
◆思えばあれは一年前のことでした
もう当たり前のようになってしまって忘れてしまっている方もいらっしゃるかと思いますが、チャームナップはある新商品を市場に送り出しました。
「チャームソフト・フィンガー」
管理人は「とうとうチャームはフィンガー業界にまで手を伸ばしたか」と思ったものです。
そして一年。またチャームのホームぺージに新商品のお知らせが載りました。
今度は、
発売開始から20年のロングランブランド
「チャームソフトタンポン」改良新発売
という見出しで始まる、「アプリケーターチャームリニューアルのお知らせ」でした。
◆「6割を超えるシェア」・・・チャームナップ談より抜粋
チャームソフトタンポンが他のタンポン(自社製の他のものも)に比べると使用率が圧倒的に高いのは知っていましたが、(世の中にはチャームしかタンポンが無いと思っていた人も居た位です)この「お知らせ」の中の一文を読んで、それを改めて思い知らされました。
(本文より抜粋)
1980年に発売を開始した「チャームソフトタンポン」は、使い勝手の良さと機能の高さから大変多くの支持を頂いており、現在ではタンポン市場で6割を超えるシェアを頂くに至っています。
市場の商品のうちたった一種類の商品が6割を占めるなんていうジャンルは相当マニアックな世界ででもない限り珍しいのではないでしょうか。ましてやタンポンは人類の半分を占める女性に必ず起こる「生理」という現象に関わる非常に日常的な道具です。タンポン人口がナプキン人口に比べて圧倒的に低い事を鑑みても壮絶な割合です。
(本文より抜粋)
タンポン市場は毎年継続的に成長を続けていますが、特に若い女性の使用意向が高く、中学生から大学生を対象に行った調査によると、使用経験者は2年前の1.4倍にも増えています。
継続的に成長は何よりなのですが、タンポン使用率が増えたのは「女性就業者数の増加」と「性体験の低年齢化(!)」によって抵抗が和らいでいるのでは、とか言っています。前者はともかく後者は・・・。個人的にちょっと戴けないと思います。処女膜に害は無い害は無いってずっと言ってる訳ですから、処女のお嬢さん達に余計な心配を与えないようにしていただきたいものです。(タンポンメーカーの公式発表なのですし)
◆新チャームソフト「解体新書」
これが、公式発表の「商品特長」です。
(本文より抜粋)
(1) 世界初メッシュ加工の吸収体
膣内を伝う経血をメッシュの穴が素早く取り込み、タンポンの内部まで引き込みます。それに伴ってタンポンが速やかに広がりピッタリフィットして、スキマをつくらずモレを防ぎます。(従来品に比べてモレ率を2割低減)
(2)新ラインナップ「量の少ない時用」
レギュラーサイズより吸収体が一回り小さいので、経血量の少ない時でも取り出しがスムーズです。(取り出しにかかる力はレギュラーの約7割)

上図向かって右が新ラインナップ「量の少ない時用」、以前、「ビギナー」と呼ばれていたタイプです。
前のビギナーは本当にビギナー用と言う感じで細く、多い時にはとてもじゃないけど使えなかったものです。・・・だからこの名前に変えたんでしょうか?新しくなってからはピンク箱を試していないのでまだどの位量の少ない日に耐えられるか分かりませんが、「取り出しなめらか」だそうです。取り出しにかかる力は七割って、そりゃ細いんだから当然では・・・という突っ込みは多分しちゃいけないんでしょうね(涙)。
早速一箱(スーパー。手元に古いタイプのものがスーパーしか無かったので、比較する為に)購入してきて、解体。

中身の見てくれは、大きさもアプリケーターの色もピストン部分の色も、全て同じ。
外装がちょっと変わって、今までは「花柄」だったんですけど、今度の新しい方は外装に「簡易説明書」が書いてあります。(袋の破き方とか、実に簡単なものだけれど)ちょっと親切心を感じました。
公式発表では「世界初メッシュ加工」だそうだけれども、同じメッシュでもナプキンのウィスパーとかソフィとか、ああいう「もろメッシュ」を想像してると外します。一瞬見た時は、「何が変わってんだろう」って感じです。ところが色水吸わせてから接写してみてびっくり。ちゃーんとメッシュになってるんです!

赤丸のところがちゃんとメッシュになっているのがおわかりでしょうか?
ホームページ上ではあんまり重い画像を載せる事は出来ないので、この程度しか出せませんが、もし興味のある方がいらっしゃったら、水をコップに入れ、アプリケーターから取り出したタンポンを入れてみて下さい。はっきりメッシュが確認できると思います。(「実際」の使用後は、色のせいか確認は難しいです)
◆対決!新チャームソフトVS旧チャームソフト
ところで、ここまで華々しくデビューした新チャームソフトは果たしてメッシュの他に何が古いのと変わったのか、せめて吸収力くらいは某ウィスパー風「色インク実験」にて実験してみることにしました。(使用したのは「スーパー」です)
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| (1)コップに青インクを溶かした50ccの水を入れる。 |
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(2)タンポンを入れて30分待つ。 |
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(3)ちょっと吊して水気を切ってから取り出す。 |
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| 旧チャームナップ |
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新チャームナップ |
純粋に「吸収力」だけ比べた結果は上の通り。実験の後残った液体を計ってみると、両方ほぼ25cc(!)で、殆ど差はありません。
もっとも膣の中という狭い空間に入れ、さらりとしているとは言い難い経血を吸い取る道具なのですから、コップに入れた只の水を吸うのとは状況が相当違うでしょうが・・・。
(3)を見ていただくと分かるのですが、「新」の方が液体を全体的にまんべんなく吸収しているのが分かります。旧は下を向いていた方に吸収された液体が溜まる傾向にあります(つまり、この実験では紐の方が上でしたから、普通膣に挿入する場合は紐の方に溜まるということになります)。
下に溜まれば確かに「漏れやすく」なります。再三チャーム公式発表で言っている「モレ防止」とはこの事なのか、と思いました。
◆おわりに
このリニューアル商品に対して何故重たい画像まで使ってぶつぶつ言ってきたのかといいますと、理由があります。これは思ったのは当方一人ではないでしょうが、
なんでお徳用が二本減ってんねん!(40本から38本)
というかなり悲しくなってしまうような動機からなのです(涙)。
二本減った以上、機能がアップしたとでも思わなければむかついて仕方がないでしょう(笑)。小さい奴めとお思いの方もいらっしゃるでしょうが、日常に使う物だけに、減らされたり高くされたりすると頭に来るのです。
「6割シェアの驕りか」とまで考えてしまいましたが、色々解体してみて、確かに新しい奴は色々リニューアルもされているし、説明書も丁寧になっているし、しつこいようですが「二本減った」のも道理か、と自分で自分に言い聞かせておしまいにしようかと思います。余りにも悲しくなってしまうので・・・。
これで普通サイズが8本にでもなってたら黙ってませんでしたが(笑)。
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