幻の廃盤(?)タンポン不完全全集

今は滅んでしまった、或いは殆ど絶滅の憂き目にあっているタンポンを紹介するページです。ここにあるのは現在我が家にあるものだけです。
もし、他にもあるぜ!という場合は、資料を送って下さると幸甚に存じます。
ここに載っている一部のタンポンの写真と情報を以前送って下さった方がいらっしゃったのですが、マシンクラッシュ致しまして、原本が無くなってしまいました(すみません)。ですが、そのおかげで自分で見つける事が出来ました。平に平に感謝致します。

 

タンパックスコンパクト(タンブランズ・カナダ・インク)

 左がスーパー(緑)、右がレギュラー(ピンク) トランスフォーメーション後

タンパックスを探して古めの薬局を探索中、偶然見つけました。あったらしい、とは噂に聞いていたタンパックスのコンパクト!
日本の本家シービックとこの「タンブランズ・カナダ・インク」との関係はとうとう分からずじまいでしたが、多分シービックが米のタンブランズでこちらはカナダのタンブランズにお世話になっていた模様(相当推測ですが、多分間違っていないと思います)。
実際、水色箱タンパックスとの共通点は一切無し。こちらは外装もビニールですし、アプリケーターもプラスチック。見てくれは、非常に現在の「ソフィコンパクト」に近いです。四本入りの箱が二つ組で八個セットな事、先端の切れ目の形が×な事、真ん中の持ち手に括れがなくただ印が書いてあるだけな事、…ソフィとの違いはこれくらいです。
ただ、一つだけこの商品は不思議な点がありました。ソフィみたいに組み立てた時「ぱちん」と音を立てて填らず、少し「かくん」となるだけなので、「これは、押したら戻るんじゃないか?」と不信を抱き、思い切り押してみました。ところが、これが戻らないのです。どういう仕掛けになっているのだか分かりませんが、押しても押しても戻りません。未だにこのからくりが分かりません。一度、分解してここでもう一度書いてみたいと思います。

最後に、これを発見した薬局のお母さんに「タンパックスって、もう売ってないんですよねえ」とカマをかけた所、
「そう、これって普通の店にはもう無いのよ、だから特価で出してるの(原価の二割引位で売っていました)」
価値が分からないというのは…と首を横に振りながら嘆息しましたが、よく考えたら一般の人はタンポンが幾ら珍しいからとて感嘆したりはしないのだと再確認した日でもありました。

ハクジウタンポンデラックス(白十字株式会社)

ハクジウ表(?) ハクジウ裏(?) ハクジウ分解図

Mさんにご協力頂いて送って頂きました。噂すら聞いた事のない超がつく謎のタンポンです。
白十字株式会社の歴史なども紐解いて見たりしたのですが、それらしき記述がありません。ナプキンに関する記述はちょっとあったのですが・・・。写真は左からパッケージの表と裏(どちらが表で裏なのかは実はよく分かりません)、分解した本体です。外装・アプリケーターはタンパックスのように紙製。でも不燃性ぽく水には流せそうもありません。
びっくりしたのはこのアプリケーターの構造!写真ではどうも巧くとれなかったので、拙いですがちょっと絵に描いてみました。

ハクジウ図解

左側先端の黄色い部分が何と「タンポン本体」。なんとアプリケーターが純粋な筒状のものなのです。こんなのは初めて見ました。これじゃさぞかし少ない日は滑りづらかっただろう、入れる時にアプリケーターがずれる事だってあっただろう、と今は販売してないとは言え心配しました。
こんな貴重かつコアなものを譲って下さったMさんに心から感謝致します。

シャンポンヤング(ジェクス)

シャンポン箱  シャンポン本体 シャンポン棒

手元に有るけどテストランしたくないタンポン(笑)。
左から箱、本体、挿入用の棒です。形態は「セロポン」と同じ「ロケット花火型」。
売りは、カプセルのようなパッケージの中に潤滑ゼリーが満たされた上、そこに浸かる本体が水溶性フィルムに包まれていて、「楽に入れられる」ことだそうです。
何故テストしてみたくないかというと、見つけた薬局が壮絶な所だったので(値段も自分で把握できないような店員がやっていた(笑))、いつ仕入れられたのかもはっきりしない為、この商品の売り物である「なめらか潤滑ゼリー」の品質に余りにも危険性を感じた為です。臆病ですみませんが、体に入れるもんなので・・・。
作られた年は同じく不明です。説明書が写植打ちな事や、「シャレた」「生理用綿球」などの言葉使いから察するに、90年代では無かろうと思われます。憶測ですが。

最近、スーパーも見つけました(上写真)。特筆すべきはその箱の大きさで、レギュラーの1.5倍はあります。中身のタンポン本体はそんなに変わらない大きさなのですが・・・。

エルディタンポン(アプリケータータイプ)(ライオンバージョン)

エルディ(新)箱 エルディ(新)箱バック 
エルディアプリケーター エルディアプリケーター分解図   エルディ(新)袋

上は箱の表裏、下左から本体、本体分解後、外袋です。
実は、直ぐ下の「アンネバージョン」と中身は全く同じなのです。違うのは、こちらは発売製造両方とも「ライオン」、下は製造が「アンネ」なのです(実に些細な違いですが・・・)。パッケージから察するにこちらの方が新しいようです。
アンネはもう生理用品を作ってないのでしょうか(ちょっと現在調べ中です)。
アプリケーターの真ん中に切れ目が入ってるので、ちょっと心なしか押した時ふらつきます。チャームソフトが組み立てた後も比較的しっかりしてるのに比べるとちょっと頼りないかなという感じがしますが、好みでしょう。この切れ目は軽量化を図ったのでしょうか?
エルディがこのコンパクトを止めてしまったので現在アプリケーターコンパクトタンポン界はチャームソフトの完全独占状態になっております。

エルディタンポン(アプリケータータイプ)(アンネバージョン)

エルディ(古)箱 エルディ(古)箱バック
エルディ(古)袋

上で前述しました通り、こちらは「製造・アンネバージョン」です。
といっても違うのは箱と外袋だけで、中身は全く同じ物です。切れ目の入ったアプリケーターも組立も全く同じです。
説明書に「お問い合わせはライオンに」とわざわざ振ってあるところを見ると、上のデザインに移行するちょっと前なのでしょう。

オービータンポン(ジョンソン・エンド・ジョンソン)

オービータンポン箱  オービー本体  オービーフィンガーベール

左から箱、本体、フィンガーベールです。
フィンガータイプは今市場に出回っているのは全て説明書の裏にフィンガーベールが貼り付けてあるタイプばかりなので、この別袋入りフィンガーベールはちょっと新鮮でした。
説明書も、フィンガータイプにしてはとても詳しく、「女医さんのアドバイス」など、痒いところに手が届く作りになっております。フリーダイヤルのタンポン相談室なども設けてあります(今でもあるのか定かじゃないので詳しい事は載せませんが)。
これもちょっと歴史が不明。ただ、箱に「コード取得年」が書いてあって、「1985年」でした。が、説明書とか外装はそこまで古い感じがしないので、手元にあるこれはそれよりはかなり後の出荷品だと思います。

もどります。