストレスの原因になることには、プラスにつけマイナスにつけ
いろいろある。下の表は、ストレスの大きさを数値化し、ストレス指数
(ストレス値)として表したものだ。

 ストレス指数の最大を100とするならば、配偶者の死が100
これに続いて離婚・離別・家族の死なそが圧倒的に高い指数となって
いる。過去一年間に当てはまるこれらのストレスの値の合計が300を
超えるようなら、今後二年間に病気などを起こす可能性は80%になる
という。

出来事
出来事
 1.配偶者の死828319.法律的トラブル5451
 2.会社の倒産796820.友達の死5166
 3.離婚707321.抜擢による配転5450
 4.会社を変わる665922.上司との衝突5246
 5.転職646023.職場の人間関係5053
 6.左遷625924.結婚5050
 7.会社の建て直し645125.家族が増える5045
 8.ケガや病気606226.子供の独立5039
 9.会社が吸収合併634827.定年退職5143
10.単身赴任605628.性的問題・障害4746
11.仕事上のミス606029.夫婦げんか4747
12.多忙による過労596030.借金4553
13.家族の大変化595931.引越し4739
14.収入の減少595932.睡眠時間の変化4449
15.人事異動595533.仕事の予算不足4642
16.配置転換585334.同僚との衝突4345
17.労働条件の変化565535.住宅ローン4351
18.大金の借金5563